飯田裕康(ひろやす)氏の著述目録。1937年生まれ、慶應義塾大学経済学部教授、経済学史。その後、慶應義塾大学名誉教授。帝京大学でも教えた。ここでは1970年以降で試作した。同姓同名の別人が複数おり、注意が必要。
論説 経済学史研究者としての高橋誠一郎 三田学会雑誌 102(4) 2010/01 637-654
論説 「いのち」の経済思想史:そのいくつかの断面 三田学会雑誌 102(1) 2009/04 23-36
報告 イギリス知性史探求の中間報告-謝辞に代えて 帝京経済学研究 41(1) 2007/12 9-15
論説 「三田学会雑誌」のマルクス 三田学会雑誌 100(1) 2007/04 31-48
共編 高草木光一と共編 小田実著 生きる術としての哲学 岩波書店 2007/10
共編 出雲雅志 柳田芳伸と共編著 マルサスと同時代人たち 日本経済評論社 2006/11
共著 石川叔子と共著 シュンペーターにおける信用の概念ーシュンペーターはなぜ貨幣論を完成できなかったか 帝京経済学研究 37(1・2) 2003/12 97-122
共編 高草木光一と共編 ここで跳べ:対論「現代思想」 小田実ほか 慶應義塾大学出版会 2003/04
共編 高草木光一と共編 小田実の世直し大学 筑摩書房 2001/09 おだまこと
講演録 高橋誠一郎と慶應リベラリズムの伝統 三田評論 1034 2001/04 36-47
論説 マルクス信用論の成立と古典経済学 茨城大学政経学会雑誌 71 2001/03 1-14
編著 飯田裕康編 遊部久蔵著 価値論と史的唯物論 こぶし書房 2000/05
編著 飯田裕康編 現代金融危機の構造 慶應義塾大学出版会 2000/04
書評 坂本正 金融革新の源流 三田学会雑誌 92(4) 2000/01 909-912
共著 慶應義塾大学経済学部編 変わりゆく共生空間 弘文堂 1999/04
論説 市民的共生の政治経済学 都市問題 89(9) 1998/09 3-14
論説 アダム・スミス書簡 スタナップ卿宛 三田評論 1004 1998/07 98-99
論説 擬制資本理論の古典と現代 東京経大会誌 207 1998/01 7-17
論説 古典経済学とpolitical economyの普及・一般化ーNew Political Economyをめぐってー 経済学史学会年報 35 1997/11 114-124
論説 小池基之先生追想 三田評論 977 1996/02 106-107
論説 経済学とその歴史の理解のために 三田学会雑誌 88(4) 1996/01 622-623
座談会 with 清水雅彦 杉山伸也 吉野直行 経済学。何を学ぶか 三田学会雑誌 88(4) 1996/01 608-621
論説 金融構造の国際的連繫:わが国金融市場の国際化と関連して 三田学会雑誌 87(2) 1994/07 361-369
共編著 川波洋一と共編 現代信用論の基本課題 有斐閣 1994/06
編著 飯田裕康編 現代の金融 理論と実状 有斐閣 1992/09
論説 リカードウの一書簡をめぐって 三田学会雑誌 85(1) 1992/04 15-30
論説 リカードウの知的世界と経済学ーリカードウの一未公刊書簡をめぐって 経済学史学会年報 30 1992 19-27
論説 スミスにおける貨幣・利子・公債:貨幣的経済の古典的・批判的認識 三田学会雑誌 83(4) 1991/01 840-855
書評 高須賀義博編「シンポジウム<資本論成立史>--佐藤金三郎氏を囲んで」三田学会雑誌 83(2) 1990/07 479-483
書評 桜井毅 イギリス古典経済学説の方法と課題 三田学会雑誌 81(1) 1989/04 186-188
論説 ヒルファーディングの金融資本理論の一側面:銀行と証券の一体化の論理構造 三田学会雑誌 80(5) 1987/12 425-436
論説 信用論史におけるマルクス:流通論批判と信用論 三田学会雑誌 79(2) 1986/06 166-182
単著 貨幣と信用の理論 三嶺書房 1985/05
論説 資本論第3部第5篇(下)その成立と現代 三田学会雑誌76(6) 1984/02 837-850
論説 資本論第3部第5編(上)その成立と現代 三田学会雑誌76(3) 1983/03 437-456
論説 A.スミスにおける資本蓄積と信用:貨幣退蔵・貨幣資本monied capitalの形成をめぐって 三田学会雑誌 75特別号 1983/02 998-1011
書評 森岡孝二 独占資本主義の解明 予備的研究 経済研究 32(4) 1981/10 379-382
論説 貨幣資本蓄積論の構成 金融経済 189 1981/08 1-21
共訳 的場昭弘、山本啓と共訳 アーネスト・マンデル 後期資本主義 3分冊で刊行 拓植書房 1980/08-1981/09
書評 大内力「信用と銀行資本」 三田学会雑誌 72(3) 1979/06 396-398
→ 大内力
論説 ヒルファディングにおける貨幣と信用Ⅱ 「金融資本論」分析・序説 三田学会雑誌 72(2) 1979/04 162-178
論説 手稿「バスティアとケアリ」について 1850年代マルクスの古典派批判への一視角 三田学会雑誌 71(5) 1978/10 802-816
論説 ヒルファディングにおける貨幣と信用:「金融資本論」分析・序説 三田学会雑誌 70(6) 1977/12 598-611
共著 ヒルファディング金融資本論入門 有斐閣新書 1977/11
書評 酒井一夫「インフレ―ションと管理通貨制」 三田学会雑誌 70(4) 1977/08 486-489
論説 スミスにおける信用の把握について:信用論的考察 三田学会雑誌 69(6) 1976/08 457-469
論説 証券市場と資本所有:証券市場基礎理論への一視角 三田学会雑誌 69(4) 1976/04 161-178
書評 谷田庄三「現代日本の銀行資本:金融再編成の論理と現実」 三田学会雑誌 69(2/3) 1976/03 128-129
単著 貨幣・信用論 同文舘出版 1976
書評 奥村宏「法人資本主義の構造:日本の株式所有」 三田学会雑誌 69(1) 1976/01 59-60
論説 「信用の基本規定」をめぐって:一つの覚え書 三田学会雑誌 68(11/12) 1975/12 831-839
書評 下平尾勲「貨幣と信用」 商学論集 43(3) 1975/03 169-175
書評 入江節次郎「帝国主義論への道」 三田学会雑誌 68(4) 1975/04 402-404
論説 「金融資本論」における信用論:ヒルファディングの帝国主義把握との関連において 三田学会雑誌 67(9) 1974/09 739-752
書評 深町郁弥「所有と信用:貨幣・信用論の体系」 三田学会雑誌 66(7) 1973/07 529-532
学位 信用論と擬制資本 慶應義塾大学博士 1972/03/31
論説 信用制度展開の論理構造 金融経済 126 1971/02 43-73
単著 信用論と擬制資本 有斐閣 1971
同上書評 深町郁弥 世界経済評論 1972/01 75-77
同上書評 高山満 経済研究 23(4) 1972/10 375-377
書評 鎌倉孝夫「資本論体系の方法」 三田学会雑誌 63(11) 1970/11 867-869
書評 中村通義「株式会社論」 三田学会雑誌 63(10) 1970/10 800-803
書評 R.ヒルファディング「金融資本論」1968年版 三田学会雑誌 63(6) 1970/06 519-521
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