ドリームガールズ Dreamgirls

Dreamgirls (2006)
Bill Condon脚本監督。黒人女性歌手グループのThe Primettes, The Supremes, 1959-1977がモデルだが(映画の中ではThe Dreamettes, The Dreams)、脚色が入っており事実とは異なった点がある。1981年にミュージカル化されたものを2006年に映画化。Beyonce KnowlesやEddy Murphyの出演も話題になった。Beyonceが演じるDeena JonesのモデルがDiana Ross 1944-とされる。Jamie Foxx(Curtis Taylor)が黒人のレーベルを苦労して立ち上げる話、Effie White(Jennifer Hudson) が処遇への不満からグループから脱退して苦労する話などのお話があり、単線的な成功物語ではないところが魅力だ。そしてこの映画のもう一つの魅力はJenniferの歌唱力が随所で発揮されることでこれもまた楽しい。



Jennifer Hudson- And I am Telling You I'm not Going


Jennifer Hudson- I am changing


Biyonce Knowles- Listen


              Across the Universe Contact Doctor House   Dreamgirls
                    Extinction Field of Dreams Gandhi Hairspray 
                La La Land Lucy    Million Dollar Baby Miracles from Heaven
                     Olympus Has Fallen   Paper City      Passengers 
                     The Bank The Banker The Blacklist  The Good Doctor
    The Great Wall The International The Midnight Sky The Night Agent
         The Queen's Gambit The Shawshank Redemption Ukraine on Fire
                                                  Film Analysis


Major Writings of Soichi Toda

戸田壮一氏の著述目録。1948年生まれ。横浜国立大学にて修士修了後、武蔵大学にて後期博士課程履修。その後、下関市立大学を経て神奈川大学。海上保安庁に勤務した経験がある。


論説 反グローバリゼーション 一体今、何が起こっているのか 神奈川大学評論 90  2018  139-146

単著 アメリカにおける銀行危機と連邦預金保険制度 白桃書房 2014/04

論説 金融危機と金融制度改革:元FDIC議長アイザックの著作を手掛かりに エコノミア 64(1)  2013/05  13-28

報告 米独日の預金保険制度 中央大学金融システム研究会 2006/03/18

論説 地方公共団体の公金管理:アメリカの事例を中心に 經濟貿易研究(神奈川大学経済貿易研究所年報) 29   2003/03 19-32

共著 山口重克編著 東アジア市場経済:多様性と可能性 御茶ノ水書房 2003/02
同上書書評 劉進慶 中国経済研究 2-1  2004   100-102

論説 ペイオフ時代の公金管理 月刊自治研 518   2002/11   71-79

論説 ペイオフ解禁をめぐって 地方債月報 278   2002/09   10-13

論説 自治体と金融機関の新たな関係構築の必要性 地方財務 566 2002/09 10-13

解説 アメリカにおけるペイオフの現況について 地方債月報 258  2001/01  20-26

予定討論者 2000/11/4  金融学会2000年度秋季大会 報告者高木仁「アメリカにおける連邦預金保険制度の成立-1933年銀行法による金融制度改革の一側面」に対する予定討論者

論説 アメリカにおける民間預金保険制度の経験-19世紀半ば・20世紀始めおよび現代の民間預金保険制度 武蔵大学論集 47(2)   2000/01

論説 香港における銀行危機とセイフティ・ネット―預金保険導入をめぐって 下関市立大学論集 42(3)   1999/01 43-66

論説 日本版ビッグバン前後における地方銀行・その他中小金融機関の動向―中国地域の中小金融機関の現況 下関市立大学産業文化研究所報 9   1998    1-24

書評 渋谷博史・北条裕雄・井村進哉編著「日米金融規制の再検討」 証券経済 193  1995/05  125-137

共著 佐藤昇ほかと共著 現代経済と証券市場 有斐閣 1994/06

論説 整理信託公社(RTC)の設立について―議会での審議過程を中心に 証券研究 98 1991/11 103-153

論説 アメリカにおける商業銀行の救済ー連邦預金保険法第13条(C)項による緊急救済を中心に エコノミア 40(3)    1989/12     25-46

共訳 高木仁ほかと共訳 アービン・H. スプレーグ著 銀行破綻から緊急救済へ 連邦預金保険公社理事会元議長の証言 東洋経済新報社 1987/12

論説 「金本位制」から「管理通貨制」への移行過程 世界経済評論 26(5)  1982/05  25-30

論説 ニューディール初期における通貨政策 金政策を中心に 武蔵大学論集 29(5・6) 1982/03  229-268


Exposure Dose

放射線被ばく(radiation exposure dose)

宇宙飛行士について、ときに心配になるのは放射線被ばくだ。地上から離れるほど、多くの放射線を浴びることが知られている。地表の平野部に比べて、高高度(高度1万m)の飛行機上では100倍の被ばくになるとされている。

日本の平野部であれば年間の被ばく線量は2.1mSv(ミリシーベルト)とされるが、飛行機の乗務員は年間では2-4mSv、さらに追加の被ばくをしているとされる。宇宙ステーションに勤務する宇宙飛行士であれば、年間では300mSv、月面であれば420mSv被ばくすることになる。しばしば映画の中では、多年にわたり冬眠して宇宙を旅行する姿が描かれるが、被ばく線量の管理問題はどこに行ったのかと、突っ込みを入れたくなるところだ。

近年騒がしいのは、医療の検査における被ばくの問題だ。健康診断で一般的な胸部X線は被ばく線量が低いとされる一方、近年、多用されるようになったCT(computed tomographyコンピュター断層撮影)検査は被ばく線量が高いとされている。CT検査では、造影剤を飲む手間があるが、それ以上に被ばく線量の高さが問題になっている。
医療検査における被ばくの問題は、メリット(確定診断)とデメリット(被ばくリスク)の比較になるが、被ばく線量をできるだけ抑えた方が良いことは間違いないところだろう。子供(乳幼児)は感受性がたかいため、CT検査を実施する場合は、線量を適切に抑えることが必要である。

検査1回あたり 胸部X線 0.3-0.6mSv
                    腹部CT   5-7mSv
        下腹部CT 3-6mSv    

なお断層を撮影する方法として、MRI(magnetic resonance imaging磁気共鳴画像)もある。磁力を利用するMRIは被ばくを避けられ、骨の影響を受けにくいというメリットがあるが、CI検査が5-15分で済み一度に広い範囲を撮影できるのに比べると、検査時間が20分―1時間程度必要であること、大きな騒音などのデメリットがある。被ばくを避ける検査には、このほかエコー(超音波)検査などがある。





医療用語

 autism       自閉症
 bulimia      過食症
 concussion       脳震盪
 dementia               認知症
   hemodialysis          血液透析
 infection disease    感染症
 interstitial pneumonia  間質性肺炎
 menopause         更年期
   necrosis                ネクローシス(壊死) ネクローシスとアポトーシス 
 osteoarthritis   変形性膝関節症  
 presbyopia    老眼
 schizophrenia    統合失調症
 subarachnoid hemorrhage  クモ膜下出血
 urinary stone   尿結石



アイアムマザー I am Mother

I am Mother 2019年
I am Motherは2019年Netflix公開の科学スリラー映画。舞台は人類消滅後の地球。主人公は人工知能ロボットに育てられた少女。ロボットは長い年月、献身的に少女を育てる。そこには何も悪は存在しないように見える。少女は、医学的知識を教育されているようだ。また今では施設の故障を修理できるまでになっている。閉鎖された空間だが、人工太陽のような光も入る。ロボットである母を少女は信頼している。しかしある日、施設の外への興味を抑えられなくなった少女は外部につながる入口に近づく。すると助けを求める女性の声が聞こえる。絶滅されたはずの人類がなぜ外にいるのか。外は放射能で汚染されているのではなかったか。少女は、母であるロボットから教わったことに疑問が少しずつ生まれるのであった。


映画は多くの謎を残して終わる。人工知能と、人類の絶滅はどう関係しているのか。絶滅の話と、外の荒涼たる世界の外に広がる穀物畑、鉱山や人の存在の食い違いは何を意味するのか。人工知能である母はどこまでのことを知っている存在なのか。そもそもこの母は善なる少女を守る存在なのか。少女と赤ちゃんの男の子とはこのあとどうなってゆくのか。・・・というように疑問を残し、続編が楽しみになる。事実、続編は製作中とされている。


    Across the Universe Contact Doctor House   Dreamgirls 

   La La Land Lucy

 

更年期 menopause


 menopause   メネポーズ 閉経 更年期の問題は、かつては女性に特有と考えられていたが,近年は男性の更年期male menopauseも良く議論されている。ともに性ホルモンの分泌低下から起きる症状である。分泌低下には、加齢のほかストレスなど日常生活上の問題も関係している。ドイツ語:Stufenjahr

女性は50歳ころ閉経menopauseを迎える。卵巣が機能を低下させ、月経が停止するに至る。閉経の時期は個人差があり、日本人の場合、平均は50歳頃とされる。そしてその前後5年、45歳頃から55歳頃までの期間を更年期とよんでいる。この時、女性ホルモン エストロゲンestrogenの分泌が急激に低下する。脳からは分泌を促す指令が出続けるが分泌は増えないので、その矛盾が心身のさまざまな不調として現れる。

この時期の女性に多い、肩こり、頭痛、腰痛、疲れやすさ、怒りっぽいといった症状は、女性が更年期にあることと関係している。症状がひどい場合は、女性ホルモンそのものあるいは、それと似た働きをする物質の投与が有効だとされている。

男性の場合、男性ホルモン テストステロンtestosteroneの減少はゆるやかに進む。しかし、その男性にも女性と同様に更年期の問題(男性ホルモン値が低いことによる問題)があることが近年知られるようになった。

症状として、関節痛のほか、精神的な鬱(うつ)、意欲や集中力、記憶力の低下、認知力の低下、性欲の低下などが知られる。これを男性更年期とか、LOH症候群(late-onset hypogonadism syndrome)と呼ぶことがある。

症状が軽い場合は対象療法的治療となるが、症状が重い場合は男性ホルモンの投与が有効だとされている。

  更年期と運動の必要性

    autism   Baumol's cost disease   bulimia   bullshit job capital flight 
      China as a dystopia  choke point   coffee and urinary stone
  dementia   digital Leninism   hysteresis inclusive marketing 
  infection disease interstitial pneumonia  job type employment 
  market Leninism   menopause  osteoarthritis  peer pressure
      presbyopia  schizophrenia subarachnoid hemorrhage 
  US-China decoupling Z-generation  



Major writings of Koetsu Aizawa

相沢幸悦 あいざわ こうえつ 氏の著述 1950年生まれ 法政大学卒業後 慶應義塾大学大学院。日本証券経済研究所、長崎大学、埼玉大学を経て、埼玉学園大学に勤めた。相沢はドイツの金融制度についての歴史的な勉強からスタートし、現代の証券市場、さらには資本主義の在り方まで広く書いている。ここでは比較的最近でデータの取れるものを掲げ、読んだ感想も付けて置く。同姓同名者がいないので綺麗な検索結果がでる。

相沢幸悦 webcatplus
相沢幸悦 booklog
CiNiiで相沢幸悦

論説 高度情報化社会における金融システム 季刊経済理論 58(2)  2021/07 48-62
 → この論説は面白かった。ただ冒頭で証券市場が資本主義の変革に役立つかと問題を立てたが、議論している中身は証券市場ではなく、株式会社のことであった。株式会社の性格のなかに、拡張的な資本主義の在り方を求めている点があるとの指摘は鋭い。株式会社の目的に社会的価値を取り込むことが解決の方向だという論旨も支持できる。途中でクラウドFの話をしているが、ネットを通じた資金調達の可能性の話と、様々な規制のもとに行なわれているクラウドFの話が混同されているように見える。また給与支払いのデジタル化の話も、面白いが、議論の流れからすると、なぜ話として入るのか、よくわからないと感じた。 
論説 現代資本主義と証券市場の深化 明大商学論叢 102(3)  2020/03 91-105
 → もっとしっかり書いて欲しいと感じる。

動画 消費税増税後の日本はどうなる 日刊ゲンダイ 2019/08/08収録


論説 資本主義の成長停止と近未来 熊本学園商学論集 22(2)  2019/03 109-137

             → いわゆる「定常状態」支持の議論。basic income導入を冒頭述べているが      本文でその内容が展開されていない。basic incomeは、さまざま社会保障制度に代えてbasic incomeを支給して、その代わり自助努力であとはやりなさい、という制度だと思う。私はそうした極端なbasic incomeには反対だ。しかし、社会のすべての人々に、ある生活水準を保証することは、近代社会の大きな目標だと考える。つまりbasic incomeをどのようなものと考えるかに議論の余地があり、この点が展開されていない。
論説 連鎖的バブル崩壊と21世紀初頭大不況 経済志林 82(3)  2015/03  143-189
            → 論文というよりは軽い「読み物」であるのは残念。

 

  


              

Safe Deposit Box Theft Case

貸金庫窃盗事件

2025年1月14日夜に今村由香里容疑者(46 東京都練馬区)がようやく窃盗容疑で逮捕された。ようやくと言ったわけは事件の概要を2024年11月22日に三菱UFJ銀行が発表してから、2ケ月近い時間が経っているからである。事件は、金融庁における元裁判官の、そして、東証社員の、それぞれのインサイダー取引事件とともに、職業倫理が希薄になっていることをうかがわせた。

今村はそもそも2013年には競馬などから破産状態となり、小規模個人再生手続きに陥っていたというが、その後も競馬、FXなどで多額の損失を作った。窃盗した金銭は、このような「投資」に消えたようだ。銀行側が彼女のこのような生活や性癖に全く気付かなかったのは不思議に思える。被害者は練馬、玉川の両支店で60人以上、被害額は現金が10億円以上と金塊が7億円以上とされる。この件で、彼女が窃盗していた時の、二つの支店の支店長は彼女の犯罪を防げなかった責任を厳しく問われざるを得ないだろう。

今村は2020年4月に練馬支店で営業課長になったことを契機に、窃盗を開始したとされる。そして支店長代理となった玉川支店でさらに犯罪を重ねた。発覚は玉川支店顧客の届け出による。一般に銀行は貸金庫の顧客から紛失の問い合わせがあっても、そうした問い合わせに行員による窃盗はあり得ないとして厳正に対処してこなかった疑いがある。つまり貸金庫をめぐる銀行員の窃盗の可能性があり得ないとしてきた銀行は、今回の事件により従来の姿勢を改め、問い合わせに真摯に対応すること、さらにまた貸金庫管理の厳重化を迫られることになった。

今村の手口は、客から預かっている貸金庫の予備鍵を借用する単純なもの。支店の管理職の立場を悪用したもの。管理職は不正をしないという前提を彼女はやすやすと破った。ところで顧客の信頼を裏切った銀行が、窃盗の被害者である、貸金庫の顧客に弁済することは当然だ。それと銀行は同時に今後、彼女に対して損害賠償の訴えを起こして民事的な責任をきちんと追及することが、事件の再発を防ぐうえでも重要に思える。

FNN 2025/01/15  今村容疑者 ギャンブルで借金返済に困窮か

ANN News 2025/01/14 元行員の女に逮捕状


Ito Kan

伊藤貫   いとう かん ワシントンDC在住の国際政治アナリスト 1953-

2023/08/17


2023/07/13 (2)


2023/07/13(1)


2023/11/01  Ray(mond)  McGovern


2022/05/03  Ray McGovern on Ukraine







Major Writings of Motokichi Inaba

稲葉元吉(いなば もときち)氏の著述目録。1935-2008 横浜国立大学卒後、東大経済学部専門課程に再度入学、同大学院で所定の単位修了後、横浜国立大学。さらに成城大学教授を務めた。


単著 山倉健嗣編 組織論の日本的展開 サイモン理論を基軸として 中央経済社 2010/10

共編著 山倉健嗣と共編著 現代経営行動論 白桃書房 2007/02

編著 企業の組織 八千代出版 2005/03

論説 文科系教育改革の基本的方向 オフィス・オートメーション 24(4)  2004  13-17

共編 奥村康司 貫隆夫と共編 情報技術革新と経営学 中央経済社 2004/03

論説 企業の経営理論 成城大学経済研究 163   2003/12 139-163

共編 奥村康司 貫隆夫と共編 環境問題と経営学 中央経済社 2003/05

論説 グローバル・ビジネスとヒューマン・セキュリティ 成城大学経済研究 160 2003/03 31-51

共編 奥村康司 貫隆夫と共編 NPOと経営学 中央経済社 2002/10

編著 社会の中の企業 八千代出版 2002/07

論説 組織研究の重視を 学術の動向 7(8)  2002  59-62

論説 サイモン理論とその日本的展開 成城大学経済研究 155 2001/12  39-54

共著 グローバル社会とビジネス これからの社会の生き方 実教出版 2001/09

論説 人工システムの構築について オフィス・オートメション 21(1)  2000/07 70-75

単著 コーポレート・ダイナミックス 白桃書房 2000/06

単著 経営 実教出版 1998/01

単著 現代経営学の構築 同文舘出版 1994/03

論説 問題解決の技術 横浜経営研究 14(1)   1993/06   63-70

論説 現代組織論と現代経済学 組織科学 27(1)  1993  47-61

単著 現代経営学の基礎 実教出版 1990/11

論説 二神恭一と共著 組織と危機管理 組織科学 23(3)  1990  9-24

論説 組織における変革過程の管理 横浜経営研究 8(1)  1987/06  15-28

論説 企業行動への組織論的アプローチ 横浜経営研究 7(3)  1986/12  241-252

論説 Business Administrationの概念をめぐって 行政研究年報 20  1986 13-35

論説 組織変革における移行過程の管理 組織科学 19(4)  1986   46-60

論説 企業活動の国際化 横浜経営研究 6(3)   1985/12   215-230

共著 山倉賢嗣と共著 組織革新の展開 組織科学 19(1)    1985   78-89

論説 Business Administrationの概念をめぐって 横浜経営研究 4(4)  1984/03 317-329

共著 大森賢二と共著 現代の経営組織 春秋社 1983/07

論説 OA その発展と社会的意義 組織科学 16(4)  1982/12  12-24

論説 管理過程の基礎概念と企業モデル 横浜経営研究 3(1)  1982/06 1-14

論説 組織理論の発展小史 横浜経営研究 1(2)    1980/12   117-126

論説 企業組織の研究方法について エコノミア 66 1980/01  119-132

共訳 倉井武夫と共訳 H.A.サイモン著 意思決定の科学 産業能率大学出版部 1979/12

単著 経営行動論 丸善 1979/01

論説 組織風土の刷新について エコノミア 63  1979/01  71-91

論説 企業組織の成長と衰退 エコノミア 61    1978/01  127-143

共訳 吉原英樹と共訳 H.A.サイモン著 システムの科学 ダイヤモンド社 1977/04  本書はその後 1987に新版 1998に3版

論説 組織開発 下 組織科学9-1   1975/03   69-81
論説 組織開発 上   組織科学7-4   1973/12   4-14

単著 現代経営学演習 春秋社 1971/06

Excessive Personal Attack in Hyogo

 2025年1月18日 前兵庫県県議の竹内英明氏が亡くなった。経緯はすでに明らか。斎藤元彦知事のもとでまた自殺者がでたことになる。火つけ役の一人の立花孝志氏は、なお竹内氏を貶める動画の発信を続けている。正直に言えば異常である。

もともと出発点は斎藤元彦氏が、自身のパワハラに疑問を呈した人を探し出し、退職に追い込んだことの妥当性だった。それがいつの間にか、斎藤元彦氏が進めた県政改革をめぐる議論にすり替わり、自殺した西播磨県民局長への容赦のない個人攻撃になった。異常であるのは、選挙選でこのようなキャンペーンを行った側の斎藤元彦氏が勝利したことだ。

そして歯止めを失った個人攻撃が二人目の死者を生んだことになる。この原因を生んだのは、兵庫県民の選挙における選択である。キャンペーンに乗って無責任にネットで個人攻撃をした人たちの責任も重い。

私の考えは、斎藤氏がどんなに正しくても、人の死を生んだ時点で、その時点で知事失格ということだ。人格攻撃することにも慎重であるべきだ。自殺者を続々と出すのは行き過ぎだ。兵庫県民が同じ感覚でないことが、人として理解できない。

集英社 さらに犠牲者出た兵庫県

REFERENCE

訴訟合戦に陥った斎藤元彦兵庫県知事問題   Blogger Com 2025/01/16
社会の分断とフィルターバブル Note 2024/12/14


注目の投稿

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