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Major Writings of Yoshihiko Saito

斉藤美彦(よしひこ)氏の著述目録。1955年生まれ。1979年東京大学経済学部卒業後、全国銀行協会、預金保険機構、LSE、日本証券経済研究所、広島県立大学、獨協大学経て2015年より大阪経済大学教授(経済理論 ヨーロッパ経済論)。2020年4月よりyoutubeで動画サイト「目玉オヤジの湖畔生活」を運営。目録作成にあたりresearch map大阪経済大学教員プロフィールを参照した。業績数が極めて多いことから採録を絞った。斉藤さんの意図と離れる可能性はあるが、編集子(福光)が考える関連文献をcf.を付けて参照を指示している(ed.by 福光寛)。

公益財団法人政治経済研究所 現代経済研究室・金融問題研究室共催 講師 斉藤美彦氏 論題「ホモ・クアンティフィカンスと貨幣ー「価値形態論」から「負債論」へ」2024年10月5日(土)午後2時―4時(質疑の関係で延長があります)。



cf.  
Why are banknotes on the liability side of the Bank's balance sheet? (日本銀行HP)

単著 『ホモ・クアンティフィカンスと貨幣―「価値形態論」から「負債論」へ』丸善プラネット 2024/08/30発売

cf. 麻山徹太郎 イングランド銀行の量的緩和とイールドカーブの変化 ジャーナル・オブ・クレジット・ヒストリー 5(1)  2024/06  1-20
cf. 中野剛志ほか『新自由主義と脱成長をもうやめる』東洋経済新報社 2024/03
cf. 江原慶 脱成長貨幣論 F.ソディの貨幣論の批判的検討を通して コモンズ 3  2024/02  109-134   →  江原慶氏の著述目録
cf.    Yoshihisa IWATA, Towards the New Theory of Commodity Money on Inconvertible Credit Money, The Journal of Tokyo Keizai University. Economics, 321, 2024/02, 19-39 

動画 台湾のコンビニ 高雄通信③ 2024/02/15

動画 ホモ・クアンティフィカンスと貨幣 湖畔生活96 2024/02/02
    内生的貨幣供給シリーズ8


論説 ホモ・クアンティフィカンスと貨幣ー「価値形態論」から「負債論」へー 大阪経大論集 74(5)   2024/01  1-16

論説 金融仲介と信用創造 経済学論纂(中央大学)第74巻第3・4号 2024/01  1-21

cf.  小栗誠治 中央銀行通貨を巡るいくつかの誤解 中央銀行の本質を探る観点から 彦根論叢 438   2024/01  66-83   

論説 「不幸な虚偽表示」への異議申し立てーフィリップス型信用創造論の放逐に向けてー 大阪経大論集 74(4)   2023/11 85-101

cf. 田中隆之『金融政策の大転換 中央銀行の模索と課題』慶応義塾大学出版会 2023/11
cf.   服部孝洋 信用創造の範囲及び定義に関するメモ NOTE 2023/11/08

動画 内生的貨幣供給説への到達とその深化:吉田金融論の形成過程 湖畔生活88 2023/10/22


動画 古川顕著「貨幣論の革新者たち」 湖畔生活84 2023/08/31 書評シリーズ15

動画 金井雄一著「中央銀行はお金を創造できるか」 湖畔生活83 2023/08/19  書評シリーズ14

cf. ルパル・パテル、ジャック・ミーニング著 村井章子訳『イングランド銀行公式 経済がわかる10章』すばる舎 2023/08 

論説 内生的貨幣供給説への到達とその深化:吉田金融論の形成過程 大阪経大論集 74(2)   2023/07   1-20    → 吉田曉著述目録

cf.  
深澤映司「中央銀行のバランスシート問題」と日本銀行の新総裁:植田和男氏による過去の発言と近年の実証研究を中心に レファレンス 871 2023/07 1-18
Reference
日本銀行企画局 中央銀行の財務と金融政策運営 2023/12/04
植田和男 中央銀行の財務と金融政策運営 日本金融学会2023年度秋季大会における特別講演 2023/09/30 
河村小百合 中央銀行のバランスシート政策と課題 JRIレビュー Vol.7 No.46 2017   28-75
日本銀行企画局 日本銀行のバランスシートについて 日本銀行の政策・業務との関係 2016/12
日本銀行総裁講演 最近の金融情勢について―中央銀行の役割とバランスシート 1998/12/22
 
cf. @The Economist, How do banks actually create money? We explain 2023/06/12 
cf. 佐久間寛編『負債と信用の人類学:人間経済の現在』以文社 2023/06
cf. 金井雄一『中央銀行はお金を創造できるか―信用システムの貨幣史』名古屋大学出版会 2023/06
cf. 植田和男 金融政策の基本的な考え方と経済・物価情勢の今後の展望ー内外経済調査会における講演 日本銀行 2023/05/19

論説 なぜ先進国中央銀行は貨幣供給の内生性に関する論文を発表したのか 大阪経大論集 74(1) 2023/05   1-21

動画 ユーチューバー3年の総括的検証 湖畔生活71 2023/04/25

cf. 小幡道昭 貨幣変容の構造論 季刊経済理論 60(1)  2023/04  44-50

動画 クナップ「貨幣の国家理論」 湖畔生活68 2023/03/15 書評シリーズ12

動画 デジタルポンドの発行は近いか 湖畔生活66 2023/02/15

論説 イングランド銀行の量的緩和からの出口戦略の変化と量的引締 証券経済研究 121 2023/03

cf. 瀬尾崇 「貨幣の信用理論」の再構築に向けたエコロジー貨幣論からの示唆 大阪公立大学 季刊経済研究 41(1-4)   Winter  2023/02   29-48 
cf.   江原慶 脱成長論のマルクス経済学的検討 大阪公立大学『季刊経済研究』41.1-4 Winter 2023/02 3-28

動画 ダニエル・ドーリング「減速する素晴らしき世界」 湖畔生活64 2023/01/22 書評シリーズ11

動画 エマニュエル・トッド「我々はどこから来て、今どこにいるのか」湖畔生活63 2023/01/04  書評シリーズ10

cf. 若田部昌澄 金融政策の未来:貨幣経済学の歴史に学ぶー景気循環学会第38回大会基調講演ー 日本銀行 2022/12/03

エッセイ 大逆転は生ずるのか? 証券レビュー 62(11)  2022/11

cf. 建部正義 MMT(現代貨幣理論)批判再説 商学論纂(中央大学)64(1・2) 2022/09 31-70
cf. 小野有人 非伝統的金融政策をめぐる論点:斉藤美彦・高橋亘『危機対応と出口の模索 イングランド銀行の戦略』によせて 大阪経大論集 73(2) 2022/07  175-189  


動画 人口高齢化、インフレの再来、不平等の縮小(グッドハート+ブラダン)湖畔生活49 2022/07/06   書評シリーズ7

cf.  早川英男 近年の積極財政論について:MMT派と主流派の異同 東京財団政策研究所 2022/06/06
cf.  早川英男 MMT派の主張を巡って 信用創造の理解と積極財政論 東京大学経友会 2022/05/19
cf. 河村小百合 コロナ危機後の量的引き締め(QT)局面におけるイングランド銀行の金融政策運営:透明なリスク管理の枠組みと政府の連携 JRIレビュー 2022(5)  2-28
cf. 金井雄一『イングランド銀行金融政策の形成』名古屋大学出版会 2022/04(旧版1989)
cf.   岩田佳久 商品集積体と債権化から信用貨幣を導出する新しい価値形態論:orの関係で結び付いた商品集積体を基礎として 季刊経済理論 59(1)  2022/04  55-69

動画 各国中銀の貨幣供給の内生性の説明:その1 イングランド銀行 湖畔生活41 2022/03/23

動画 内生的貨幣供給説に親和的な貨幣理論とは何か 湖畔生活(40)  2022/03/02

cf.   望月慎 Modern Monetary Theory (MMT) と主流派の齟齬と一致を解剖する 経済学雑誌 122(1・2) 2022/03   95-110
cf. 飯田和人 内生的貨幣供給論と信用創造について―信用創造と金融仲介ー 明大商学論叢 104(2)  2022/03   1-16
cf. 早川英男 MMT派の信用創造理解:その貢献と限界 東京財団政策研究所 2022/02/08

動画 BOE(イングランド銀行)のQT(量的引締め)開始 湖畔生活39 2022/02/09

cf. 河村小百合 デジタル・マネーの普及がもたらす銀行システムへの波紋:”新たな地殻変動”へのイギリスの取り組みとわが国への示唆 JRIレビュー 2022(2)   2-41
cf. 二宮健史郎 現代貨幣理論(MMT)と金融の不安定性-一つの批判的検討 季刊経済理論 58(4)   2022/01  7-23
cf. 中島順一郎 日本人が知らない「脱成長でも豊かになれる根拠」 若き経済思想家斎藤幸平が語る貧困解決策 東洋経済online 2021/12/02 
cf.  金井雄一 貨幣の内生性と現代貨幣理論(MMT)における論理不徹底 金融経済研究 44  2021/12  91-113 
cf. Yoshihisa IWATA, Even inconvertible money is credit money. Theories of credit money in Japanese Marxian economics from banknotes  controversy to modern Uno theories,  The Journal of Tokyo Keizai University. Economics, 311, 2021/12, 99-120   


単著 ポスト・ブレグジットのイギリス金融政策・規制・ペイメント 文眞堂 2021/12 226p.

cf.  湯本雅士 MMTをどう考えるかー異端からの挑戦 月刊資本市場433 2021/09 60-72
cf.  近廣昌志 信用論から検討するMMTの是非 愛媛大学経済論集 41(1)  2021/09 45-56

動画    内生的貨幣供給説としての「日銀理論」:再論 湖畔生活27  2021/08/25


論説 「金融化」時代におけるイギリス住宅金融の変化 大阪経大論集 72(2) 2021/07 19-42

研究ノート 内生的貨幣供給説としての「日銀理論」:再論 大阪経大論集 72(2) 2021/07 71-85

動画 イングランド銀行によるバランスシート政策の発見 湖畔生活23 2021/06/30

cf. You Xinmei 価値形態論および貨幣生成論理への再考:宇野経済学における「形態的な同質性」の論理に基づいて 北海道大学経済学博士 2021/06/30
cf. 相沢幸悦 書評 エプシュタイン著 徳永・内藤・小倉訳『MMTは何が間違いなのか?』 証券経済研究 114    2021/06  95-102

論説 イングランド銀行によるバランスシート政策の発見 大阪経大論集 72(1) 2021/05 1-17

動画 デヴィッド・グレーバー「負債論:貨幣と暴力の5000年」 湖畔生活21 2021/05/19 書評シリーズ4


cf. Steven Globerman, A primer on Modern Monetary Theory, Fraser Institute 2021/05/18

動画 ユーチューバー1年の総括的検証 湖畔生活20 2021/05/05

cf. 河村小百合 コロナ禍における米英の金融面での危機対応とわが国の課題:政府・中銀の役割分担の在り方と出口への移行の進展 JRIレビュー 2021(4)   2-40
cf. 大黒弘慈 負債・人間・贈与ー負債経済論とマルクス経済学 社会システム研究 24 2021/03  363-397  

共著 with 高橋亘『危機対応と出口の模索 イングランド銀行の戦略 危機対応により変容する中央銀行の戦略と独立性をとらえ直す試み』晃洋書房 2020/03   224p.

cf. 小野有人 非伝統的金融政策をめぐる論点:斉藤美彦・高橋亘『危機対応と出口の模索 イングランド銀行の戦略』によせて 大阪経大論集 73(2) 2022/07  175-189 

論説 危機とイングランド銀行のバランスシートー新型コロナ危機対応を中心に 証券経済研究 112 2020/12

cf.   西野智彦『ドキュメント日銀漂流 試練と苦悩の四半世紀』岩波書店 2020/11
cf. 松尾匡 反緊縮経済政策理論の体制変革展望 季刊経済理論 57(1)  2020/04 19-30
cf. 金井雄一 信用の先行と貨幣の内生性ー外生的貨幣供給論に基づく金融政策への疑問 慶應義塾大学経済研究所主催コンファレンスでの報告 2020/01/21
cf. Arkadiusz Sieron, Endogenous versus exogenous money: Does the debate really matter? , Research in Economics, 73(4)  Dec.2019  329-338  
cf.   竹端克利 MMTを巡る誤解と混乱     Financial Information Technology Focus 2019/11  8-9
cf. 佐藤主光(もとひろ) 現代貨幣理論(MMT):妙薬か劇薬か? ジャパン・タックス・インステイチュート あるべき税制に関する委員会第101回合同会議2019/08/01資料
cf.   2019/07/17 衆議院第一議員会館でのシンポ MMTが導く政策転換
  藤井聡 MMTに基づく日本経済政策論 2019/07/17
cf. Noguchi Shuji, Is Japan a ”model” for modern monetary theory? NHK World 2019/07/03
cf. 望月慎 Modern Monetary Theoryの概説 立命館経済学 68(2)  2019/07 62-77
cf. 春井久志 イングランド銀行の独立性:再考 1998年イングランド銀行法後の20年 金融構造研究 41   2019/06   13-26

論説 量的緩和とイングランド銀行財務 証券経済研究 106 2019/06

cf. 市川雅浩 現代貨幣理論(MMT)について 三井住友DSアセットマネジメント 2019/04/19

論説 イングランド銀行による中央銀行デジタル通貨(CBDC)の検討 証券経済研究 105 2019/03

書評 日本国債の膨張と崩壊:日本の財政金融政策:代田純著 季刊経済理論 55(2) 2018/07

共著 『第3版 現代経済の解説』御茶ノ水書房 2017/09 412p.
    担当箇所 金融システムの変容と金融の再編 203-226

cf. 河村小百合 中央銀行のバランス・シート政策と課題 JRIレビュー 2017(7) 28-75
cf. 黒田東彦 「期待」に働きかける金融政策:理論の発展と日本銀行の経験ーオックスフォード大学における講演の邦訳 日本銀行 2017/06/08 


論説 イングランド銀行の量的緩和からの出口戦略 証券経済研究 98  2017/06

cf. 山口重克『経済原論講義』東京大学出版会 2017/04(初版1985)
cf.   Deutsche Bundesbank, The role of banks, non-banks and the central bank in the money creation process, Monthly Report, April 2017 
cf. 森川央 書評:負債論ー貨幣と暴力の5000年 国際通貨研究所 Newsletter 2017/04/01 

論説 イギリスにおけるデビットカード利用の急伸について 証券レビュー 56(12) 2016/12

cf. デヴィッド・グレーバー『負債論-貨幣と暴力の5000年』以文社 2016/11
cf. Michael Kumhof and Zoltan Jakab, The Truth about Banks, Finance and Development (IMF),  March 2016
cf. Banque de France, Who creates money?, 2016 June
cf. 河村小百合 欧州各国の中央銀行にみるマイナス金利による金融政策運営の仕組みと考え方 JRIレビュー 2016(6)  110-139

学会報告 イングランド銀行の量的緩和政策 日本金融学会2016年春季大会 中央銀行パネル 2016年5月15日


cf. 小幡道昭 マルクス経済学を組み立てる 経済学論集 (3)  2016/01  2-30 
cf. 河村小百合 諸外国におけるインフレーション・ターゲティングをめぐる経験 JRIレビュー 2015(10)
cf. 横山昭雄『真説 経済・金融の仕組み』日本評論社 2015/09
cf. 山口義行 信用創造と金融仲介:バブル経済を理解するための理論的基礎 立教経済学研究 69(1)   2015/07   25-53

論説 混乱しつつも出口を模索するイングランド銀行の金融政策 CUC View & Vision No.39 2015/03

論説 カーニー体制下のイングランド銀行金融政策 証券経済研究 90 2015/06

cf. 山口重克 マルクス恐慌理論の全体像と今日的有効性 季刊経済理論 51(3)  2014/10  44-53
cf. 河村小百合 海外主要中央銀行による非伝統的手段による金融政策運営と課題 JRIレビュー 2014(9)  50-87

論説 イギリスにおける金融危機と国債管理政策 経済学論究(関西学院大学)68(1) 2014/06 87-110

単著 『イングランド銀行の金融政策』金融財政事情研究会 2014/06  202p.

cf. 建部正義 国債問題と内生的貨幣供給理論 商学論纂(中央大学)55(3)  2014/03  597-622  

cf. Michael McLeay, Amar Radia and Ryland Thomas, Money Creation in the Modern Economy, Quarterly Bulletin of the Bank of England, 2014Q1, 14-24 

cf.   Money Creation in the Modern Economy, QB BOE, 2014/03/12


cf. 金井雄一『ポンドの譲位 ユーロダラーの発展とシティの復活』名古屋大学出版会 2014/01

講演 イングランド銀行の量的緩和政策の評価と今後の展望 証券セミナー2013/07/12

cf. 山口重克 資本主義の不純化と多様化―小幡道昭の批評に答える 季刊経済理論 50(2)   2013/07  56-68

学会報告 イングランド銀行の量的緩和政策と国債 証券経済学会第79回全国大会 2013/06/16

論説 量的緩和政策の日英比較 証券経済研究 82    2013/06  

cf. 春井久志『中央銀行の経済分析 セントラル・バンキングの歴史・理論・政策』東洋経済新報社 2013/03

学会部会報告 量的緩和政策の日英比較 日本金融学会北海道部会 2013/03/30

cf.   高橋亘 「日銀理論」批判を考える(1)   DP2013-J01  神戸大学経済経営研究所 全12p  2013/03/15改訂
cf. 岩田規久男 なぜ、日本銀行の金融政策ではデフレから脱却できないのか 経済研究所年報(成城大学)25  2012/04  7-41

論説 国債累増と金融システム・中央銀行 経済研究所年報(成城大学)25 2012/04 43-69

cf. 松村圭一郎 負債とモラリティ 現代思想 40(2)  2012/02  218-231

論説 世界金融危機とイギリス預金補償制度 証券レビュー 51(9) 2011/09

論説 金融危機下のイングランド銀行金融政策 宇野理論を現代にどう活かすか Newsletter 2期5号 通巻17 2011/08/30

cf. 春井久志 世界金融危機とイングランド銀行の量的緩和政策 証券経済研究 72  2010/12  27-48

論説 世界金融危機下のイギリス金融機関 信用理論研究 28  2010/12   27-47

論説 グローバル金融危機下の日本銀行金融政策 中央大学経済研究所年報 41 2010/10 91-116

書評 代田純『新版図説 やさしい金融財政』 駒澤大学経済学論集 42(1)  2010/09  71-74

論説 The Bank of Japan's Monetary Policy during the Global Financial Crisis 証券経済研究 71 2010/09  

cf. 櫻井毅 山口重克 柴垣和夫 伊藤誠編著『宇野理論の現在と論点ーマルクス経済学の展開』社会評論社 2010/07

共著 with 梁田優『イギリス住宅金融の新潮流』時潮社 2010/06   240p.

講演 金融危機下のイングランド銀行金融調節 証券レビュー 50(3) 2010/03

講演  金融危機下のイングランド銀行金融調節 証券セミナー 2010/02/25

cf. 春井久志 中央銀行と金融システムの安定性 グローバル化の下でのイギリスを中心に 経済学論究 63(3)  2009/12  179-209

共著 with 須藤時仁『国債累積時代の金融政策』日本経済評論社 2009/10 225p.

論説 中央銀行の独立性強化とアカウンタビリティーイギリスと日本を中心にー 獨協経済 87 2009/09   45-57

cf. 山口重克『現実経済論の諸問題』御茶の水書房 2008/12
cf. 吉田曉 内生的貨幣供給と信用創造 経済理論 45(2)  2008/07  15-25  

共著 with 梁田優 ノーザンロック危機と監督機関の対応 証券経済研究 62 2008/06

書評へのリプライ 内生的貨幣供給説と中央銀行の金融調節 経済理論 44(3)  2007/10 93-95 

cf. 伊藤武 いわゆる内生的貨幣供給についてー吉田曉氏の見解についてー 大阪経大論集 57(6)   2007/06    109-124   

論説 イングランド銀行の金融調節方式の変更(2006年)について 証券経済研究 58 2007/06

講演 FSA体制下の補償制度とオンズマン制度ーイギリスにおける金融消費者保護と紛争処理システムを巡ってー 証券セミナー 2007/03/23 

論説 国債累積と金融システム 季刊経済理論 43(3)  2006/10 15-26

単著 『金融自由化と金融政策・銀行行動』日本経済評論社 2006/09 259p
cf. 書評 木村二郎 季刊経済理論 44(1) 2007/04   80-82
cf. 書評ヘのリプライ 斉藤美彦 季刊経済理論 44(3)  2007/10   93-95
          内生的貨幣供給説と中央銀行の金融調節(既掲)

論説 イギリス住宅金融とマイルズ・レポート 証券経済研究 50 2005/06 

cf. 小谷野俊夫 貨幣の創造をどう教えるか 金融学会春季大会報告 中央銀行パネル 金融システム・金融政策などをめぐる教育の現状 2005/05/28

共著 with 陳迅  「量的緩和」後の金融政策 証券経済研究 49 2005/03

cf. 山口重克『新版 市場経済 歴史・思想・現在』名古屋大学出版会 2004/10 
cf. 浜田宏一・原田泰・内閣府経済社会総合研究所共編著『長期不況の理論と実証―日本経済の停滞と金融政策』東洋経済新報社 2004/07

シラバス 獨協大学経済学部2004年度シラバス 金融経済論a  p.115 pdf 135; 金融システム論a p.116 pdf 136

cf. 金井雄一『ポンドの苦闘 金本位制とは何だったのか』名古屋大学出版会 2004/02
cf.  吉田曉 信用創造と信用貨幣 小林貞之氏他の批判に答える 武蔵大学論集 51(2)  2003/12   33-57
cf. 山口重克編著『東アジア経済―多様性と可能性』御茶の水書房 2003/02

論説  イギリスにおける金融サービス補償制度の統合 証券経済研究 42 2003/06

cf. Thomas I.Palley, Endogenous Money: What is it and why it matters, Metroecnomica 53(2) May 2002   152-180 
cf. 吉田曉『決済システムと銀行・中央銀行』日本経済評論社 2002/04
cf. 内藤敦之 内生的貨幣供給とファイナンス 一橋論叢 125(6)   2001/06  138-153 
cf. 山口重克 小野英祐 吉田曉 佐々木隆雄 春田素夫『現代の金融システム:理論と構造』東洋経済新報社 2001/03 
cf. 山口重克『金融機構の理論の諸問題』御茶の水書房 2000/12

論説  内生的貨幣供給説としての日銀理論ー量的緩和論批判に至る系譜 広島県立大学論集 4(1)  2000/08    53-71

cf.   山口重克 不換制下の信用創造 国士舘大学政経論叢 12(1)  2000  17-44
cf. 春井久志 中央銀行の最後の貸し手機能と金融監督機能 経済学論究 53(3)  1999/12  161-202
cf. 山口重克 純粋資本主義における信用創造 国士舘大学政経論叢 11(4) 1999 121-142 
cf. 山口重克 貨幣生成論にたいする批判の検討 国士舘大学政経論叢 11(3)  1999 79-124

共著 with 須藤時仁 メインバンクとコーポレート・ガバナンスー都市銀行による企業審査・モニタリングの実際についてー 証券経済研究 22 1999/11

単著 『イギリスの貯蓄金融機関と機関投資家』日本経済評論社 1999/09   242p.

cf. 小幡道昭編著『貨幣・信用論の新展開』社会評論社 1999/07

論説 チリ年金制度改革と証券市場 証券経済研究 20 1999/07

cf. 春井久志 金融政策レジームとイングランド銀行法改正 商学論究 46(3) 1999/03 1-40
cf. 松本直樹 内生的貨幣供給と日本の金融政策 追手門経済論集 33(1)  1998/05 77-99

論説 ヨーロッパにおけるバンカシュアランス 証券経済研究 10 1997/11  41-56

論説 イギリスの年金制度の歴史的展開と近年の改革の流れ 海外社会保障情報 1997/06 13-25

cf. 春井久志 中央銀行機能の生成・発展 経済学論究 51(1)  1997/04  83-109

論説 近年の英国住宅金融組合の動向 証券経済研究 6  1997/03

cf. 春井久志 金融自由化・国際化と金融システムの安定化 イギリスのセカンダリーバンク危機を中心に 経済学論究 49(4) 1996/01   1-37

単著 『リーテイル・バンキングーイギリスの経験』時潮社 1994/02 200p.

cf. 岩田規久男『金融政策の経済学-「日銀理論」の検証』日経BPM 1993/08

Monetary Economics REFERENCE: 2016-2023

The Evolution of Money ....TransferGo  2017/01/11


貨幣金融論 REFERENCE: 2016-2023 in chronological order

2016年分 
建部正義 漂流する異次元金融緩和政策 前衛 931  2016/02   139-153
戦後日本の資本蓄積構造:日米経済摩擦と金融自由化 駒澤大学経済論集47(3) 2016/02 3-12
建部正義・高橋豊治編著 日中の金融制度・金融政策比較 中央大学出版部 2016/03
岩村充 中央銀行が終わる日 ビットコインと通貨の未来 新潮選書 2016/03
 同上書評 北村行伸 波 2016/04
建部正義 「マイナス金利付き金融緩和」の反国民的政策 前衛 933 2016/04 113-120
岩井克人 信任関係の統一理論化に向けてー倫理と法が重なる領域としてー 経済研究(一橋大学)67(2)  2016/04    107-123   岩井氏は 東京大学名誉教授  学士院会員
齊藤壽彦 日本の公的信用補完制度の現状と課題 地方金融史研究 47 2016/06 24-54
建部正義 マイナス金利政策の検証:なぜ日本はインフレにならないか 経済 249  2016/06 72-82
古川顕 貨幣の起源と物々交換(1) ロー、マルクス、メンガー 京都大学経済論叢 190(1)  2016/07   35-55 
早川英男 金融政策の「誤解」 ”壮大な実験”の成果と限界 慶應義塾大学出版会 2016/07
桂木健次 政府債務の償還と財源の通貨発行権(借換債と交付債)について 富山大学富大経済論集 62(1)  2016/07 141-154
齊藤壽彦 日本銀行のマイナス金利政策とその影響ー副作用を中心として 千葉商大論叢 54(1)  2016/09  1-27
齊藤壽彦 地方創生における地域金融機関の役割と課題 CUC view & vision 42  2016/09 38-44
建部正義 なぜ異次元金融緩和は失策なのか 新日本出版社 2016/11
建部正義 「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」について:日本銀行の「総括的な検証」を検証する 政治経済研究所政経研究 107   2016/12   35-48

2017年分
齊藤壽彦 マイナス金利政策と金融リスク ARIMASS研究年報 15  2017  1-17
木内登英 異次元緩和の真実 日経BP日本経済新聞出版 2017/01
鎮目雅人 貨幣に関する歴史実証の視点 日本銀行金融研究所貨幣博物館『常設展示リニューアルの記録』2017/03 
齊藤壽彦 日本銀行の持続可能性に対する信認の構造ー財政構造の健全化、財政健全化制度、財政健全化目標を中心として 千葉商大論叢 54(2)  2017/03  1-27
齊藤壽彦 中小企業の現状と課題 千葉商科大学中小企業支援研究 4 2017/03 2-9
松本朗 日本銀行の非伝統的金融政策の変遷と経済理論:マルクス経済学によるアプローチ 立命館経済学 65(6)  2017/03  142-156
古川顕 貨幣の起源と物々交換(2) ロー、マルクス、メンガー 京都大学経済論叢 191(3)   2017/08    1-16
福田慎一編 金融システムの制度設計 停滞を乗り越える、歴史的、現代的、国際的視点からの考察 有斐閣 2017/11
建部正義 現代の金融危機と資本論 前衛 955  2017/12  191-203

2018年分
江原慶 価値形態における計算貨幣 季刊経済理論 54(4)  2018/01  55-67
宮田惟史 マルクス信用論と金融化 立教経済学研究 71(3)  2018/01  1-28
木内登英 金融政策の全論点 日銀審議委員5年間の記録 東洋経済新報社 2018/02
建部正義 ビットコインは貨幣たりうるか 企業研究 32  2018/2  201-221
清水正昭 金融システムの不安定性と金融危機 日米英のバブルの発生と崩壊 日本経済評論社 2018/03
   同上書評 建部正義 政治経済研究所政経研究 111   2018/12   169-175
岩村充 金融政策に未来はあるか 岩波新書 2018/06
櫨(はじ)浩一 仮想通貨と経済 ビットコインを中心として ニッセイ基礎研所報 62  2018/06   111-119
伊藤壽英 有価証券法理の再検討:信用貨幣論からのアプロ―チ 比較法雑誌 52(2)  2018/09   179-210
建部正義 中央銀行の最後の貸し手機能(Lender of Last Resort)について:学説史的考察 中央大学商学論纂 60(1・2)  2018/09  281-329
白川方明 中央銀行:セントラルバンカーの経験した39年 東洋経済新報社 2018/10
齊藤壽彦 地域金融機関の事業性評価融資(Ⅰ):事業性評価の仕組と評価視点 千葉商大論叢 56(2)   2018/11   1-34

2019年分
泉正樹 商品貨幣の現代的展開 季刊経済理論  55(4)   2019/01   07-17
泉正樹 不換銀行券と商品価値の表現様式(3)ー現代の不換銀行券制度と資本主義の歴史展望ー 東北学院大学経済学論集 191   2019/03   33-56
齊藤壽彦 地域金融機関の事業性評価融資(Ⅱ):事業性評価融資推進方策 千葉商大論叢 56(3)  2019/02  1-42 
岩井克人ほか4名 資本主義と倫理:分断社会を越えて 東洋経済新報社 2019年3月 の紹介・書評へのリンク この本の中で岩井氏は信任の重要性を語っている
川端一摩 仮想通貨は「通貨」なのかー「支払手段」としての仮想通貨についてー 調査と情報(国会図書館調査局) 1044   2019/03/05    1-11
斎藤潤 新たな財政再建不要論:現代貨幣理論(MMT) 日本経済研究センターJCER 2019/06/20
大森拓磨 黎明期アメリカの銀行制度 中央銀行なき状態の苦悶と自生 東京大学出版会 2019/08
L.ランダル・レイ著 島倉原監訳 鈴木正徳訳 MMT現代貨幣論入門 東洋経済新報社 2019/09
cf. 青木優(日本総研)「財政緊縮主義」が間違いかつ有害であることを示すランダル・レイ「MMT現代貨幣論入門」2019/10/04
建部正義 リカードの貨幣数量説とマルクスによるその批判 商学論纂  61(1・2)  2019/09   305-352
「貨幣論」著者が説く「お金は信用がすべて。だからリブラは最悪だ」 The Asahi Shimbun Globe 2019/11/13
井上智弘 MMT 現代貨幣理論とは何か 講談社選書メチエ 2019/12

2020年分
鎮目雅人 歴史からみた現代貨幣理論の適用可能性:日本の事例を中心に(未定稿)2020/01 鎮目氏は早稲田大学教授
小林照義 金融政策 第2版 中央経済社
黒田明伸 貨幣システムの世界史 岩波現代文庫 2020/02
 本書は2003年初版、2014年改定増補版の同名図書の新版
 黒田氏は1958年生まれ 東京大学東洋文化研究所教授
円山俊人 NHK 欲望の資本主義制作班 岩井克人「欲望の貨幣化」を語る 東洋経済出版社 2020/02
岩村充 国家・企業・通貨:グローバリズムの不都合な未来 新潮社新潮選書 2020/02
福田慎一 金融論 市場と経済政策の有効性 新版 有斐閣 2020/03 
古川顕 貨幣論の革新者たち ナカニシヤ出版 2020/03
   古川氏は1942年生まれ 京都大学名誉教授後 甲南大学教授(現職かは要確認)
堀内勉 『岩井克人「欲望の貨幣化」を語る』「貨幣とは何か?」というシンプルで極めて難解な問い Honz   2020/03/18
建部正義 リブラと日本銀行の量的・質的金融緩和政策 前衛 988  2020/05 189-202
角谷快彦 寓話で学ぶ信用貨幣論 「新」経世済民新聞 2020/05/05
 角谷氏は広島大学大学院教授。角谷氏は大量の国債発行で国民を救うべきと主張。
建部正義 価値論なき貨幣理論:L・ランダル・レイ「MMT 現代貨幣理論入門」を読む 経済 297  2020/06  132-145
関志雄 中国は「財政赤字の貨幣化」を実施すべきか―支持を得られていないMMTに基づいた政策提案 野村資本市場クオータリー 2020Summer 210-215 
伊藤修・植村茂・鵜飼博史・長田健編著 日本金融の誤解と誤算 通説を疑い検証する 勁草書房 2020/07
廉了 世界各国で導入検討進む中銀デジタル通貨(CBDC) 三菱リサーチ&コンサルティング 2020/07/07    1-6
鎮目雅人ほか 信用貨幣の生成と展開 近世~現代の歴史実証 慶應義塾大学出版会 2020/08
齊藤壽彦 バブル崩壊以後の不良債権問題期における金融検査の改革 千葉商大論叢 58(2) 2020/11 1-61
ジェラルド・A・エプシュタイン著 徳永潤二・内藤敦之・小倉将志郎共訳 MMTは何が間違いなのか 東洋経済新報社 2020/12
   同上書評 相沢幸悦 証券経済研究114 2021/06 96-102
朴勝俊×建部正義×岡本英夫 「財政破綻論」は本当か? 政経研チャンネル 2020/12/22

2021年分
泉正樹 近年のマルクス経済学における貨幣論の研究動向 経済学史研究 62巻2号 2021/01 69-74   泉氏は1998埼大卒2007東大博士 東北学院大学経済教授
西部忠 脱国家通貨の時代 秀和システム 2021/01
松本朗編著 グローバル経済と債務累積の構造 晃洋書房 2021/03
   2章 債務累積と現代資本主義の変容 松本朗
 6章 グローバル経済下における国家と信用 吉田真広
SGCIM編 マルクス経済学 市場理論の構造と転回 桜井書店 2021/03
 3章 貨幣生成論の再検討 吉村信之
 4章 価値形態と現代の不換銀行券制度 泉正樹 
MMTとは フロプトカレッジ 2021/03/07


CBDCとスマホ決済の違い 奥達男 2021/04/15


原祐一 国債発行はどの程度まで可能なのか―社会保障との関連としてー 日医総研リサーチエッセイ 104   2021/04/22
井上康・崎山政毅 貨幣とはそもそも何であるか、また貨幣に依拠し生み出される信用貨幣とは何か 立命館文学 674号 2021/07 133-111
花輪俊哉 貨幣の進化と資本主義の発展 中央大学企業研究 39 2021/08 205-216 
湯本雅士 MMTをどう考えるか~異端からの挑戦~ 月刊資本市場 433 2021/09 60-72
江原慶 資本による貨幣の変容:現代資本主義像の再構築のために 季刊経済理論 58(3)
2021/10  6-18
建部正義 日本銀行の最近の金融政策をめぐって 政治経済研究所政経研究 117 2021/12 69-44
海大汎 信用貨幣の生成原理に関する一考察 北海道大学経済学研究 71(2)  2021/12  123-156
金井雄一 貨幣の内生性と現代貨幣理論(MMT)における論理不徹底 金融経済研究 44  2021/12  91-114
鎮目雅人 歴史からみた現代貨幣理論の適用可能性ー日本の事例を中心にー 金融経済研究 44  2021/12   115-130
小黒一正 財政にフリーランチは本当に存在するか~MMTの落とし穴 保険市場TIMESコラム 2021/12/08
小幡績 日本では絶対に危険な「MMT」をやってはいけない 東洋経済online 2021/12/13

2022年分
新田滋 管理通貨制=不換通貨制下における財政・金融政策の有効性:MMTないし反緊縮三派の妥当性をめぐって 季刊経済理論 58(4)  2022/01  24-38
飯田和人 MMTおよび内生的貨幣供給論における貨幣把握について:現代貨幣の流通根拠を巡って 明治大学政経論叢 90(1・2)  2022/01  1-38
伊藤隆敏 日本はMMTの成功例なのか Forbes Japan  2022/01/27
白塚重典 中央銀行デジタル通貨と金融政策 SBI research review 1, 2022/02
建部正義 世界的な物価高とマルクス貨幣・信用理論 前衛 1009 2022/02 70-86
河野龍太郎 公的債務の持続可能性を考えるー「デフレ均衡」崩壊までの距離ー 月刊資本市場 438  2022/02   4-14
早川英男 MMT派の信用創造理解:その貢献と限界 東京財団政策研究所 R-2021-052 2022/02/08
齊藤壽彦 信頼、信認、信用の基本構造(Ⅰ):金融論の核心 千葉商大論叢 59(3)  2022/3   1-31
金井雄一 イングランド銀行金融政策の形成 名古屋大学出版会 2022/04(1989年版再版)
望月慎 MMTと主流派の齟齬と一致を解剖する 経済学雑誌 122(1・2) 2022/04 95-110
建部正義 黒田日銀総裁の二期10年におよぶ金融政策を総括する 経済 319 2022/04 80-103
鈴木智也 CBDCの公共性と民業圧迫―民間ビジネスに及ぶ影響の考察 ニッセイ基礎研 2022/05/16
島倉原 MMT講義ノート:貨幣の起源、主権国家の原点とは 白水社 2022/05
 島倉氏は1974生まれ、東大法学部卒  現在はクレディセゾンの主任研究員
鈴木智也 CBDCの公共性と民業圧迫―民間ビジネスに及ぶ影響の考察 ニッセイ基礎研 2022/05/16
高橋亘 デジタル経済の貨幣論 信用理論研究 39 2022/05 93-118
島倉原 MMTが主流派に代わるパラダイムである訳 東洋経済online  2022/06/08
斉藤壽彦 不換制下における貨幣の一般的受容性の根拠に関する一考察 政治経済研究所政経研究 118  2022/06  3-26
伊藤修 バブル後の金融危機対応:全軌跡1990~2005   有斐閣 2022/08
飯田和人 現代貨幣論と金融経済 現代資本主義における価値・価格および利潤 日本経済評論社 2022/08   飯田氏は1948年生まれ 明治大学名誉教授
   同上書評 松本朗 季刊経済理論 59(4)  2023/01  75-77
   同上書評 相沢幸悦 証券経済研究 120  2022/12   95-104
楊枝嗣朗 国家は信用貨幣を廃止できるのか:新通貨学派の信用貨幣批判に寄せて 佐賀大学経済論集 55(2)  2022/09  2-26
建部正義 MMT(現代貨幣理論)批判再説 中央大学商学論纂 64(1・2) 2022/09 31-70
建部正義 新日銀法施行後の金融政策と財政構造の変化 季刊経済理論 59(3) 2022/10 32-44
楊枝嗣朗 貨幣と国家:資本主義的信用貨幣制度の生成と展開 文眞堂 2022/11
ゲオルク・フリードリヒ・クナップ著 小林純・中山智香子訳 貨幣の国家理論 日本経済新聞出版 2022/11
森田長太郎 政府債務 東洋経済新報社 2022/11
齊藤壽彦 近年における政策金融の役割:日本政策金融公庫の活動を中心として 千葉商大論叢 60(2)   2022/11  1-55
江口允崇・畑農鋭矢 財政の持続可能性とは何か?ー横断性条件、ドーマー条件、物価水準の財政理論ー 財務省財務総合研究所ファイナンシャルレビュー 150   2022/12  19-45
松本朗 非伝統的金融政策とバブル、インフレ:歴史と理論から読み解く 経済 327  2022/12  123-146

2023年分
西部忠 MMTからPMMTへー多様な観念通貨による貨幣の脱国営化 SBI research review 3, 2023/02
的場昭弘 貨幣とは何か 未来に残したい授業 2023/03/27



河村小百合 日本銀行 我が国に迫る危機 講談社現代新書 2023/03
   河村氏は1988年京大法学部卒 日本総研研究員
伊藤隆敏・星岳雄著 祝迫得夫・原田喜美枝訳 日本経済論 東洋経済新報社 2023/03
オリヴィエ・ブランシェール 21世紀の財政政策 低金利・高債務下の正しい経済戦略 日経BP日本経済新聞出版 2023/03
石田周 EUの金融制度の形成史 構造的パワー分析 文眞堂 2023/03
小幡道昭 貨幣変容の構造理論 季刊経済理論 60(1)  2023/04 44-55
前田真一郎 アメリカの金融制度と銀行業-商業銀行の業務展開 有斐閣 2023/05
江原慶 貨幣の変容論と現代貨幣論   信用理論研究  40  2023/05   1-19
金融庁 「諸外国における金融制度の概要に関する調査」報告書の公表について 2023/05/29
金井雄一 中央銀行はお金を創造できるか 信用システムの貨幣史 名古屋大学出版会 2023/06
高橋智彦 経済主体の日本金融論 国際書院 2023/06
清水功哉 植田日銀 こう動く・こう変わる 日経BP日本経済新聞出版 2023/07
齊藤壽彦 日本銀行の「量的・質的金融緩和」の導入に関する一考察:2%の物価安定の目標」を中心として」 千葉商大論叢 61(1) 2023/07 1-36
日本銀行決済機構局 中央銀行デジタル通貨(CBDC)に関する取組み 2023/07/20
イングランド銀行著 村井章子訳 イングランド銀行公式 経済がよくわかる10章 総合出版すばる舎 2023/08
久保田隆 法律学者の貨幣論-デジタル通貨・CBDCの未来 中央経済社 2023/09
白塚重典 金融政策:理論と実践 慶應義塾大学出版会 2023/09
田邊昌徳 ガバナンス貨幣論 理論・歴史・制度設計 岩波書店 2023/09
祝迫得夫編 日本の金融システム ポスト世界金融危機の新しい挑戦とリスク 東京大学出版会 2023/09
財務省 中央銀行デジタル通貨(CBDC)に関する論点整理① 2023/09/05
外務省 ユーロ圏の金融政策と欧州中央銀行 2023/09/21
齊藤誠 財政規律とマクロ経済 規律の棚上げと遵守の対立をこえて 名古屋大学出版会 2023/10
小幡道昭 貨幣の変容と多様化 経済理論学会71回大会報告 2023/11/05

2024年分
吉田真広 債務国家資本主義―現代資本主義の蓄積構造 立命館経済学 72(4)  2024/03 116-132




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Profile of Masaki Ina

稲正樹(いな まさき)  稲正樹 wikipedia 1949年生まれ 1973年北海道大学法学部卒 1977年北海道大学大学院法学研究科中退 1994年に北海道大学にて博士号授与。法学博士。 インド憲法の研究:アジア比較憲法論序説 北海道大学博士(法学)乙第4443号 1994...

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