王東明 wang dongming 氏の著述 1963年生まれ 中国の廈門大学卒業後 東京大学大学院にて所定単位履修退学。日本証券経済研究所大阪研究所、摂南大学を経て大阪市立大学(現大阪公立大学)。中国株式市場の形成と発展の研究を完成させた(2022年)。なお同姓同名者は中国では多く、日本にもいるので年齢や専攻分野の違いで検索結果は振り分ける必要がある。
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王東明 wang dongming 氏の著述 1963年生まれ 中国の廈門大学卒業後 東京大学大学院にて所定単位履修退学。日本証券経済研究所大阪研究所、摂南大学を経て大阪市立大学(現大阪公立大学)。中国株式市場の形成と発展の研究を完成させた(2022年)。なお同姓同名者は中国では多く、日本にもいるので年齢や専攻分野の違いで検索結果は振り分ける必要がある。
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相沢幸悦 あいざわ こうえつ 氏の著述 1950年生まれ 法政大学卒業後 慶應義塾大学大学院。日本証券経済研究所、長崎大学、埼玉大学を経て、埼玉学園大学に勤めた。相沢はドイツの金融制度についての歴史的な勉強からスタートし、現代の証券市場、さらには資本主義の在り方まで広く書いている。ここでは比較的最近でデータの取れるものを掲げ、読んだ感想も付けて置く。同姓同名者がいないので綺麗な検索結果がでる。
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論説 高度情報化社会における金融システム 季刊経済理論 58(2) 2021/07 48-62
→ この論説は面白かった。ただ冒頭で証券市場が資本主義の変革に役立つかと問題を立てたが、議論している中身は証券市場ではなく、株式会社のことであった。株式会社の性格のなかに、拡張的な資本主義の在り方を求めている点があるとの指摘は鋭い。株式会社の目的に社会的価値を取り込むことが解決の方向だという論旨も支持できる。途中でクラウドFの話をしているが、ネットを通じた資金調達の可能性の話と、様々な規制のもとに行なわれているクラウドFの話が混同されているように見える。また給与支払いのデジタル化の話も、面白いが、議論の流れからすると、なぜ話として入るのか、よくわからないと感じた。
論説 現代資本主義と証券市場の深化 明大商学論叢 102(3) 2020/03 91-105
→ もっとしっかり書いて欲しいと感じる。
動画 消費税増税後の日本はどうなる 日刊ゲンダイ 2019/08/08収録
論説 資本主義の成長停止と近未来 熊本学園商学論集 22(2) 2019/03 109-137
→ いわゆる「定常状態」支持の議論。basic income導入を冒頭述べているが 本文でその内容が展開されていない。basic incomeは、さまざま社会保障制度に代えてbasic incomeを支給して、その代わり自助努力であとはやりなさい、という制度だと思う。私はそうした極端なbasic incomeには反対だ。しかし、社会のすべての人々に、ある生活水準を保証することは、近代社会の大きな目標だと考える。つまりbasic incomeをどのようなものと考えるかに議論の余地があり、この点が展開されていない。
論説 連鎖的バブル崩壊と21世紀初頭大不況 経済志林 82(3) 2015/03 143-189
→ 論文というよりは軽い「読み物」であるのは残念。
奥村宏 おくむら ひろし 1930-2017 氏の著述目録 岡山大学法文学部卒 産経新聞記者 日本証券経済研究所。研究所在任中の1980年に「法人資本主義の構造 日本の株式所有」で大阪市大より商学博士取得。1984年に龍谷大学、1994年に中央大学商学部に移籍。2001年退任。ここでは1990年以降の業績をリストupした。
単著 資本主義という病 ピケティに欠けている株式会社という視点 東洋経済新報社
2015/06
同上書評 藤野光太郎 President 2015/07/13
単著 徹底検証 日本の電力会社 七つ森書館 2014/09
単著 会社の哲学 会社を変えるために 東洋経済新報社 2013/07
単著 パナソニックは終わるのか 東洋経済新報社 2012/12
単著 トップの暴走はなぜ止められないのか 東洋経済新報社 2012/05
単著 経済学は死んだのか 平凡社新書 2010/04
単著 徹底検証 日本の三大銀行 七つ森書館 2009/10
単著 徹底検証 日本の五大財閥 七つ森書館 2009/03
単著 世界金融恐慌:1929年世界恐慌は再来するのか 七つ森書館 2008/12
単著 会社はどこへ行く NTT出版 2008/01
単著 会社学入門:実学のすすめ 七つ森書館 2007/10
共著 佐高信と共著 会社事件史 七つ森書館 2007/07
論説 株式会社とはいかなる存在か 危機とその将来 生活経済政策 126 2007/07 9-13
インタビュー 構成 根村かやの 聞き手 柴田研 なぜ今会社は誰のモノかが問題なのですか Tech総研 2007/04/19
単著 株式会社に社会的責任はあるか 岩波書店 2006/06
単著 粉飾資本主義:エンロンとライブドア 東洋経済新報社 2006/03
単著 「まっとうな会社」とは何か 奥村宏の集中講義 継続可能な会社の条件 太田出版 2006/03
共著 岩井克人ほかと共著 会社は株主のものではない 洋泉社 2005/11
単著 会社は誰のものでもない 21世紀の企業のあり方 ビジネス社 2005/09
cf. 西淳 社会制度の変化と経済構造の変化 立命館経済学 54特 2005/04 161-174
論説 法人資本主義と株式会社 商学論纂 46(3) 2005/03 105-127
単著 三菱とは何か 法人資本主義の終焉と「三菱」の行方 太田出版 2005/01
単著 最新版 法人資本主義の構造 岩波現代文庫 2005/01
単著 会社はなぜ事件を繰り返すのか:検証 戦後会社史 NTT出版 2004/09
単著 判断力 岩波新書 2004/04
cf. 勝部伸夫 法人所有と法人資本主義―奥村・会社支配論の検討を中心にして 産業経営研究(熊本学園大学) 2004/03 81-109
cf. 勝部伸夫 会社支配論論争―西山・奥村論争ー 産業経営研究 23 2004/03 111-126
単著 会社をどう変えるのか ちくま新書 2003/12
論説 歴史に学ぶ過剰資本の整理 ロジスティックス 2003/10
共著 中尾茂夫ほかと共著 日本経済再生の条件 筑摩書房 2003/03
単著 エンロンの衝撃 株式会社の危機 NTT出版 2002/11
監訳 アラン・ケネディ著 株主資本主義の誤算 短期の利益追求が会社を衰退させる ダイヤモンド社 2002/04
単著 倒産はこわくない 岩波アクティブ新書 2002/01
単著 会社とは何か 岩波ジュニア新書 2001/06
単著 株式相互持合いをどうするか 岩波ブックレット 2001/04
単著 株式会社はどこへ行く 株主資本主義批判 岩波書店 2000/08
単著 translation by Douglas Anthony and Naomi Brown, Corporate Capitalism in Japan, Macmillan St,Martin’s Press, 2000
提言 会社本位主義と教育 日本教育政策学会年報 6 1999 72-77
単著 大企業解体:株式会社が変わる ダイヤモンド社 1999/11
単著 無責任資本主義 東洋経済新報社 1998/12
監訳 マーク・J・シャー著 メインバンク神話の崩壊 東洋経済新報社 1998/10
単著 株主総会 岩波書店 1998/03
単著 21世紀の企業像 同時代ライブラリ 岩波書店 1997/06
単著 総会屋スキャンダル:野村証券事件の構図 岩波書店 1997/09
論説 21世紀の企業形態 社会経済システム 15 1996/10 65-70
単著 無責任経営「銀行の罪」 講談社 1996/02
単著 法人資本主義の運命:株式会社の「死に至る病」 東洋経済新報社 1995/6
単著 会社本位主義「解体の時代」 社会思想社 1995/03
単著 解体する「序列」と法人資本主義 社会思想社 1994/12
(類似した先行書「解体する「系列」と法人資本主義」1992/08あり)
cf.安田均 法人資本主義における形態と実態 経済学研究 59(5/6) 1994/06 133-148
共編著 内橋克人、佐高信と共編著 日本会社原論 全5冊 岩波書店 1994/03-1994/12
単著 日本の六大企業集団 朝日新聞社 1994/01
共著 佐高信と共著 揺れる銀行 揺れる証券 社会思想社 1993/11
(同名図書の再版)
単著 大企業解体のすすめ さらば法人資本主義 東洋経済新報社 1993/10
cf. 三戸浩 パラダイム転換と新しい会社支配論 横浜経営研究 13(3) 1992/12 203-218
単著 会社本位主義は崩れるか 岩波新書 1992/11
単著 解体する「系列」と法人資本主義 社会思想社 1992/08
共著 佐高信と共著 企業事件史 日本的経営のオモテとウラ 社会思想社 1992/04
単著 株とは何か 朝日新聞社 1992/02
単著 証券スキャンダル 岩波書店 1991/10
共著 佐高信と共著 揺れる銀行 揺れる新書 社会思想社 1991/10
単著 法人資本主義:「会社本位」の体系 朝日新聞社 1991/06
単著 法人資本主義の構造 社会思想社 1991/02
単著 企業買収 M&Aの時代 岩波新書 1990/04
cf. 飯田裕康 書評 奥村宏「法人資本主義の構造:日本の株式所有」 三田学会雑誌 69(1) 1976/01 59-60
熊野剛雄(くまの よしお)氏(1926-2020)の著述目録。熊野氏は1951年に東京大学経済学部卒後、大学院に進学。その後,角丸証券に入社し、大学院を中退。1965年角丸証券調査部長。1968年に専修大学に転ずる。並行して日本証券経済研究所でも活動し、主任研究員、理事を勤める。専修大学退職後は大槻久志の筆名で啓蒙書の執筆を行った。
赤旗 識者は語る 2020/04/16
赤旗 識者は語る 2020/04/17
やさしい 日本と世界の経済の話 新日本出版社 2019/10
転換経済における諸問題 専修大学社会科学研究所月報 625-626 2015/08 12-18
シャドウ・バンキングと証券取引 商学論纂(中央大学) 55(5・6) 2014/03 131-156
大槻久志 金融化の災い みんなのための経済の話 新日本出版社 2008/04 254p.
経済の成熟と金融・証券市場の変容 証券経済研究 61 2008/03 17-31
資本主義の現段階と株式会社 季刊経済理論 44(1) 2007/04 13-41
大槻久志 やさしい日本経済の話 新日本出版社 2003/11 213p.
市場構造と産業構造―株式市場間競争の背後 証券経済研究 40 2002/12 19-31
わが国証券市場改革の批判的検討 証券経済研究 26 2000/07 1-12
大槻久志 「金融恐慌」とビッグバン 新日本出版社 1998/09 326p.
戦後証券市場の総決算 証券研究 114 1996/12 1-17
共著 不況下の証券市場 証券研究 105 1992/11
担当執筆 戦後証券会社の行動原理ーバブルよりの反省 1-18
共著 証券市場の基本問題 証券研究 96 1991/07
担当執筆 銀行の証券業務-証券取引審議会・金融制度調査会報告に寄せて 1-24
共著 現代証券市場の変貌 証券研究 84 1988/10
担当執筆 「証券市場発展」の再検討 1-11
金融の証券化と証券の金融化 証券研究 80 1987/02 3-12
証券業務原理 金融経済 220 1987/01 1-18
単著 株式の話 東洋経済新報社 1984/02
共著 日本の株式保有構造 証券研究 67 1983/02
担当執筆 わが国株式市場の基本問題―個人株主比率の低下をめぐって 1-24
共著 国債発行と政府資金 証券研究 53 1977/05
担当執筆 国債大量発行における諸問題 1-13
編著 大不況はくるか 東洋経済新報社 1971
稲正樹(いな まさき) 稲正樹 wikipedia 1949年生まれ 1973年北海道大学法学部卒 1977年北海道大学大学院法学研究科中退 1994年に北海道大学にて博士号授与。法学博士。 インド憲法の研究:アジア比較憲法論序説 北海道大学博士(法学)乙第4443号 1994...