Major Writings of Kei Ehara

江原慶(えはら けい)氏の著述目録。1987年生まれ。2010年東京大学経済学部卒 2015年同大学博士課程修了 2015年3月 資本主義的市場と恐慌の理論 で経済学博士。大分大学経済学部准教授を経て 東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授。東京大学経済学部で「経済原論Ⅰ」経済原論Ⅱ」を担当。ここではresearch map及び東京工業大学リサーチリボジトリでの江原氏自身による開示をベースに、ネット情報を加え取捨してまとめた。

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江原慶 booklog
CiNii 江原慶(著者)
CiNii 江原慶(タイトル) 書評および書評へのリプライなど


単著 マルクス経済学の脱成長論-蓄積・株式・貨幣をめぐってー 政経研究時報27-1  2024/06   10-11

報告 脱成長論のマルクス経済学的検討 公益財団法人政治経済研究所現代経済研究室研究会報告 2024/03/25


単著 マルクス価値論を編みなおす 桜井書店 2024/02

単著 脱成長貨幣論ーF.ソディの貨幣論の批判的検討を通して Commons(東京工業大学 未来の人類研究センター)Vol.3   2024/02 


共著 With Akihito Imai, The Japanese history of Marxian value-form analysis: Focusing on the Unoist approach, The Japanese Political Economy, 2023/12/22

単著 Marx's Ideas on Work Organization: Reinvestigating the Conceptions of Corporation, the Division of Labor, and Machinery, Science and Society, 81(4), 2023/10, 475-501

単著 貨幣の変容論と現代貨幣理論 信用理論研究 40  2023/05  1-19

講義シュラバス 2023年度文系教養科目 経済学B 東京工業大学 2023/03

講義シュラバス 2023年度文系エッセンス7 経済学  東京工業大学 2023/03

単著 脱成長論のマルクス経済学的検討 大阪公立大学『季刊経済研究』41.1-4 Winter 2023/03 3-28
cf. 山川利和氏(大阪産業大学)による特集趣旨文

単著 Reconstructing Marxian Theory of Ground Rate: Based on Japanese Development of Marxian Political Economy, Capitalism Nature Socialism 34(4) 2023/01 119-138 

単著 日本马克思主义研究现状-以马克思主义经济学为中心  中国社会科学评论 2022年3期 2022/12

共著 with 柴崎慎也  什么是商业资本:日本学者对马克思主义市场理论贡献  国外理论动态 5 2022 20-31  (搜狐com  2022/11/30

学会報告 多様化する現代の労働とその行方 政治経済学・経済史学会秋季大会報告 2022/10/22

学会報告 「貨幣の変容と現代貨幣理論」 信用理論研究学会 2022/05/16

単著 「流通過程の不確定性」とマルクス経済学市場理論 経済志林 89(2) 2022/03 113-146

単著 Japanese Discourses on the Marxian Theory of Finance, palgrave macmillan, 2022
    Introduction to Japanese Studies of Marxian Theory of Finance, 2022/02/02
    Theorinzing Bank Capital: Neo-Unoist Approach, 2022/02/02

報告 「流通過程の不確実性」とマルクス市場理論 金沢大学政治経済学セミナー 2021/11/21

単著 資本による貨幣の変容ー現代資本主義像の再構築のために 季刊経済理論58(3) 2021/10 6-18

単著 With Shinya Shibasaki, What is commercial capital? Japanese contributions to Marxian market theory, Capital and Class, 41(2), 2021/07, 235-256 

共著 SGCIME編 マルクス経済学 市場理論の構造と転回 桜井書店 2021/03
   担当 はしがき、価値の知覚の比較学

cf. 第15回(2020)政治経済学・経済史学会賞受賞理由書(同選考委員会)2020/10/24

学会報告 経済学史学会第84回大会 セッション これからのマルクス経済学原理論 の司会。また「これからの地代論」を報告 2020/05/31

コメント これからの恐慌論研究のために 評論(日本経済評論社)217号 2020/02/23

単著 商品の同種性と商品債務 大分大学経済論集  71(2-4) 2019/11 1-37

リプライ 書評へのリプライ 季刊経済理論 56(3)  2019/10

共著 泉正樹、柴崎慎也、結城剛志と共著 これからの経済原論 ぱる出版 2019/10
cf. 書評 瀬尾崇 季刊経済理論 57(3)  2020/10
cf. 書評へのリプライ 結城剛志 季刊経済理論 58(2)  2021/07

講義シュラバス 政治経済学Ⅱ(立命館アジア太平洋大学 2019年度後期)

報告 資本主義的市場と恐慌の理論 制度的経済動学セミナー ポストケインズ派経済学研究会と共催 で報告 2019/06/29

単著 価値の知覚の比較学 「マルクス経済学の現代的課題」研究会報告書 2019/03

単著 資本の変容と「金融化」ー清水真志の「貨幣資本家」再考によせてー 大分大学経済論集 70(5-6)  2019/03  33-67 → 同一名称の論文が以下にもある 「2018年マルクス生誕200年記念国際シンポジウム 21世紀におけるマルクス報告集 第3巻」

共訳 結城剛志と共訳 マルチェロ・ムスト著 アナザー・マルクス 堀之内出版 2018/11
cf. Marcello Musto
cf. 書評 村上允俊 季刊経済理論 56(1)
cf. 書評 吉村信之 歴史と経済 247号 2020/04

WP 銀行業と資本―分化・発生論批判ー 政治経済学・経済史学会WP要旨 2019/12?

単著 銀行業と資本-分化・発生論批判ー 歴史と経済 61(4)   2018   1-17

単著 論点をめぐって 帝国主義論の盛衰ー宇野理論の視座からー 歴史と経済61(1) 241  2018/10   20-29

単著 From Classical Market View to Marxian Market View: Reinventing the Theory of Market Value, World Review of Political Economy, 9(3), 2018/10, 387-409

報告 第12回世界政治経済学会に参加して 季刊経済理論 55(1) 2018/04 68-71

単著 資本主義的市場と恐慌の理論 日本経済評論社 2018/04
cf. 書評 宮沢和敏 季刊経済理論 55(4)    2019
cf. 書評 村上弘毅 経済学史研究 63(1)    2021

単著 価値形態論における計算貨幣 季刊経済理論 54(4)   2018/01    55-67

単著 論点をめぐって 資本概念の現在 歴史と経済 60(2)   238 2018/01 35-43

翻訳 Translation, How has Marx's Capital been Re-read in the Process of Capitalistic Development (Michiaki Obata)→「資本論」150年記念シンポジウム報告集第1巻(Proceedings of Joint Project of Seven Related Academic Societies in Japan: K. Marz in the 21st Century, 2017/09/16) に収載。 

論説 価値の内在性と価値形態論の射程ー塩澤由典氏のマルクス価値論批判によせて 「宇野理論を現代にどう活かすか」Newsletter 2期21号 2017/08

論説 価値の量的表現論 経済学論集 82(11)  2017/07  41-63

書評 伊藤誠『マルクス経済学の方法と現代世界』 政経研究 108 2017/06 78-85

単著 変わりゆくマルクス経済学:小幡道昭氏の「批判」三書をめぐって 経済学論集 81(4)   2017/03  21-40  (抄録)
単著 変わりゆくマルクス経済学:小幡道昭氏の「批判」三書をめぐって 経済学論集 81(4)   2017/03  21-40 (本文)

翻訳 Translation, The Uno Theory and Marx (Michiaki Obata) → Nobuharu Yokokawa, Kiichiro Yagi, Hiroyasu Uemura, Richard Westra ed., The Rejuvenation of Political Economy, Routledge, 2016/04 に収載。本書は日本の社会科学の政治経済学分野における貢献を広く世界に伝えたもの。 

cf. 経済理論学会第6回奨励賞授与(授与理由の説明) 2015/11/21

学位 資本主義的市場と恐慌の理論 学位取得2015/03/24  公開2016/08/09

共著 守健二編著『恐慌論の論点と分析』創風社 2014/11
     第3章 宇野恐慌論の展開

恐慌の両極性:市場における恐慌の基礎 季刊経済理論 51(2) 2014 65-76 (英文要旨)
恐慌の両極性:市場における恐慌の基礎 季刊経済理論 51(2) 2014 65-76 (本文) 

学会報告 経済理論学会第61回大会で「恐慌論における商業資本」を報告 2013/10/16
「恐慌論における商業資本」報告要旨(専修大学)

複数生産条件下での市場の無規律性 季刊経済理論  49(4)  2013/01  54-66 (英文要旨)
複数生産条件下での生産の無規律性 季刊経済理論  49(4)  2013/01  54-66 (本文)

学会報告 経済理論学会第60回大会で「市場における恐慌の基礎」を報告 2012/10/06 

報告 市場における恐慌の基礎 The Political Economy Workshopで2012/07/20

報告 複数生産条件下での市場の無規律性 The Politcal Economy Workshopで 2012/04/26


Major Writings of Ke Long

柯隆 Ke Long 氏の著述 1963年生まれ 中国南京市出身 1988年来日 愛知大学卒業後 名古屋大学大学院(修士)。長銀総研、富士通総研を経て2018東京財団政策研究所主席研究員。

柯隆 wikipedia
柯隆 webcatplus
CiNii 柯隆(著者)
CiNii 柯隆(タイトル)   書評 対談 インタビュー

抜粋

岐路に立つ中国の行方 内閣府経済社会総合研究所 workshop 2023/12/6

習政権が袋小路に入りつつあるという懸念 地政学ブリーフィング 2023/03/06

3期目の習近平体制 日本記者クラブ 2022/12/05


中国経済見通し 日本記者クラブ 2022/01/26


高度成長期を終えた中国の展望 月刊資本市場 2019/02   4-12



Major Writings of Kouhei Saito

斎藤幸平 さいとう こうへい 氏の著述 1987- 東大理二に入学後 フリーマン奨学金を得てウェズリアン大学、ベルリン自由大学 フンボルト大学で学位 2017大阪市大准教授 2022東京大学教養学部准教授

斎藤幸平 wikipedia
斎藤幸平 webcatplus
CiNii 斎藤幸平(著者)
CiNii 斎藤幸平(タイトル) 書評など

抜粋

動画 Liberty 2024/03/01


動画 斎藤幸平が資本論を解説 NHK 2023/07/18

cf.   濱田英次 書評 斎藤幸平「人新世の資本論」2020年 季刊経済研究 2022/03  108-114

動画 大越健介と斎藤幸平 2023/12/16           公開2023/12/16


動画 斎藤幸平さんに聞く 報道ステーション 取材2021/12/09 放送2021/12/29


論説 日本人が知らない「脱成長」でも豊かになれる根拠 東洋経済online 2021/12/02

誰もが必要とする電力・水道などを共用財産common化してゆくこと、貨幣や市場に依存しない領域を拡大することが、脱成長であり、貧困対策にもなるとしている。考え方は、ベーシックインカムよりベーシックサービスであると。仮に無償で供給すると、節約する動機が失われたり、無駄に使われるリスクがある。これに対して、医療や教育の無償提供という考え方は支持できる。

cf. 井上岳一 コモンズが開く地域の未来 日本総研 2021/11

市場経済の中でもある所までは、非金銭的経済は存在できる。それは理解するが、それには
限界があるようにも思う。医療・教育などをコモンズ(共有財)だと宣言することもわかる。ただ市場経済のもとでは、それらは提供するときに、金銭に換算する必要があるように思える。電力・騒動にしても、維持コストも更新コストも無償はむつかしい。労働の交換という形で金銭対価を払わないとしても、異なる労働間では合理的換算率が必要になる。

動画 Kohei Saito, Climate Crisis and Ecological Revolution, Futures of Sustainability, Universität Hamburg, 2021/02/24


論説 潤沢な社会とコミュニズム 季刊経済理論 57(2)   2020/07  6-18

cf.   伊藤誠 書評 斎藤幸平「大洪水の前に マルクスと惑星の物質代謝」2019年 経済学史研究 62(2)   2020  98-99

論説 「資本論」のエコロジーから考えるマルクスとエンゲルスの知的関係 季刊経済理論 53(4)   2017/01   40-50



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Profile of Masaki Ina

稲正樹(いな まさき)  稲正樹 wikipedia 1949年生まれ 1973年北海道大学法学部卒 1977年北海道大学大学院法学研究科中退 1994年に北海道大学にて博士号授与。法学博士。 インド憲法の研究:アジア比較憲法論序説 北海道大学博士(法学)乙第4443号 1994...

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