Major Writings of Yoshinori Suzuki

 鈴木芳徳(すずき よしのり 1937~2010)氏の著述目録。1964年に九州大学大学院修了。1965年9月神奈川大学に赴任。その後、2007年3月の定年まで神奈川大学。図書を中心に主要なものを採録した。

現在価値と株式会社 白桃書房 2009/09 184p.

わかりやすい証券市場入門 全訂版 白桃書房 2009/04

資本化と現在価値 経営貿易研究(神奈川大学) 35 2009/03 11-17

グローバル化と金融資本主義:ドル離れとサブプライムローンの深淵 白桃書房 2008/05

投資家像の変貌と現代資本主義 経営貿易研究(神奈川大学) 34 2008/03   1-13

世界金融資本主義と金融・資本市場の変容 証券経済研究 61 2008/03

証券取引所の統合再編問題 証券経済研究 59 2007/09

経済学と私(ケインズの方法的態度と経済学) 商経論叢 43(1)   2007/05  1-4

株式会社制度の行方:投資ファンド化への変化の予兆 経営貿易研究(神奈川大学)33 2007/03   39-42

三角合併(triangular merger)と日本経済 経営貿易研究(神奈川大学)33 2007/03 1-8 

証券会社と株式会社 白桃書房 2007/03 185p.

わかりやすい証券市場入門 新訂版 白桃書房 2007/03

証券市場と株式会社 商経論叢 42(3)   2006/12   77-85

現代証券金融論の課題 白桃書房 2005/09 154p.

わかりやすい証券市場入門 白桃書房 2004/07

金融・証券論の研究 白桃書房 2004/06 328p.

取引所市場の構造変化:中央卸売市場流通の場合 商経論叢 39(2)  2003/11 79-88

証券取引所の環境変化とデミューチュアリゼーション 商経論叢 38(4) 2003/04 19-29

株式会社とジョイント・ストック・カンパニー 商経論叢 38(1)   2002/08   49-70

成熟経済とオープン・マーケット 商経論叢 35(3)  2000/01  201-220

明治の取引所論 白桃書房 1998/11  272p.

福澤諭吉の取引所論 商経論叢 31(2)  1996/03   177-194

天野為之の取引所論とその特質 商経論叢 30(4) 1995/03 13-59

編著 金融論:理論・歴史・政策 ミネルヴァ書房 1995/04

田口卯吉の株式会社論 商経論叢 28(2)   1993/02  107-125

共著 証券改革 東洋経済新報社 1991/10

編著   野田弘英 吉沢法生 永田裕司 平勝廣と共著 現代金融論 文眞堂 1990/01

共訳 野田弘英、吉沢法生、飯田隆と共訳 W.A.トーマス著 イギリスの金融・証券革命:ビッグバンの背景と影響 東洋経済新報社 1988/01

銀行論講義 新評論 1986/04

株式会社の経済学説 新評論 1983/11

W.ゾンバルトの株式会社論について 商経論叢 16(3)   1981/02  81-90

証券経済論 税務経理協会 1979/05

小林晃との共訳 G.H.ピーターズ著 金融と財政の理論 増補版 ミネルヴァ書房 1977

吉沢法生との共著 銀行論入門 八千代出版 1977/04

信用制度と株式会社 九州大学博士 1976/07/03

山中豊国、野田弘英と共訳 ロビン・プリンゲル著 現代イギリスの銀行業 新評論 1975/05

銀行論入門 八千代出版 1975/04

小林晃と共訳 G.H.ピーターズ著 金融と財政の理論 ミネルヴァ書房 1974

信用制度と株式会社 新評論 1974/01

金融資本と銀行資本 経済論究 14 1964/10 1964/10  61-77

「帝国主義論」における方法上の特質 経済学研究(九州大学)30(2)  1964/06 75-95

金融資本と銀行資本 経済論究(九州大学大学院) 12 1963/01 23-37



Major Writings of Juichi Mukai

 向壽一(むかい じゅいち)氏の著述目録。1953年生。京都大学を1975年に卒業。同大学院を経て、同大経済研究所、横浜国立大学を経て立命館大学。1990年代以降で試作。

向壽一 wikipedia 

資本の絶対的過剰理論と実証 商学論集(福島大学) 91(3-4)  2023/03  49-57

再生産・産業連関表と貨幣流通 立命館国際研究 35(4)  2023/03    87-99

cf. ブランコ・ミラノヴィッチ「マルクスとケインズの違い」2022/06/29

cf. 鍋島直樹 ケインズの社会主義論ー自由と計画の狭間でー 経済科学 69(4) 2022/03 1-14

cf. 二宮健四郎「書評 鍋島直樹 現代の政治経済学―マルクスとケインズの総合」季刊経済理論 58(1) 2021/04  87-90 

cf. 鍋島直樹 現代の政治経済学-マルクスとケインズの総合 ナカニシヤ出版 2020/02

価値の需要サイドと供給サイド:「マネタリー・エコノミクス」の反省 立命館経済学 65(5) 2017/03 304-313

cf. 鍋島直樹 ポスト・ケインズ派経済学:マクロ経済学の革新を求めて 名古屋大学出版会 2017/03

cf. 水野和夫 利子率ゼロと資本の希少性:ケインズ対マルクス 法学志林 114(4) 2017/03  156-143

cf. 近廣昌志 ケインズおよびポストケインジアンの貨幣供給理論の検討ーポストケインジアンの内生的貨幣供給理論の問題点ー 商学論纂 55(5・6) 2014/03 229-258

cf.ベルトテム・シェフォールト マルクスの蓄積論、ケイジアンの分配論、および転形問題の新しい解法 産業連関 18(3) 2010/10 33-50

cf. 内藤敦之 ポストケインジアンの内生的貨幣供給論とケインズの貨幣的経済学 一橋博士2009/01/14

cf. 野下保利 金融資本主導下の貨幣的均衡:現代資本主義分析におけるポスト・ケインズ派とマルクス派 季刊経済理論 45(2)  2008/07 36-48

比較経済学構築に向けて 「マネタリー・エコノミクス」への3本の書評に対するリプライ 立命館経営学 47(2)   2008/07  25-34

ポスト・グローバリズムの時代を生きる 法律文化社 2008/06   201p

現代ケインズ研究と「マネタリー・エコノミクス」 立命館国際研究 19(3) 2007/03 603-616

上川孝夫、藤田誠一と共編著 現代国際金融論 第3版 有斐閣 2007/03

cf.伊藤光晴 現代に生きるケインズ モラルサイエンスとしての経済理論 岩波新書 2006/05

マネタリー・エコノミクス 岩波書店 2006/04
cf. 書評 中尾茂夫 明治学院大学経済研究 140・141  2008/02    91-97  

cf. 鵜飼博史 鎌田康一郎 マネタリー・エコノミクスの新しい展開 日銀レビュー2004-J-8

cf.植田宏文ほか 現代マクロ金融論:ポストケインジアンの視角から 晃洋書房 2004/04

上川孝夫、藤田誠一と共編著 現代国際金融論 新版 有斐閣 2003/05

cf. 平井俊顕 ケインズ研究の動向-「貨幣論」と「一般理論」をめぐる序論的サーヴェイー 経済学史学会年報 39号 2001/05 74-84

自動車の海外生産と多国籍企業 ミネルヴァ書房 2001/03

経済学の対象と経営学の対象―ケインズとマルクス 立命館経営学 39(4) 2000/11 75-81

メガバンク誕生:金融再編と日本の行方 日本放送出版協会 2000/01

cf. 内藤敦之 内生的貨幣供給と流動性選好:ポストケインジアンにおける論争 一橋論叢 122(6) 1999/12 787-801

cf. 箱木禮子 ケインズの市場観 商学論集(福島大学)68(2)  1999/10  47-61 

不況の日本より、好況の米国がケインズ政策に忠実という逆説 エコノミスト 77(35)  1999/08/10   42-44

共編著 上川孝夫、藤田誠一と共編著 現代国際金融論 有斐閣 1999/04

「ケインズ政策」「規制緩和」だけでは日本の雇用は創出できない エコノミスト 77(4) 1999/01/26  65-69

単著 多国籍企業・銀行論:大競争時代へのサバイバル戦略 中央経済社 1997/07

単著 金融ビッグバン 講談社現代新書 1997/06

cf. 服部茂幸 所得分配と成長:ポスト=ケインジアンの経済学 千倉書房 1996/06

単著 転換期の世界経済 岩波書店 1994/12

単著 新しい資本主義の視点 同文舘出版 1994/09

マネーゲームのからくり:金融エコノミスト批判学入門 新版 法律文化社 1994/04

共編著 中西一正と共編著 現代日本の技術と経済 同文舘出版 1993/07

単著 世界経済の新しい構図 岩波書店 1992/02

学位 現代日本企業と多国籍総合金融機関:資本過剰下の三位一体的資本輸出の理論と実証 で京都大学経済学博士 1992/01/23

単著 マネーの流れから見る日本経済入門 有斐閣 1991/11
日本経済入門 マネーの流れから見る

単著 マネーゲームのからくり:金融エコノミスト批判学入門 法律文化社 1991/06

単著 信用創造・マネー循環・景気波動 同文舘出版 1991/01

単著 国家破産:累積債務とマネー循環 講談社現代新書 1990/07
cf. 書評 櫻井公人 阪南論集 社会科学編 27(2)   1991/09  97-103

現代日本企業と多国籍総合金融機関:資本過剰下の三位一体的資本輸出の理論と実証 同文舘出版 1990/07

Major Writings of Tooru Kitahara

北原徹(とおる)氏の著作目録。1972年に一橋大学経済卒後、大学院。高知大学、東京学芸大学を経て2002年立教大学。ここでは1990年代以降の主要文献を集めた。

戦後アメリカ資本主義と段階論:経営者資本主義から新金融資本主義へ 立教経済学研究 75(1) 2021/07  83-111

米国における1980年代以降の所得格差・資産格差の拡大 立教経済学研究 73(2) 2019/10  198-228

報告 トランプ政権とアメリカ経済 立教大学経済研究所学術研究大会 2019/03/09
   中間層の没落とトランプ政権下のアメリカ経済


戦後アメリカの実体経済と金融経済:1980年代以降の金融経済の肥大化と変調 福岡大学商学論叢 63(1-2) 2019/03    85-138

ポスト・リーマンの米国経済 立教経済学研究 72(2) 2018/10  181-204 

ポスト・リーマンの米欧日銀行の収益構造変化 経済志林 85(3) 2018/03  111-152

書評 Mitsuhiko Nakano, Financial Crisis and Bank Management in Japan (1997 to 2016): Building a Stable Banking System [2016] 証券経済研究 101 2018/03 153-158

ポスト・リーマンの米国金融と金融肥大化の終焉 立教経済学研究 71(2)  2017/10  109-142

部会報告 ポスト・リーマンの米国金融 ケインズ学会関東部会 2017/07/15

ポスト・リーマンの米国銀行・投資銀行 立教経済学研究 70(2) 2016/10 55-77

ポスト・リーマンの米国金融 熊本学園大学経済論集 22(3-4) 2016/03 107-131

シャドーバンキングと満期変換 立教経済学研究 65(3)  2012/01 99-141

学会報告 金融システムの市場化とサブプライム金融危機 第73回証券経済学会全国大会 2010/06/05

部会報告 サブプライム金融危機と証券化の功罪 日本金融学会中央銀行部会研究会 
2009/09/26

アメリカにおける家計の資産保有増大とキャピタルゲイン 立教経済学研究 62(2) 2008/10 177-196

金融の変貌 立教ジャーナル 2008/04/01 掲載

証券化・市場化と現代金融 信用理論研究 25 2007/12  77-96

金融システムの変化-アメリカと日本 資本市場 262 2007/06 20-38

金融システムの市場化について 立教経済学研究 60(3)   2007/01   35-57

アメリカの不動産証券化と生命保険会社 高知論叢 社会科学 85 2006/03 101-129

証券化における資産担保とマネジメント裁量性 立教経済学研究 58(3) 2005/01 119-142

量的緩和政策と現代信用貨幣制度 武蔵大学論集 50(3) 2003/02 209-235

ストラクチュアード・ファイナンスと証券化の展開 立教経済学研究 56(1) 2002/06 37-59

報告要旨 ABSと金融仲介 立教経済学研究 53(4) 2000/03 95-96

投資信託と金融システム 東京学芸大学紀要 第3部門社会科学 50 1999/02 41-48

金融システム危機、内生的貨幣供給、そして信用貨幣システム 東京学芸大学紀要 第3部門社会科学 48 1997/01 119-130

バブルと銀行行動 東京学芸大学紀要第3部門 社会科学 46 1995/01 93-124

貨幣供給の内生性と金利決定のメカニズム 東京学芸大学紀要第3部門 社会科学 42 1991/01 1-37

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Profile of Masaki Ina

稲正樹(いな まさき)  稲正樹 wikipedia 1949年生まれ 1973年北海道大学法学部卒 1977年北海道大学大学院法学研究科中退 1994年に北海道大学にて博士号授与。法学博士。 インド憲法の研究:アジア比較憲法論序説 北海道大学博士(法学)乙第4443号 1994...

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