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Major Writings of Motoaki Akagawa

赤川元章 あかがわ もとあき 氏の著述。1940年生まれ。1965年慶應義塾大学商学部卒。大学院に進学。博士課程の所定単位履修後そのまま商学部に勤めた。明治学院、帝京大学、千葉商科大学大学院でも教えた。論文執筆は一つのテーマについて長期間に追う独特のスタイル。若い時から追跡したテーマは、順に、リーフマンの貨幣学説、ヒルファーディングの経済学方法論、ドイツ金融資本と世界市場、ドイツ・アジア銀行、チェコの体制転換など。赤川元章webcatplus。同姓同名の執筆者がいないので、CiNiiで著者赤川元章で検索すると赤川氏に絞り込んだ綺麗な結果がでる。

CiNiiで赤川元章

Major Writings of Hiroshi Onishi

 大西広氏の著述目録。1956年生まれ。京都大学大学院出身。立命館大学、京都大学を経て慶應義塾大学。教員インタビュー(慶應義塾大学経済学部)。同姓同名者複数以上あり、同名異字者(宏、弘ほか)あり.

大西広 wikipedia
大西広 enpedia

論説 中国の「保守的自由主義」は真の普遍たりうるか 社会主義理論研究 3-1 2023/11  54-70

単著 「人口ゼロ」の資本論 持続不可能になった資本主義 講談社 2023/09

論説 「西側民主主義」を拒否する中国 中国的政治システムの特徴、起源および課題 季刊経済理論 59(3)  2023/01

単著 ウクライナ戦争と分断された世界 本の泉社 2022/09

論説 マルクスの基本定理、労働価値説および史的唯物論 三田学会雑誌 115(1)  2022/04   1-15

書評 中兼和津次編 毛沢東時代の経済 改革開放の源流を探る 2021年7月 現代中国 96  2022  191-195

書評 松尾匡編著 最強のマルクス経済学講義 季刊経済理論 58(4)  2022/01 14-21

論説 東洋的専制と西洋的奴隷制 西洋帝国主義の民主主義的起源 政経研究 117  2021/12   40-53

単著 マルクス派数理政治経済学 慶應義塾大学出版会 2021/10

動画 ウイグルをめぐる議論の核心と背景 鳩山由紀夫×大西広 2021/09/06


論説 コブ・ダグラス型関数によるマルクス差額地代論の一般化 いわゆる「エンゲルス方式」地代計算論とも関わって 三田学会雑誌 114(1)  2021/04  83-99

論説 マルクス主義におけるエンゲルスの貢献 三田学会雑誌 114(1)  2021/04  1-3

共著 芦田文夫ほか共著 中国は社会主義か かもがわ出版 2020/06

論説 大西(2018)社会運動モデルへの多数決政治の導入とそのインプリケーション 季刊経済理論 57(1)  2020/04  70-76

論説 新興・先進国間の不均等発展、帝国主義戦争モデルと覇権交代のマルクス派政治経済モデル 季刊経済理論 56(4)  2020/01  7-16

論説 限界原理を基礎とした労働価値説 三田学会雑誌 112(1)  2019/04  37-46

論説 マルクス 過去と現在 序 三田学会雑誌 112(1)   2019/04   1-2

論説 労働者階級が社会運動に参加・団結する条件について 「社会的ジレンマ」ゲーム理論の応用可能性 季刊経済理論 55(2)   2018/07  53-57
単著 長期法則とマルクス主義 右翼、左翼、マルクス主義 花伝社 2018/04

論説 民主的改革論の「失敗」とマルクス派の経済政策論 季刊経済理論 54(4)  2018/01 6-13

論説 マルクス派最適成長論の諸次元 三田学会雑誌 110(2)  2017/07  99-111

論説 「資本論」数理化研究の最先端 序 三田経済学研究 110(2)  2017/07 97-98

単著 中成長を模索する中国 「新常態」への政治と経済の揺らぎ 慶應義塾大学出版会 2016/05

共著 八木紀一郎ほかと共著 経済学と経済教育の未来 日本学術会議「参照基準」を越えて 桜井書店 2015/04

動画 来るべき「ポスト資本主義経済」を見据えて Keio University Mita Campus 2015/03/19


共著 金江亮と共著 「人口大国時代」とマルクス派最適成長論 三田学会雑誌 107(3) 2014/10   445-461

共編 碓井敏正と共編 成長国家から成熟国家へ 福祉国家論を越えて 花伝社 2014/10

共著 長砂実ほかと共著 ポスト資本主義を構想する 本の泉社 2014/09

報告 内陸部の経済成長が生む「怒れるウイグル族」 エコノミスト 92(25)  2014/06/03   89-91

論説 近代経済学を基礎としたマルクス経済学 「マルクス派最適成長論」の挑戦 三田学会雑誌 106(4)   2014/01    439-452

単著 中国の少数民族問題と経済格差 京都大学学術出版会 2012/09
同上書評 佐々木信彰 中国経済研究 10(2)  2013  96-100

単著 マルクス経済学 慶應義塾大学出版会 2012/04  2版2015/08  3版2020/04
同上書評 松尾匡 季刊経済理論 49(3) 2013/01  91-93

共著 田添篤史と共著 「マルクス派最適成長モデル」における価値分割と傾向法則 季刊経済理論 48(3)  2011/10  75-79

論説 「北京コンセンサス」を擁護する 高成長型の政府・市場ベストミックス 季刊経済理論 48(3)   2011/10  18-31

論説 「資本論」「帝国主義論」の接点としての今次経済危機 政経研究 95 2010/12 3-8

共著 基礎経済科学研究所編 未来社会を展望する 甦るマルクス 大月書店 2010/09

論説 中国経済の現状から 季刊中国 103   2010   37-44

論説 数学利用におけるマル経/近経問題 季刊経済理論 46(3)  2009/10 34-40

報告 ウイグル暴動の背景と経済格差 エコノミスト 2009/09/01  46-49

単著 現場からの中国論 社会主義に向かう資本主義 大月書店 2009/07

単著 解放前チベット農奴制の状況と解放の効果について 経済論叢 183(1) 2009/01 1-8

単著 チベット問題と何か 現場からの中国少数民族問題 かもがわ出版 2008/06

共著 藤山英樹と共著 経済=統計学:基礎理論の理解と習得 昭和堂 2008/04 

共著 金江亮と共著 「マルクス派最適成長論」の到達点と課題 立命館経済学 56(5・6)   2008/3   43

論説 ラサ暴動の真実とチベット問題再論 季刊中国 95   2008  54-67

共編 碓井敏正と共編 格差社会から成熟社会へ 大月書店 2007/09

報告 北朝鮮で着実に進む「市場経済化」を見た エコノミスト 84(56) 2006/10/31 42-43

単著 中国はいま何を考えているか ナショナリズムの深層 大月書店 2005/12

共著 沈相徳と共著 中国「資本論」研究会12回大会での諸報告とその解説 調査と研究(経済論叢別冊)31  2005/10   73-85

共著 21世紀理論研究会編 資本主義はどこまできたか 脱資本主義性と国際公共性 日本経済評論社 2005/06

論説 市場と資本主義の関係についての史的唯物論的理解について 季刊経済理論 42(1) 2005/04  4-11

論説 現代中国のマルクス経済学 河上肇記念シンポジウム報告書 2005

論説 中国経済の現状をどう評価するか 季刊中国 82   2005    17-26

編著 対中進出企業の現状と問題点 京都大学上海センター 2004

編著 対日進出企業の現状と問題点 京都大学上海センター 2004

編著 中国特需:脅威から救世主へと変わる中国 京都総合研究所 2004/12

共著 山下裕歩と共著 新古典派成長論型マルクス・モデルにおける資産格差と時間選好率格差-ローマー的”搾取”への影響 政経研究 81 2003/11  18-26

論説 北米東部インディアン研究の到達点とエンゲルス「起源」(2)   経済論叢 172(5-6)  2003/11   1-13 

論説 北米東部インディアン研究の到達点とエンゲルス「起源」(1) 経済論叢 172(4)  2003/10  1-19

共著 山下裕歩と共著 「マルクス・モデル」の諸性質と生産要素としての労働の本源性 経済論叢 172(3)   2003/09   38-53

単著 グローバリゼーションから軍事的帝国主義へ アメリカの衰退と資本主義世界のゆくえ 大月書店 2003/08

論説 中国マルクス経済学界の現状 京都短期大学論集 10(1・2) 2003/03 89-121

共著 中国のGDP論争と社会統計学の課題 統計学 2002/09  87-92

共著 山下裕歩と共著 マルクス理論の最適成長的解釈-最適迂回生産モデルとしての資本主義の数学モデル 政経研究 78   2002/05   25-33

共編 三土修平と共編 新しい教養のすすめ 経済学 昭和堂 2002/04

論説 経済学・統計学における西側科学の流入とその問題点 現代中国 76   2002  17-25

共編 碓井敏正と共編 ポスト戦後体制の政治経済学 大月書店 2001/05

論説 鄧小平と中国マルクス主義ーマルクス主義と毛沢東が生み出した鄧小平路線 経済論叢 167(2)   2001/02   1-20

論説 中国少数民族問題への経済学的接近-マルクス主義と民族問題 政経研究 75  2000/11  40-47

論説 新疆ウイグル自治区計量モデルの構造とシミュレーション 調査と研究(経済論叢別冊) 20   2000/10   1-16

論説 中国「大統計」論争への日本社会統計学からの発言 統計学 78  2000/03 47-51

書評 河村能夫編「中国経済改革と自動車産業」 地域学研究 31(1)  2000  361-362

共編 鈴木滋、井内尚と共編 中小企業とアジア 昭和堂 1999/10

論説 アジア危機の計量分析―原因・展望および教訓について 阪南論集 社会科学編 35(2)  1999/09 29-42

論説 An analysis of the Asian Crisis by a Capital-Linked  Muluticoutry Model, The Kyoto University Economy Review 67(1-2)  1999/03 1-9 

共著 基礎経済科学研究所編 新世界市民社会論:ポスト福祉国家政治への課題 大月書店 1999/01

共著 藤山英樹と共著 日米間軍事負担摩擦に関する計量経済分析 政経研究 71  1998/11   27-32

論説 各国通貨単位の資本労働比率変動とマクロ収穫率 経済論叢 161(1)  1998/01  93-107

論説 貿易と資本移動に関するクルグマンのレーニン・モデルとその一般化 政経研究 69 1997/11 43-56

論説 中国「民工潮」の所得格差縮小効果に関する計量分析 調査と研究(経済論叢別冊)14  1997/10   1-14

論説 中国マルクス主義への提言-中共中央党校での報告と討論 政経研究 67   1996/11  191-196

共著 中川満と共著 フーリエ解析による京大環太平洋モデル(ver.2.3)の動学特性解析 調査と研究(経済論叢別冊) 10    1996/04  27-37
論説 京大環太平洋モデルversion 4(KYPAC-4)の特徴と長期予測 調査と研究(経済論叢別冊) 10   1996/04   1-26

論説 中国経済発展における共産党政権の役割と可能性 政経研究 66 1996/03 3-10

共編 大谷禎之介、山口正之と共編 ソ連の「社会主義」とは何だったのか 大月書店 1996/02

共著 関西唯物論研究会編 環境問題を哲学する 文理閣 1995/02

論説 学生の変化とその原因を探る 文系の場合 日本の科学者 29(10)  1994/10  590-593

論説 レーニン不均等発展論の計量経済モデルー戦後日米ASEAN連結計量経済モデルとそのインプリケーションー 経済論叢 154(3)   1994/09  1-23

共編 田中雄三、溝端佐登史と共編 再生に転じるロシア 機関紙共同出版 1993/11

共著 木原正雄、溝端佐登史と共著 経済システムの転換 20世紀社会主義の実験 世界思想社 1993/07

論説 経済学は人間をどう見てきたか 経済セミナー 459   1993/04   21-27

論説 マルクス経済学発想転換のすすめ 経済セミナー 451   1992/08   36-40

単著 資本主義以前の「社会主義」と資本主義後の社会主義 工業社会の成立とその終焉 大月書店 1992/02

共著 野澤正徳、木下滋と共著 自立と協同の経済システム 大月書店 1991/04

共著 林堅太郎、佐中忠司と共著 新編現代の経済社会 21世紀へのトレンドを考える 昭和堂 1991/03
論説 「「政策科学」と統計的認識論」への批判に応えて 統計学 60  1991/03 15-26

共著 小谷義次、置塩信雄、池上惇編 マルクス、ケインズ、シュンペーター 経済学の現代的課題 大月書店 1991/02 

論説 「社会主義」におけるフィリップス曲線と「スタグフレーション過程」 立命館経済学 39(3)   1980/08  334-343

論説 航空宇宙産業の国際的再編について 立命館経済学 39(2)   1990/06  216-232

単著 「政策科学」と統計認識 昭和堂 1989/06

学位 社会統計学における数量モデル研究と統計的認識論 京都大学博士(経済学)1989/01/23

論説 統計的認識における「仮説」の位置付けについて 統計学 55  1988/09 36-51

論説 階級・階層視点による政策提起とその限界性 立命館経済学 37(2)   1988/06  247-259

論説 アダム・スミスの「天文学史」と「科学」の方法 立命館経済学 36(4・5)   1987/12 772-796

論説 社会統計学の中の「構成説」と「反映論」ー構成説と唯物論との両立可能性について 統計学 53   1987/09  1-16

論説 代替的な数量モデル研究の経過と展望 立命館経済学 36(3)  1987/08  420-445

論説 自由主義価値規範への2つの対応としての「ポスト・モダン」と新自由主義 立命館経済学 36(2)  1987/06  1-56

論説 ケインズの道徳哲学と賢人思想ー「若き日の信条」におけるケインズの「反省」ー 立命館経済学 35(5)  1986/12  1001-1040

論説 数学利用と数学論 統計学(49・50)  1986   139-152 

論説 賃上げの有効領域 立命館経済学 34(3)  1985/08  323-330

論説 不均衡調整メカニズムと下放硬直賃金 立命館経済学 34(2)  1985/06 199-210

論説 市場不均衡と動学的調整メカニズム 経済論叢 133(6)  1984/06  457-478

共著 置塩信雄・野澤正徳編 日本経済の数量分析 大月書店 1983/07
   担当 民主的政策の階層別効果ー社会階層別計量モデルによる分析

論説 賃金上昇、間接税および石油ショックの計量分析―供給ショックの諸効果ー 経済論叢 131(6)  1983/06  320-342 

論説 マクロ計量モデルにおける供給曲線の内生化 経済論叢 131(3) 1983/03 144-165

Major Writings of Norio Tamaki

玉置紀夫(たまき のりお)氏の著述目録。 1940年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。同大学院を経て同商学部へ。商学部教授在任中の2004年5月28日に63歳で亡くなった。

共訳 酒井利夫ほかと共訳 キャメロン/ニール著 概説世界経済史 東洋経済新報社 2013/01 

論説 福澤諭吉の近代日本経営史 三田評論1057  2003/05   32-39

論説 起業家福澤諭吉の生涯 渡辺修二郎著「学商福澤諭吉」批判 三田評論1044 2002/03 38-50

単著 起業家福沢諭吉の生涯 学で富み富て学び 有斐閣 2002/04

単著 Yukichi Fukuzawa 1835-1901: The Spirit of Enterprise in Modern Japan, Palgrave Macmillan UK, 2001/09

共著 黒田昌裕と共著 実学日本の銀行 慶應義塾大学出版会 1996/09

共著 オリーヴ・チェックランド、杉山忠平と共著 明治日本とイギリス:出会い・技術移転・ネットワークの形成 法政大学出版局 1996/06

共著 オリーヴ・チェックランドと共著 アレキサンダー・アラン・シャンド考 近代日本研究 13    1996    109-121

学位 Japanese banking a history 1859-1959 慶應大学博士(商学)1995/01/17

単著 Japanese banking : a history 1859-1959, CUP,  1995

論説 ロンドンの松方正義:ロンドン金融市場と日英同盟 三田商学研究 37(1)   1994/04  47-54

共著 Olive Checkland, 西村閑也と共著 Pacific Banking 1859-1959: East meets West, St. Martin's Press  1994 

単著 日本金融史:安政の開国から高度成長前夜まで 有斐閣 1994/09

論説 The Yokohama Specie Bank: 多国籍銀行業務分析 1879-1931  三田学会雑誌 82(特Ⅰ) 1990/09  13-26

論説 Charles Gairdner, 1824-1899 三田学会雑誌 82(特Ⅱ)1900/03  91-102 

共著 ホント、イグティエフ編著 水田洋、杉山忠平監訳 富と徳 スコットランド啓蒙における経済学の形成 未来社 1990/12

論説 堀江帰一のロンドン 近代日本研究(慶応義塾福澤研究センター)7 1990 45-61

論説 近代日本銀行業の出自 三田商学研究 31(5)  1988/12   61-74

共著 米川伸一ほかと共著 概説イギリス経済の形成 有斐閣 1986/04

書評 北政巳著「近代スコットランド社会経済史研究」1985年11月 社会経済史学 52(3) 1986  425-429

書評 高橋泰蔵監修「産業革命期の金融」1984年5月 社会経済史学 50(6)  1985 742-744

論説 1857年恐慌とスコットランド・ユニオン銀行(Union Bnak of Scotland)  三田商学研究 26(4)   1983/10 1-13

論説 イギリス金融史研究の最近の成果と19世紀銀行業の一実態 金融経済 201  1983/08  81-108

単著 The life cycle of the Union Bank of Scotland, 1830-1954 Aberdeen University Press, 1983 

論説 カレドニアン銀行(The Caledonian Bank)の終焉, 1901~7年 三田商学研究 25(5) 1982/12  771-787

共著 渡邊佐平編著 マルクス金融論の周辺 法政大学出版局 1980/09

論説 1830年代後期におけるマーチャント・バンカー マーチャント・バンカー研究(4)  三田商学研究 19(4)   1976/10   60-78

論説 「銀行家回状(The Circular to Bankers)」誌(1836年9月2日号ー同37年6月30日号)にみる1830年代後期のマーチャント・バンカー 三田商学研究 19(1)  1976/04 104-111

論説 1830年代初期の英米貿易とマーチャント・バンカー マーチャント・バンカー研究(3) 金融経済 137   1972/12 67-86

論説 ベアリング商会とフランス公債(1816-1818年):マーチャント・バンカー研究(2)  三田商学研究 14(6)   1972/02   86-125

論説 マーチャント・バンカーの発生過程:マーチャント・バンカー研究(1) 三田商学研究 13(1)   1970/04   107-150

論説 スタンダード石油トラストの形成・展開・「解体」-個別的金融資本の成立過程にかんする一研究 経済学年報(慶應義塾大学経済学部) 10 1967/03 193-246

Major Writings of Hiroyasu Iida

飯田裕康(ひろやす)氏の著述目録。1937年生まれ、慶應義塾大学経済学部教授、経済学史。その後、慶應義塾大学名誉教授。帝京大学でも教えた。ここでは1970年以降で試作した。同姓同名の別人が複数おり、注意が必要。

論説 経済学史研究者としての高橋誠一郎 三田学会雑誌 102(4)  2010/01  637-654

論説 「いのち」の経済思想史:そのいくつかの断面 三田学会雑誌 102(1)    2009/04  23-36

報告 イギリス知性史探求の中間報告-謝辞に代えて 帝京経済学研究 41(1)  2007/12  9-15

論説 「三田学会雑誌」のマルクス 三田学会雑誌 100(1)  2007/04  31-48

共編 高草木光一と共編 小田実著 生きる術としての哲学 岩波書店 2007/10

共編 出雲雅志 柳田芳伸と共編著 マルサスと同時代人たち 日本経済評論社 2006/11

共著 石川叔子と共著 シュンペーターにおける信用の概念ーシュンペーターはなぜ貨幣論を完成できなかったか 帝京経済学研究 37(1・2)   2003/12 97-122

共編 高草木光一と共編 ここで跳べ:対論「現代思想」 小田実ほか 慶應義塾大学出版会 2003/04

共編 高草木光一と共編 小田実の世直し大学 筑摩書房 2001/09   おだまこと

講演録 高橋誠一郎と慶應リベラリズムの伝統 三田評論 1034    2001/04  36-47

論説   マルクス信用論の成立と古典経済学 茨城大学政経学会雑誌 71 2001/03  1-14

編著 飯田裕康編 遊部久蔵著 価値論と史的唯物論 こぶし書房 2000/05

編著 飯田裕康編 現代金融危機の構造 慶應義塾大学出版会 2000/04

書評 坂本正 金融革新の源流 三田学会雑誌 92(4)  2000/01 909-912

共著 慶應義塾大学経済学部編 変わりゆく共生空間 弘文堂 1999/04

論説 市民的共生の政治経済学 都市問題 89(9)   1998/09    3-14

論説 アダム・スミス書簡 スタナップ卿宛 三田評論 1004 1998/07 98-99

論説 擬制資本理論の古典と現代 東京経大会誌 207  1998/01   7-17

論説 古典経済学とpolitical economyの普及・一般化ーNew Political Economyをめぐってー 経済学史学会年報 35  1997/11  114-124 

論説 小池基之先生追想 三田評論 977  1996/02  106-107

論説 経済学とその歴史の理解のために 三田学会雑誌 88(4)   1996/01 622-623 

座談会 with   清水雅彦 杉山伸也 吉野直行 経済学。何を学ぶか 三田学会雑誌 88(4)   1996/01   608-621

論説 金融構造の国際的連繫:わが国金融市場の国際化と関連して 三田学会雑誌 87(2)   1994/07  361-369

共編著 川波洋一と共編 現代信用論の基本課題 有斐閣 1994/06

編著 飯田裕康編 現代の金融 理論と実状 有斐閣 1992/09

論説 リカードウの一書簡をめぐって 三田学会雑誌 85(1)  1992/04  15-30

論説 リカードウの知的世界と経済学ーリカードウの一未公刊書簡をめぐって 経済学史学会年報 30 1992 19-27

論説 スミスにおける貨幣・利子・公債:貨幣的経済の古典的・批判的認識 三田学会雑誌 83(4)   1991/01  840-855

書評 高須賀義博編「シンポジウム<資本論成立史>--佐藤金三郎氏を囲んで」三田学会雑誌 83(2)  1990/07   479-483

書評 桜井毅 イギリス古典経済学説の方法と課題 三田学会雑誌 81(1)   1989/04  186-188

論説 ヒルファーディングの金融資本理論の一側面:銀行と証券の一体化の論理構造 三田学会雑誌 80(5)  1987/12   425-436

論説 信用論史におけるマルクス:流通論批判と信用論 三田学会雑誌 79(2)  1986/06 166-182

単著 貨幣と信用の理論 三嶺書房 1985/05

論説 資本論第3部第5篇(下)その成立と現代   三田学会雑誌76(6)  1984/02 837-850

論説 資本論第3部第5編(上)その成立と現代 三田学会雑誌76(3)   1983/03 437-456

論説 A.スミスにおける資本蓄積と信用:貨幣退蔵・貨幣資本monied capitalの形成をめぐって 三田学会雑誌 75特別号 1983/02  998-1011

書評 森岡孝二 独占資本主義の解明 予備的研究 経済研究 32(4) 1981/10 379-382

論説 貨幣資本蓄積論の構成 金融経済 189 1981/08   1-21

共訳 的場昭弘、山本啓と共訳 アーネスト・マンデル 後期資本主義 3分冊で刊行 拓植書房 1980/08-1981/09

書評 大内力「信用と銀行資本」 三田学会雑誌 72(3)  1979/06  396-398
         → 大内力

論説 ヒルファディングにおける貨幣と信用Ⅱ 「金融資本論」分析・序説 三田学会雑誌 72(2)   1979/04  162-178

論説 手稿「バスティアとケアリ」について 1850年代マルクスの古典派批判への一視角 三田学会雑誌 71(5)   1978/10   802-816

論説 ヒルファディングにおける貨幣と信用:「金融資本論」分析・序説 三田学会雑誌 70(6)  1977/12  598-611

共著 ヒルファディング金融資本論入門 有斐閣新書 1977/11

書評 酒井一夫「インフレ―ションと管理通貨制」 三田学会雑誌 70(4)  1977/08 486-489

論説 スミスにおける信用の把握について:信用論的考察 三田学会雑誌 69(6)  1976/08 457-469

論説 証券市場と資本所有:証券市場基礎理論への一視角 三田学会雑誌 69(4)  1976/04 161-178

書評 谷田庄三「現代日本の銀行資本:金融再編成の論理と現実」 三田学会雑誌 69(2/3)  1976/03  128-129

単著 貨幣・信用論 同文舘出版 1976

書評 奥村宏「法人資本主義の構造:日本の株式所有」 三田学会雑誌 69(1) 1976/01 59-60

論説 「信用の基本規定」をめぐって:一つの覚え書 三田学会雑誌 68(11/12)  1975/12  831-839

書評 下平尾勲「貨幣と信用」 商学論集 43(3)  1975/03  169-175

書評 入江節次郎「帝国主義論への道」 三田学会雑誌 68(4)  1975/04   402-404

論説 「金融資本論」における信用論:ヒルファディングの帝国主義把握との関連において 三田学会雑誌 67(9)  1974/09  739-752

書評 深町郁弥「所有と信用:貨幣・信用論の体系」 三田学会雑誌 66(7)  1973/07 529-532 

学位 信用論と擬制資本 慶應義塾大学博士 1972/03/31

論説 信用制度展開の論理構造 金融経済 126  1971/02   43-73

単著 信用論と擬制資本 有斐閣 1971
同上書評 深町郁弥 世界経済評論 1972/01  75-77
同上書評 高山満 経済研究 23(4)  1972/10  375-377

書評 鎌倉孝夫「資本論体系の方法」 三田学会雑誌 63(11) 1970/11 867-869

書評 中村通義「株式会社論」 三田学会雑誌 63(10)  1970/10  800-803

書評 R.ヒルファディング「金融資本論」1968年版 三田学会雑誌 63(6) 1970/06 519-521

論説 株式会社論をめぐって 信用論の立場から 土地制度史学 12(4)  1970  58-70

論説 株式会社における所有と機能 三田学会雑誌 63(1)  1970/01  99-105

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Profile of Masaki Ina

稲正樹(いな まさき)  稲正樹 wikipedia 1949年生まれ 1973年北海道大学法学部卒 1977年北海道大学大学院法学研究科中退 1994年に北海道大学にて博士号授与。法学博士。 インド憲法の研究:アジア比較憲法論序説 北海道大学博士(法学)乙第4443号 1994...

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