斉藤美彦(よしひこ)氏の著述目録。1955年生まれ。1979年東京大学経済学部卒業後、全国銀行協会、預金保険機構、LSE、日本証券経済研究所、広島県立大学、獨協大学経て2015年より大阪経済大学教授(経済理論 ヨーロッパ経済論)。2020年4月よりyoutubeで動画サイト「目玉オヤジの湖畔生活」を運営。目録作成にあたりresearch mapと大阪経済大学教員プロフィールを参照した。業績数が極めて多いことから採録を絞った。斉藤さんの意図と離れる可能性はあるが、編集子(福光)が考える関連文献をcf.を付けて参照を指示している(ed.by 福光寛)。
単著 『ホモ・クアンティフィカンスと貨幣―「価値形態論」から「負債論」へ』丸善プラネット 2024/08/30発売
cf. 麻山徹太郎 イングランド銀行の量的緩和とイールドカーブの変化 ジャーナル・オブ・クレジット・ヒストリー 5(1) 2024/06 1-20
cf. 中野剛志ほか『新自由主義と脱成長をもうやめる』東洋経済新報社 2024/03
cf. 江原慶 脱成長貨幣論 F.ソディの貨幣論の批判的検討を通して コモンズ 3 2024/02 109-134 → 江原慶氏の著述目録
cf. Yoshihisa IWATA, Towards the New Theory of Commodity Money on Inconvertible Credit Money, The Journal of Tokyo Keizai University. Economics, 321, 2024/02, 19-39
動画 台湾のコンビニ 高雄通信③ 2024/02/15
動画 ホモ・クアンティフィカンスと貨幣 湖畔生活96 2024/02/02
内生的貨幣供給シリーズ8
論説 ホモ・クアンティフィカンスと貨幣ー「価値形態論」から「負債論」へー 大阪経大論集 74(5) 2024/01 1-16
論説 金融仲介と信用創造 経済学論纂(中央大学)第74巻第3・4号 2024/01 1-21
cf. 小栗誠治 中央銀行通貨を巡るいくつかの誤解 中央銀行の本質を探る観点から 彦根論叢 438 2024/01 66-83
論説 「不幸な虚偽表示」への異議申し立てーフィリップス型信用創造論の放逐に向けてー 大阪経大論集 74(4) 2023/11 85-101
cf. 田中隆之『金融政策の大転換 中央銀行の模索と課題』慶応義塾大学出版会 2023/11
cf. 服部孝洋 信用創造の範囲及び定義に関するメモ NOTE 2023/11/08
動画 内生的貨幣供給説への到達とその深化:吉田金融論の形成過程 湖畔生活88 2023/10/22
動画 古川顕著「貨幣論の革新者たち」 湖畔生活84 2023/08/31 書評シリーズ15
動画 金井雄一著「中央銀行はお金を創造できるか」 湖畔生活83 2023/08/19 書評シリーズ14
cf. ルパル・パテル、ジャック・ミーニング著 村井章子訳『イングランド銀行公式 経済がわかる10章』すばる舎 2023/08
論説 内生的貨幣供給説への到達とその深化:吉田金融論の形成過程 大阪経大論集 74(2) 2023/07 1-20 → 吉田曉著述目録
cf. 深澤映司「中央銀行のバランスシート問題」と日本銀行の新総裁:植田和男氏による過去の発言と近年の実証研究を中心に レファレンス 871 2023/07 1-18
Reference
・日本銀行企画局 中央銀行の財務と金融政策運営 2023/12/04
・植田和男 中央銀行の財務と金融政策運営 日本金融学会2023年度秋季大会における特別講演 2023/09/30
・河村小百合 中央銀行のバランスシート政策と課題 JRIレビュー Vol.7 No.46 2017 28-75
・日本銀行企画局 日本銀行のバランスシートについて 日本銀行の政策・業務との関係 2016/12
・日本銀行総裁講演 最近の金融情勢について―中央銀行の役割とバランスシート 1998/12/22
cf. @The Economist, How do banks actually create money? We explain 2023/06/12
cf. 佐久間寛編『負債と信用の人類学:人間経済の現在』以文社 2023/06
cf. 金井雄一『中央銀行はお金を創造できるか―信用システムの貨幣史』名古屋大学出版会 2023/06
cf. 植田和男 金融政策の基本的な考え方と経済・物価情勢の今後の展望ー内外経済調査会における講演 日本銀行 2023/05/19
論説 なぜ先進国中央銀行は貨幣供給の内生性に関する論文を発表したのか 大阪経大論集 74(1) 2023/05 1-21
動画 ユーチューバー3年の総括的検証 湖畔生活71 2023/04/25
cf. 小幡道昭 貨幣変容の構造論 季刊経済理論 60(1) 2023/04 44-50
動画 クナップ「貨幣の国家理論」 湖畔生活68 2023/03/15 書評シリーズ12
動画 デジタルポンドの発行は近いか 湖畔生活66 2023/02/15
論説 イングランド銀行の量的緩和からの出口戦略の変化と量的引締 証券経済研究 121 2023/03
cf. 瀬尾崇 「貨幣の信用理論」の再構築に向けたエコロジー貨幣論からの示唆 大阪公立大学 季刊経済研究 41(1-4) Winter 2023/02 29-48
cf. 江原慶 脱成長論のマルクス経済学的検討 大阪公立大学『季刊経済研究』41.1-4 Winter 2023/02 3-28
動画 ダニエル・ドーリング「減速する素晴らしき世界」 湖畔生活64 2023/01/22 書評シリーズ11
動画 エマニュエル・トッド「我々はどこから来て、今どこにいるのか」湖畔生活63 2023/01/04 書評シリーズ10
cf. 若田部昌澄 金融政策の未来:貨幣経済学の歴史に学ぶー景気循環学会第38回大会基調講演ー 日本銀行 2022/12/03
エッセイ 大逆転は生ずるのか? 証券レビュー 62(11) 2022/11
cf. 建部正義 MMT(現代貨幣理論)批判再説 商学論纂(中央大学)64(1・2) 2022/09 31-70
cf. 小野有人 非伝統的金融政策をめぐる論点:斉藤美彦・高橋亘『危機対応と出口の模索 イングランド銀行の戦略』によせて 大阪経大論集 73(2) 2022/07 175-189
動画 人口高齢化、インフレの再来、不平等の縮小(グッドハート+ブラダン)湖畔生活49 2022/07/06 書評シリーズ7
cf. 早川英男 近年の積極財政論について:MMT派と主流派の異同 東京財団政策研究所 2022/06/06
cf. 早川英男 MMT派の主張を巡って 信用創造の理解と積極財政論 東京大学経友会 2022/05/19
cf. 河村小百合 コロナ危機後の量的引き締め(QT)局面におけるイングランド銀行の金融政策運営:透明なリスク管理の枠組みと政府の連携 JRIレビュー 2022(5) 2-28
cf. 金井雄一『イングランド銀行金融政策の形成』名古屋大学出版会 2022/04(旧版1989)
cf. 岩田佳久 商品集積体と債権化から信用貨幣を導出する新しい価値形態論:orの関係で結び付いた商品集積体を基礎として 季刊経済理論 59(1) 2022/04 55-69
動画 各国中銀の貨幣供給の内生性の説明:その1 イングランド銀行 湖畔生活41 2022/03/23
動画 内生的貨幣供給説に親和的な貨幣理論とは何か 湖畔生活(40) 2022/03/02
cf. 望月慎 Modern Monetary Theory (MMT) と主流派の齟齬と一致を解剖する 経済学雑誌 122(1・2) 2022/03 95-110
cf. 飯田和人 内生的貨幣供給論と信用創造について―信用創造と金融仲介ー 明大商学論叢 104(2) 2022/03 1-16
cf. 早川英男 MMT派の信用創造理解:その貢献と限界 東京財団政策研究所 2022/02/08
動画 BOE(イングランド銀行)のQT(量的引締め)開始 湖畔生活39 2022/02/09
cf. 河村小百合 デジタル・マネーの普及がもたらす銀行システムへの波紋:”新たな地殻変動”へのイギリスの取り組みとわが国への示唆 JRIレビュー 2022(2) 2-41
cf. 二宮健史郎 現代貨幣理論(MMT)と金融の不安定性-一つの批判的検討 季刊経済理論 58(4) 2022/01 7-23
cf. 中島順一郎 日本人が知らない「脱成長でも豊かになれる根拠」 若き経済思想家斎藤幸平が語る貧困解決策 東洋経済online 2021/12/02
cf. 金井雄一 貨幣の内生性と現代貨幣理論(MMT)における論理不徹底 金融経済研究 44 2021/12 91-113
cf. Yoshihisa IWATA, Even inconvertible money is credit money. Theories of credit money in Japanese Marxian economics from banknotes controversy to modern Uno theories, The Journal of Tokyo Keizai University. Economics, 311, 2021/12, 99-120
単著 ポスト・ブレグジットのイギリス金融政策・規制・ペイメント 文眞堂 2021/12 226p.
cf. 湯本雅士 MMTをどう考えるかー異端からの挑戦 月刊資本市場433 2021/09 60-72
cf. 近廣昌志 信用論から検討するMMTの是非 愛媛大学経済論集 41(1) 2021/09 45-56
動画 内生的貨幣供給説としての「日銀理論」:再論 湖畔生活27 2021/08/25
論説 「金融化」時代におけるイギリス住宅金融の変化 大阪経大論集 72(2) 2021/07 19-42
研究ノート 内生的貨幣供給説としての「日銀理論」:再論 大阪経大論集 72(2) 2021/07 71-85
動画 イングランド銀行によるバランスシート政策の発見 湖畔生活23 2021/06/30
cf. You Xinmei 価値形態論および貨幣生成論理への再考:宇野経済学における「形態的な同質性」の論理に基づいて 北海道大学経済学博士 2021/06/30
cf. 相沢幸悦 書評 エプシュタイン著 徳永・内藤・小倉訳『MMTは何が間違いなのか?』 証券経済研究 114 2021/06 95-102
論説 イングランド銀行によるバランスシート政策の発見 大阪経大論集 72(1) 2021/05 1-17
動画 デヴィッド・グレーバー「負債論:貨幣と暴力の5000年」 湖畔生活21 2021/05/19 書評シリーズ4
cf. Steven Globerman, A primer on Modern Monetary Theory, Fraser Institute 2021/05/18
動画 ユーチューバー1年の総括的検証 湖畔生活20 2021/05/05
cf. 河村小百合 コロナ禍における米英の金融面での危機対応とわが国の課題:政府・中銀の役割分担の在り方と出口への移行の進展 JRIレビュー 2021(4) 2-40
cf. 大黒弘慈 負債・人間・贈与ー負債経済論とマルクス経済学 社会システム研究 24 2021/03 363-397
共著 with 高橋亘『危機対応と出口の模索 イングランド銀行の戦略 危機対応により変容する中央銀行の戦略と独立性をとらえ直す試み』晃洋書房 2020/03 224p.
cf. 小野有人 非伝統的金融政策をめぐる論点:斉藤美彦・高橋亘『危機対応と出口の模索 イングランド銀行の戦略』によせて 大阪経大論集 73(2) 2022/07 175-189
論説 危機とイングランド銀行のバランスシートー新型コロナ危機対応を中心に 証券経済研究 112 2020/12
cf. 西野智彦『ドキュメント日銀漂流 試練と苦悩の四半世紀』岩波書店 2020/11
cf. 松尾匡 反緊縮経済政策理論の体制変革展望 季刊経済理論 57(1) 2020/04 19-30
cf. 金井雄一 信用の先行と貨幣の内生性ー外生的貨幣供給論に基づく金融政策への疑問 慶應義塾大学経済研究所主催コンファレンスでの報告 2020/01/21
cf. Arkadiusz Sieron, Endogenous versus exogenous money: Does the debate really matter? , Research in Economics, 73(4) Dec.2019 329-338
cf. 竹端克利 MMTを巡る誤解と混乱 Financial Information Technology Focus 2019/11 8-9
cf. 佐藤主光(もとひろ) 現代貨幣理論(MMT):妙薬か劇薬か? ジャパン・タックス・インステイチュート あるべき税制に関する委員会第101回合同会議2019/08/01資料
cf. 2019/07/17 衆議院第一議員会館でのシンポ MMTが導く政策転換
藤井聡 MMTに基づく日本経済政策論 2019/07/17
cf. Noguchi Shuji, Is Japan a ”model” for modern monetary theory? NHK World 2019/07/03
cf. 望月慎 Modern Monetary Theoryの概説 立命館経済学 68(2) 2019/07 62-77
cf. 春井久志 イングランド銀行の独立性:再考 1998年イングランド銀行法後の20年 金融構造研究 41 2019/06 13-26
論説 量的緩和とイングランド銀行財務 証券経済研究 106 2019/06
cf. 市川雅浩 現代貨幣理論(MMT)について 三井住友DSアセットマネジメント 2019/04/19
論説 イングランド銀行による中央銀行デジタル通貨(CBDC)の検討 証券経済研究 105 2019/03
書評 日本国債の膨張と崩壊:日本の財政金融政策:代田純著 季刊経済理論 55(2) 2018/07
cf. 書評 小林陽介 証券経済研究 106 2019/06
cf. 河村小百合 イングランド銀行の金融政策運営と課題:非伝統的手段下での政府と中央銀行の関係の在り方 JRIレビュー 2018(5) 2-36
cf. 江原慶 価値形態論における計算貨幣 季刊経済理論 54(4) 2018/01 55-67
cf. 黒田東彦(はるひこ) 「量的・質的緩和」と経済理論ースイス・チューリッヒ大学における講演の邦訳 日本銀行 2017/11/13
共著 『第3版 現代経済の解説』御茶ノ水書房 2017/09 412p.
担当箇所 金融システムの変容と金融の再編 203-226
cf. 河村小百合 中央銀行のバランス・シート政策と課題 JRIレビュー 2017(7) 28-75
cf. 黒田東彦 「期待」に働きかける金融政策:理論の発展と日本銀行の経験ーオックスフォード大学における講演の邦訳 日本銀行 2017/06/08
論説 イングランド銀行の量的緩和からの出口戦略 証券経済研究 98 2017/06
cf. 山口重克『経済原論講義』東京大学出版会 2017/04(初版1985)
cf. Deutsche Bundesbank, The role of banks, non-banks and the central bank in the money creation process, Monthly Report, April 2017
cf. 森川央 書評:負債論ー貨幣と暴力の5000年 国際通貨研究所 Newsletter 2017/04/01
論説 イギリスにおけるデビットカード利用の急伸について 証券レビュー 56(12) 2016/12
cf. デヴィッド・グレーバー『負債論-貨幣と暴力の5000年』以文社 2016/11
cf. Michael Kumhof and Zoltan Jakab, The Truth about Banks, Finance and Development (IMF), March 2016
cf. Banque de France, Who creates money?, 2016 June
cf. 河村小百合 欧州各国の中央銀行にみるマイナス金利による金融政策運営の仕組みと考え方 JRIレビュー 2016(6) 110-139
学会報告 イングランド銀行の量的緩和政策 日本金融学会2016年春季大会 中央銀行パネル 2016年5月15日
cf. 小幡道昭 マルクス経済学を組み立てる 経済学論集 (3) 2016/01 2-30
cf. 河村小百合 諸外国におけるインフレーション・ターゲティングをめぐる経験 JRIレビュー 2015(10)
cf. 横山昭雄『真説 経済・金融の仕組み』日本評論社 2015/09
cf. 山口義行 信用創造と金融仲介:バブル経済を理解するための理論的基礎 立教経済学研究 69(1) 2015/07 25-53
論説 混乱しつつも出口を模索するイングランド銀行の金融政策 CUC View & Vision No.39 2015/03
論説 カーニー体制下のイングランド銀行金融政策 証券経済研究 90 2015/06
cf. 山口重克 マルクス恐慌理論の全体像と今日的有効性 季刊経済理論 51(3) 2014/10 44-53
cf. 河村小百合 海外主要中央銀行による非伝統的手段による金融政策運営と課題 JRIレビュー 2014(9) 50-87
論説 イギリスにおける金融危機と国債管理政策 経済学論究(関西学院大学)68(1) 2014/06 87-110
単著 『イングランド銀行の金融政策』金融財政事情研究会 2014/06 202p.
cf. 建部正義 国債問題と内生的貨幣供給理論 商学論纂(中央大学)55(3) 2014/03 597-622
cf. Michael McLeay, Amar Radia and Ryland Thomas, Money Creation in the Modern Economy, Quarterly Bulletin of the Bank of England, 2014Q1, 14-24
cf. Money Creation in the Modern Economy, QB BOE, 2014/03/12
cf. 金井雄一『ポンドの譲位 ユーロダラーの発展とシティの復活』名古屋大学出版会 2014/01
講演 イングランド銀行の量的緩和政策の評価と今後の展望 証券セミナー2013/07/12
cf. 山口重克 資本主義の不純化と多様化―小幡道昭の批評に答える 季刊経済理論 50(2) 2013/07 56-68
学会報告 イングランド銀行の量的緩和政策と国債 証券経済学会第79回全国大会 2013/06/16
論説 量的緩和政策の日英比較 証券経済研究 82 2013/06
cf. 春井久志『中央銀行の経済分析 セントラル・バンキングの歴史・理論・政策』東洋経済新報社 2013/03
学会部会報告 量的緩和政策の日英比較 日本金融学会北海道部会 2013/03/30
cf. 高橋亘 「日銀理論」批判を考える(1) DP2013-J01 神戸大学経済経営研究所 全12p 2013/03/15改訂
cf. 岩田規久男 なぜ、日本銀行の金融政策ではデフレから脱却できないのか 経済研究所年報(成城大学)25 2012/04 7-41
論説 国債累増と金融システム・中央銀行 経済研究所年報(成城大学)25 2012/04 43-69
cf. 松村圭一郎 負債とモラリティ 現代思想 40(2) 2012/02 218-231
論説 世界金融危機とイギリス預金補償制度 証券レビュー 51(9) 2011/09
論説 金融危機下のイングランド銀行金融政策 宇野理論を現代にどう活かすか Newsletter 2期5号 通巻17 2011/08/30
cf. 春井久志 世界金融危機とイングランド銀行の量的緩和政策 証券経済研究 72 2010/12 27-48
論説 世界金融危機下のイギリス金融機関 信用理論研究 28 2010/12 27-47
論説 グローバル金融危機下の日本銀行金融政策 中央大学経済研究所年報 41 2010/10 91-116
書評 代田純『新版図説 やさしい金融財政』 駒澤大学経済学論集 42(1) 2010/09 71-74
論説 The Bank of Japan's Monetary Policy during the Global Financial Crisis 証券経済研究 71 2010/09
cf. 櫻井毅 山口重克 柴垣和夫 伊藤誠編著『宇野理論の現在と論点ーマルクス経済学の展開』社会評論社 2010/07
共著 with 梁田優『イギリス住宅金融の新潮流』時潮社 2010/06 240p.
講演 金融危機下のイングランド銀行金融調節 証券レビュー 50(3) 2010/03
講演 金融危機下のイングランド銀行金融調節 証券セミナー 2010/02/25
cf. 春井久志 中央銀行と金融システムの安定性 グローバル化の下でのイギリスを中心に 経済学論究 63(3) 2009/12 179-209
共著 with 須藤時仁『国債累積時代の金融政策』日本経済評論社 2009/10 225p.
論説 中央銀行の独立性強化とアカウンタビリティーイギリスと日本を中心にー 獨協経済 87 2009/09 45-57
cf. 山口重克『現実経済論の諸問題』御茶の水書房 2008/12
cf. 吉田曉 内生的貨幣供給と信用創造 経済理論 45(2) 2008/07 15-25
共著 with 梁田優 ノーザンロック危機と監督機関の対応 証券経済研究 62 2008/06
書評へのリプライ 内生的貨幣供給説と中央銀行の金融調節 経済理論 44(3) 2007/10 93-95
cf. 伊藤武 いわゆる内生的貨幣供給についてー吉田曉氏の見解についてー 大阪経大論集 57(6) 2007/06 109-124
論説 イングランド銀行の金融調節方式の変更(2006年)について 証券経済研究 58 2007/06
講演 FSA体制下の補償制度とオンズマン制度ーイギリスにおける金融消費者保護と紛争処理システムを巡ってー 証券セミナー 2007/03/23
論説 国債累積と金融システム 季刊経済理論 43(3) 2006/10 15-26
単著 『金融自由化と金融政策・銀行行動』日本経済評論社 2006/09 259p
cf. 書評 木村二郎 季刊経済理論 44(1) 2007/04 80-82
cf. 書評ヘのリプライ 斉藤美彦 季刊経済理論 44(3) 2007/10 93-95
内生的貨幣供給説と中央銀行の金融調節(既掲)
論説 イギリス住宅金融とマイルズ・レポート 証券経済研究 50 2005/06
cf. 小谷野俊夫 貨幣の創造をどう教えるか 金融学会春季大会報告 中央銀行パネル 金融システム・金融政策などをめぐる教育の現状 2005/05/28
共著 with 陳迅 「量的緩和」後の金融政策 証券経済研究 49 2005/03
cf. 山口重克『新版 市場経済 歴史・思想・現在』名古屋大学出版会 2004/10
cf. 浜田宏一・原田泰・内閣府経済社会総合研究所共編著『長期不況の理論と実証―日本経済の停滞と金融政策』東洋経済新報社 2004/07
シラバス 獨協大学経済学部2004年度シラバス 金融経済論a p.115 pdf 135; 金融システム論a p.116 pdf 136
cf. 金井雄一『ポンドの苦闘 金本位制とは何だったのか』名古屋大学出版会 2004/02
cf. 吉田曉 信用創造と信用貨幣 小林貞之氏他の批判に答える 武蔵大学論集 51(2) 2003/12 33-57
cf. 山口重克編著『東アジア経済―多様性と可能性』御茶の水書房 2003/02
論説 イギリスにおける金融サービス補償制度の統合 証券経済研究 42 2003/06
cf. Thomas I.Palley, Endogenous Money: What is it and why it matters, Metroecnomica 53(2) May 2002 152-180
cf. 吉田曉『決済システムと銀行・中央銀行』日本経済評論社 2002/04
cf. 内藤敦之 内生的貨幣供給とファイナンス 一橋論叢 125(6) 2001/06 138-153
cf. 山口重克 小野英祐 吉田曉 佐々木隆雄 春田素夫『現代の金融システム:理論と構造』東洋経済新報社 2001/03
cf. 山口重克『金融機構の理論の諸問題』御茶の水書房 2000/12
論説 内生的貨幣供給説としての日銀理論ー量的緩和論批判に至る系譜 広島県立大学論集 4(1) 2000/08 53-71
cf. 山口重克 不換制下の信用創造 国士舘大学政経論叢 12(1) 2000 17-44
cf. 春井久志 中央銀行の最後の貸し手機能と金融監督機能 経済学論究 53(3) 1999/12 161-202
cf. 山口重克 純粋資本主義における信用創造 国士舘大学政経論叢 11(4) 1999 121-142
cf. 山口重克 貨幣生成論にたいする批判の検討 国士舘大学政経論叢 11(3) 1999 79-124
共著 with 須藤時仁 メインバンクとコーポレート・ガバナンスー都市銀行による企業審査・モニタリングの実際についてー 証券経済研究 22 1999/11
単著 『イギリスの貯蓄金融機関と機関投資家』日本経済評論社 1999/09 242p.
cf. 小幡道昭編著『貨幣・信用論の新展開』社会評論社 1999/07
論説 チリ年金制度改革と証券市場 証券経済研究 20 1999/07
cf. 春井久志 金融政策レジームとイングランド銀行法改正 商学論究 46(3) 1999/03 1-40
cf. 松本直樹 内生的貨幣供給と日本の金融政策 追手門経済論集 33(1) 1998/05 77-99
論説 ヨーロッパにおけるバンカシュアランス 証券経済研究 10 1997/11 41-56
論説 イギリスの年金制度の歴史的展開と近年の改革の流れ 海外社会保障情報 1997/06 13-25
cf. 春井久志 中央銀行機能の生成・発展 経済学論究 51(1) 1997/04 83-109
論説 近年の英国住宅金融組合の動向 証券経済研究 6 1997/03
cf. 春井久志 金融自由化・国際化と金融システムの安定化 イギリスのセカンダリーバンク危機を中心に 経済学論究 49(4) 1996/01 1-37
単著 『リーテイル・バンキングーイギリスの経験』時潮社 1994/02 200p.