斎藤幸平 さいとう こうへい 氏の著述 1987- 東大理二に入学後 フリーマン奨学金を得てウェズリアン大学、ベルリン自由大学 フンボルト大学で学位 2017大阪市大准教授 2022東京大学教養学部准教授
斎藤幸平 wikipedia
斎藤幸平 webcatplus
CiNii 斎藤幸平(著者)
CiNii 斎藤幸平(タイトル) 書評など
抜粋
動画 Liberty 2024/03/01
動画 斎藤幸平が資本論を解説 NHK 2023/07/18
cf. 濱田英次 書評 斎藤幸平「人新世の資本論」2020年 季刊経済研究 2022/03 108-114
動画 大越健介と斎藤幸平 2023/12/16 公開2023/12/16
動画 斎藤幸平さんに聞く 報道ステーション 取材2021/12/09 放送2021/12/29
論説 日本人が知らない「脱成長」でも豊かになれる根拠 東洋経済online 2021/12/02
誰もが必要とする電力・水道などを共用財産common化してゆくこと、貨幣や市場に依存しない領域を拡大することが、脱成長であり、貧困対策にもなるとしている。考え方は、ベーシックインカムよりベーシックサービスであると。仮に無償で供給すると、節約する動機が失われたり、無駄に使われるリスクがある。これに対して、医療や教育の無償提供という考え方は支持できる。
cf. 井上岳一 コモンズが開く地域の未来 日本総研 2021/11
市場経済の中でもある所までは、非金銭的経済は存在できる。それは理解するが、それには
限界があるようにも思う。医療・教育などをコモンズ(共有財)だと宣言することもわかる。ただ市場経済のもとでは、それらは提供するときに、金銭に換算する必要があるように思える。電力・騒動にしても、維持コストも更新コストも無償はむつかしい。労働の交換という形で金銭対価を払わないとしても、異なる労働間では合理的換算率が必要になる。
動画 Kohei Saito, Climate Crisis and Ecological Revolution, Futures of Sustainability, Universität Hamburg, 2021/02/24
論説 潤沢な社会とコミュニズム 季刊経済理論 57(2) 2020/07 6-18
cf. 伊藤誠 書評 斎藤幸平「大洪水の前に マルクスと惑星の物質代謝」2019年 経済学史研究 62(2) 2020 98-99
論説 「資本論」のエコロジーから考えるマルクスとエンゲルスの知的関係 季刊経済理論 53(4) 2017/01 40-50