Death of Li Keqiang 李克強去世 2023/10/27

不吐不快的有貨君 2020/09/02


BBC中文  2023/10/27


BBC 2023/10/27  Li Keqing sidelined by Xi dies at 68

文昭談古論今 2023/10/27


自由亜州電台 2023/10/27 



全球新聞 2023/10/28



TVBS   2023/10/29


BBC中文 2023/10/30


雅虎香港 2022/11/03



BBC中文 2023/11/03


CNN  2023/11/03   Death of Li Keqiang sparks mourning

新聞観点 2023/11/03


新唐人電視台 2023/11/04


新聞観点 2023/11/07





Marxian Economics REFERENCE: 2016-2023 

Marxian Economics REFERENCE:2016-2023

Jimi Sol, What'up with Capitalism? A Marxist Perspective, 2019/12/14


2016年分
百木漠 マルクスの未来社会論を再考する 経済社会学会年報 38  2016  161-170
小幡道昭 マルクス経済学を組み立てる 東京大学経済学論集 80(3・4)  2016/01 2-30
柴垣和夫 社会諸科学から社会科学へ 武蔵大学論集 63(2・3・4) 2016/01  1-9
田畑稔 「アソシエーションの理論と実践」の前進へ:増補新版「マルクスとアソシエーション」刊行を機に 季報唯物論研究 134  2016/02   98-112
吉田真広 戦後日本の資本蓄積構造:日米経済摩擦と金融自由化 駒澤大学経済論集47(3) 2016/02 3-12
Kohei Saito, Marx's Ecological Notebook, Monthly Review, 2016/02/01
柴田徳太郎編著 世界経済危機とその後の世界 日本経済評論社 2016/03
松尾匡・橋本貴彦 これからのマルクス経済学入門 筑摩書房 2016/03
   同上書評 山本孝則 季刊経済理論53巻4号 2017/01 99-101 
コルナイ・ヤーノシュ著 溝端佐登史ほか訳 資本主義の本質について―イノベーションと余剰経済 NTT出版 2016/03
佐々木隆治 カール・マルクス:「資本主義」と闘った社会思想家 ちくま新書 2016/04
的場昭弘×佐藤優 復権するマルクス 戦争と恐慌の時代に 角川新書 2016/04
安田均 生産的労働概念の再検討 社会評論社 2016/05
池上彰×佐藤優 希望の資本論 私たちは資本主義の限界にどう向き合うか 朝日新聞出版 2016/06  2015/03出版の同名図書の文庫化
石倉雅男 書評 高田太久吉「マルクス経済学と金融化論」 政治経済研究所政経研究 106   2016/06   97-103 ファイル上99-105
cf. ポール・オイヤー著 土方奈美訳『オンラインデートで学ぶ経済学』NTT出版 2016/07
飯田和人 高橋聡 高橋輝好 現代資本主義の経済理論 日本経済評論社 2016/08
江原慶 資本主義的市場と恐慌の理論 東京大学博士論文 2016/08/09公開
佐藤優 「資本論」の核心 純粋な資本主義を考える 角川新書 2016/09
伊藤誠 マルクス経済学の方法と現代世界 桜井書店 2016/09
根井雅弘編著 ノーベル経済学賞 天才たちから専門家たちへ 講談社選書メチエ 2016/10
Kohei Saito, Learning from Late Marx, Monthly Review, 2016/10/01
Kohei Saito, Why Ecosocialism Needs Marx, Monthly Review, 2016/11/01
柴垣和夫 資本主義から社会主義への移行について 政経研究 107 2016/12 78-91

2017年出版公開分
伊藤誠 資本主義の限界とオルタナティブ 岩波書店 2017/02  201p.
川崎兼人 資本の概念と資本の時代ー「貨幣の資本への転化」の問題 京都大学社会システム研究 20 2017/03 305-322 
江原慶 変わりゆくマルクス経済学-小幡道昭氏の「批判」三書をめぐってー東京大学経済学論集 81-4 2017/03 21-40
芦田文夫 「市場経済をつうじる社会主義」と民主主義論 立命館経済学 65(5)  2017/03 3-32
櫻井毅 宇野経済学方法論に関する覚書(1) 武蔵大学論集 64(3・4)  2017/3  41-83
松本朗 日本銀行の非伝統的金融政策の変遷と経済理論:マルクス経済学によるアプローチ 立命館経済学 65(6)  2017/03  142-156
伊藤誠 マルクス経済学の方法と現代世界 季刊経済理論 54巻1号 2017/04 46-49
cf. 佐伯啓思 経済成長への訣別 新潮社 2017/05
高田太久吉 引き裂かれたアメリカ 富の集中、経済危機と金権政治 大月書店 2017/06
cf. ブランコ・ミラノヴィッチ著 立木勝訳 大不平等 エレファントカーブが予測する未来 みすず書房 2017/06
現代社会問題研究会(伊藤修、立松潔、熊谷重勝ほか著) 資本論と社会主義、そして現代 資本論150年とロシア革命 明石書店 2017/08
高田太久吉 グローバル資本主義の矛盾とトランプ政権 経済 2017/08  17-28
小幡道昭 マルクス主義―起源とゆくえー SGCIME報告 2017/08/09
飯田和人 価値と資本:資本主義の理論的基盤 桜井書店 2017/09
   飯田和人(かずと)氏はこの後、2020/03に明治大学を退職。
   同上書評 深澤竜人 季刊経済理論 55(2)   2018/07
建部正義 ロバート・B, ライシュ「SAVING CAPITALISM:最後の資本主義」を読む 商学論纂 59(1・2)   2017/09   339-367
小幡道昭 資本主義の歴史的発展と「資本論」の読まれ方 「資本論」150年関連学会連携シンポ(武蔵大) 2017/09/16
エリック・ホブズホーム著 水田洋監修 伊藤誠訳・太田仁樹訳 いかに世界を変革するか―マルクスとマルクス主義の100年 作品社 2017/10
cf. デヴィッド・ハーヴェイ著 大屋定晴・中村好幸・新井田智幸・色摩泰匡 訳 資本主義の終焉 資本の17の矛盾とグローバル経済の未来 作品社 2017/12   428p.
建部正義 現代の金融危機と資本論 前衛 955  2017/12  191-203
cf. ジェフリー・ミラー著 片岡宏仁訳 消費資本主義! 見せびらかしの進化心理学 勁草書房 2017/12

2018年分
塩見由梨 資本主義的生産における労働の熟練 東京大学経済学研究 60 2018 33-42 
宮田惟史 マルクス信用論と金融化 立教経済学研究 71(3)  2018/01  1-28
伊藤誠 入門資本主義経済 平凡社新書 2018/02
 同上書評 塩見由梨 季刊経済理論 55(4)   2019/01
二宮健史郎 金融不安定性のマクロ動学 大月書店 2018/03
   同上書評 佐々木啓明 季刊経済理論 56(2)   2019/07
   同上書評 得田雅章 彦根論叢 420   2019/06  84-86
江原慶 資本主義的市場と恐慌の理論 日本経済評論社 2018/04
   同上書評 宮沢和敏 季刊経済理論 55(4)   2019/01
大西広 長期法則とマルクス主義ー右翼、左翼、マルクス主義 花伝社 2018/04
cf. 福岡正夫 小泉信三先生とマルクス「資本論」 三田学会雑誌 111(1) 2018/04 1-11
高田太久吉 2007-10年金融恐慌が浮き彫りにした現代資本主義の歴史的特徴 季刊経済理論 55(1)  2018/04  4-14
佐々木隆治×斎藤幸平 「マルクスとエコロジー」刊行記念対談 2018/04/23
高田太久吉 現代資本主義の「金融化」と格差問題 経済 2018/05  63-75
cf. The Economist, Was Karl Marx Right?, 2018/05/05
cf. BBC Japan  資本主義は内部崩壊 マルクス生誕200年、5つの予言 2018/05/14
cf. 日経BizGate マルクス「資本論」は何を間違えた?商品の価値を決めるのは労働量ではない 2018/05/28
コスパス・ラパヴィツアス著 齊藤美彦訳 金融化資本主義 生産なき利潤と金融による搾取 日本経済評論社 2018/06
   同上書評 小林陽介 証券経済研究 106  2019/06 197-203
cf.コスパス・ラパヴィツアス著 横内正雄訳 金融化と資本主義的蓄積:2007-9年危機の構造的説明 季刊経済理論 47(1)  2010 43-55
岩佐茂 マルクスはアソシエーションをどう論じたのか 唯物論と現代 59 2018/06 18-34
佐々木隆治 マルクス資本論 シリーズ世界の思想 角川選書 2018/07
cf. 山田鋭夫 植村博恭ほか著 市民社会と民主主義ーレギュラシオン・アプローチから 藤原書店 2018/07 とくに第3章 現代資本主義論と制度派ケインズ経済学ー経済学の群像とその知的遺産ー(植村博恭) 
cf. Harvard online, Pros and Cons of NeoLiberalism, 2018/07/17
八木紀一郎 日本のアカデミズムのなかのマルクス経済学  分岐と変貌 季刊現代の理論 Vol.16 2018/08
的場昭弘 マルクス生誕200年に思う アソシアシオンの概念をめぐってーマルクスとプルードンのズレ 季刊現代の理論 Vol.16 2018/08
塚本恭章 資本主義とそのオルタナティブをめぐる主要論点ー伊藤誠「入門資本主義経済」を手掛かりにー 経営総合科学(愛知大学) 109    2018/09   75-99
cf. マイケル・ヘラー著 山形浩生・森本正史 グリッドロック経済:多すぎる所有権が市場をつぶす 亜紀書房 2018/10
大谷禎之介 資本論草稿にマルクスの苦悶を読むー資本論第2部第8稿全文とその関連資料を収録 桜井書店 2018/11
   同上書評 飯田和人 季刊経済理論 56(2)   2019/04   69-72
マルチェロ・ムスト著 江原慶・結城剛志共訳 アナザー・マルクス:21世紀のマルクス研究の地平 堀之内出版 2018/11
 同上書評 村上允俊 季刊経済理論 56(1) 2019/04 79-81
鈴木利公 金融危機の下地となる「経済の金融化」 三井住友信託銀行調査月報 2018/11
宮田惟史 マルクスとアソシエーション:新社会のモメントは資本主義のなかにある 政治経済研究所政経研究 111   2018/12    77-90 ファイル上79-92に所在


2019年出版公開分
岩佐茂 マルクスのアソシエーション論 唯物論と現代 59 2019 71-76
吉村信之 「金融化」の現代的諸問題とマルクス経済学 季刊経済理論 55(4)  2019/01 28-42
cf.京都大学経済研究所附属先端政策分析センター編 資本主義と倫理 東洋経済新報社 2019/03  岩井克人「経済の中に倫理を見出す」pp.35-68
cf.デイヴィッド・ピリング著 仲達志訳 幻想の経済成長 早川書房 2019/03
cf. PragerU  capitalism vs socialism  2019/03/04
斎藤正美 資本主義的生産様式における労働様式から社会主義的生産様式における活動様式への展開 政治経済研究所政経研究 112 2019/06 37-45 ファイル上39-47に所在
石倉雅男 貨幣経済と資本蓄積の理論 第2版 大月書店 2019/08
 石倉氏は1959生まれ 一橋大学博士 一橋大学教授
   同上書評 二宮健史郎 季刊経済理論 57(2)  2020/07 112-115
cf. 根井雅弘 資本主義はいかに衰退するのか ミーゼス、ハイエクそしてシュンペーター NHK出版 2019/08
cf. 根井雅弘 現代イギリス経済学の群像 白水社 2019/09
cf. ロベール・ボワイエ著 山田鋭夫監修 原田裕治訳 資本主義の政治経済学 調整と危機の理論 藤原書店 2019/09
cf. デヴィッド・ハーヴェイ著 大屋定晴監訳 経済的理性の狂気 グルーバル経済の行方を<資本論>で読み解く 作品社 2019/09
大谷禎之介・前畑憲子編 マルクスの恐慌論:久留間鮫造編「マルクス経済学レキシコン」を軸に 桜井書店 2019/10
 同上書評 堀内健一 季刊経済理論 57(3)  2020/10   93-96
村上研一 再生産表式の展開と現代資本主義:再生産過程と生産的労働・不生産的労働 唯学書房 2019/10  村上氏は1972年生まれ 関東学院大学博士 中央大学教授
さくら原論研究会(泉正樹 江原慶 柴崎慎也 結城剛志) これからの経済原論 ぱる出版 2019/10
cf. 佐々木隆治 志賀信夫編著 ベーシックインカムを問いなおす その現実と可能性 法律文化社 2019/10 
結城剛志 アナザー・マルクス:21世紀のマルクス研究の地平 経済学雑誌 120(1)  2019/10   13-35  結城氏は2010に東大博士 埼玉大学教授
小幡道昭 コンピュータと労働:再論 経済理論学会67回大会報告 2019/10/19
cf. 岡本哲史・小池洋一編著 経済学のパラレルワールド  入門 異端派総合アプローチ 新評論 2019/11
   同上書評 中村達也 東京新聞 2020/01/12
高田太久吉 現代資本主義をどう捉えるか:経済の金融化論の視点から 経済 290
2019/11  108-129
佐々木憲昭 日本の支配者 新日本出版社 2019/11 佐々木氏は1945年生まれ 1994-2017共産党衆議院議員
cf. Capitalism vs Socialism: A Soho Forum Debate, Reason TV 2019/11/15
長谷部孝司 金融化が意味するもの:福祉国家型金融システムの形成と変容 社会理論研究 20 2019/12   65-80
山崎好裕 入門数理マルクス経済学 ナカニシヤ出版 2019/12

2020年分
諸富徹 資本主義の新しい形 岩波書店 2020/01
cf. エリック・A・ポズナー/E・グレン・ワイル著 安田洋祐監訳 遠藤真美訳 ラディカル・マーケット 脱・私有財産の世紀 東洋経済新報社 2020/01
cf. ジョナサン・ハスケル+スティアン・ウェストレイク著 山形浩生訳 無形資産が経済を支配する 東洋経済新報社 2020/01
cf. デヴィッド・ウオルシュ著 小坂恵理訳 ポール・ローマーと経済成長の謎 日経BP社 2020/01
cf.日本経済新聞 イチから学ぶ資本主義 2020/01/01
松尾匡 数理マルクス経済学講義(1)   2020/02/21


松尾匡 数理マルクス経済学講義(2)   2020/02/25


経済理論学会代表幹事 東京大学経済学部長宛公開質問状 2020/02/26
 cf. 経済理論学会幹事会 日本学術会議経済学委員会委員長宛要望書 2013/10/05
宮田惟史 マルクスの経済理論の課題と方法 駒沢大学経済学論集 51(3) 2020/03 63-80
新田滋 資本主義、資本主義的生産、資本主義社会の区別について 専修大学社会科学年報 54 2020/03 137-162
大西広 マルクス経済学 第3版 慶應義塾大学出版会 2020/04
白井聡 武器としての資本論 東洋経済新報社 2020/04
サラタメ本 名著:資本論の解説 2020/05/02  


cf. 的場昭弘 未来のプルードン 資本主義もマルクス主義も越えて 亜紀書房 2020/06
結城剛志 ポストキャピタリズムの諸相ー貨幣の社会化への射程 季刊経済理論57(2) 2020/07  40-54
斎藤幸平 人新世の「資本論」 集英社新書 2020/09
ギャレス・デイル著 若森章孝ほか訳 現代に生きるカール・ポランニー 「大転換」の思想と理論 大月書店 2020/09
cf. エマニュエル・サエズ/ガブリエル・ズックマン著 山田美明訳 つくられた格差 不公平税制が生んだ所得の不平等 光文社   2020/08
cf. 円山雅祥 市場の世界 新しい経済学を求めて 有斐閣 2020/09
建部正義 マルクスは「比類なく困難な問題」を解決したのかしなかったのか 商学論纂 62(1・2)  2020/09  75-120
cf. 池尾愛子 森嶋通夫氏の「マルクスの経済学」に寄せて e論壇議論百出 2020/09/22 
伊藤誠 マルクスの思想と理論 青土社 2020/10

伊藤誠 書評 櫻井毅「宇野経済学方法論私解」2019年 季刊経済理論57(3)  2020/10  71-73
佐々木隆雄 書評「現代世界経済―馬場経済学の射程」2019年 季刊経済理論57(3)  2020/10  89-92
無署名 高田太久吉「現代資本主義をどう捉えるか」 金融・労働研究ネットワーク 2020/10/11
cf. 森村進 私有財産は多すぎるか?競売されるべきか? 一橋法学 19(3)  2020/11 19-63
斎藤幸平 「大洪水の前に:マルクスと惑星の物質代謝」を語る 政経研チャンネル 2020/11/06


   同上書評 相沢幸悦 証券経済研究114   2021/06   96-102
池上彰×的場昭弘 いまこそ社会主義 混迷する世界を読み解く補助線 朝日新聞出版朝日選書 2020/12
小西一雄 資本主義の成熟と終焉:いま私たちはどこにいるのか 桜井書店 2020/12
   小西氏は1948生まれ 上智大学法卒 中野区役所勤務経て 立教大学大学院 立教大学教授後 東京交通短大学長など。
   同上書評 松本朗 政治経済研究所政経研究 116  2021/06  135-141
   同上書評 柴垣和夫 季刊経済理論 58(4)   2022/01  97-99

2021年出版公開分
Kiichiro Yagi, Marx's theory of capital in the history of economics, Evolut Inst Econ Rev 18(2)  Jan.2021 465-489
小川雅弘 国民経済計算から見たマルクス再生産表式 大阪経大論集 71(5) 2021/01 15-35
泉正樹 近年のマルクス経済学における貨幣論の研究動向 経済学史研究 62巻2号 2021/01 69-74   泉氏は1998埼玉大卒2007東大博士 東北学院大学教授
嶋野智仁 日本製造業の金融化と資本蓄積:ミクロデータによる実証分析 季刊経済理論 57(4) 2021/01 55-73  嶋野氏は2016京大博士 松山大学准教授
SGCIM編 マルクス経済学 市場理論の構造と転回 桜井書店 2021/03
 3章 貨幣生成論の再検討 吉村信之
 4章 価値形態と現代の不換銀行券制度 泉正樹 
cf. Miesesmedia, What is socialism? 2021/03/24
松本朗編著 グローバル経済と累積債務の構造 晃洋書房 2021/03
   同上書評 飯島寛之 政治経済研究所政経研究 116   2021/06   127-134
泉正樹 資本主義の歴史的発展と経済原論ー「変容論的アプローチ」からの展開 東北学院大学経済学論集 194・195 2021/03 35-57
大澤真幸 新世紀のコミュニズムへ 資本主義の内からの脱出 NHK出版選書 2021/04
cf. L.ランダル・レイ著 鈴木正徳訳 ミンスキーと<不安定性>の経済学―MMTの源流へ 白水社 2021/04
cf.  ヨルゴス・カリスほか著 上原裕美子・保科京子訳 斎藤幸平解説 なぜ、脱成長なのか 分断・格差・気候変動を乗り越える NHK出版 2021/04
松尾匡編 最強のマルクス経済学講義 ナカニシヤ出版 2021/06
   同上書評 大西広 季刊経済理論 58(4) 2022/01 88-90
cf.橋本努 消費ミニマリズムの倫理と脱資本主義の精神 筑摩書房 2021/06
飯田和人 現代経済における「流通の水路」の存在と機能:資金循環分析におけるマルクス経済学的アプローチ 政治経済研究所政経研究 116 2021/06 41-57
cf.野口宏 情報財とサービス財を考える 政治経済研究所政経研究 116 2021/06 90-107
井上康・崎山政毅 貨幣とはそもそも何であるか、また貨幣に依拠し生み出される信用貨幣とは何か 立命館文学 674号 2021/07 133-111 
cf. 倉坂秀史 持続可能性の経済理論 SDGs時代と「資本基盤主義」 東洋経済新報社 2020/07
cf. Basic and Economic Glossary, Political Economy, 2021/07/30


掛下達郎 アマゾンの銀行化とアップルの金融機関化:金融化との関連で 証券経済研究 115 2021/09   21-41
建部正義 21世紀型世界経済危機再考 中央大学商学論纂 63(1・2) 2021/09 69-110
cf. 柴田徳太郎 J.R.コモンズの制度的経済学 日本経済評論社 2021/10
芦田文夫 「資本」に対抗する民主主義:市場経済の制御とアソシエーション 本の泉社 2021/10
   同上書評 小松善雄 季刊経済理論 59(2)  2022/07   59-61
海大汎 貨幣の原理・信用の原理 マルクス=宇野経済学的アプローチ 社会評論社 2021/10
大西広 マルクス派数理政治経済学 慶應義塾大学出版会 2021/10
佐藤一光 福祉国家論の理論的再検討 季刊経済理論 58(3) 2021/10 49-61
江原慶 資本による貨幣の変容:現代資本主義像の再構築のために 季刊経済理論 58(3)
斎藤幸平 カール・マルクス「資本論」2021年12月(NHK100分de名著)Mook NHK出版 2021/11
cf. 藤井聡 なぜ、日本人の9割は金持ちになれないのか ポプラ新書 2021/11
新田滋 管理通貨制=不換通貨制下における財政・金融政策の有効性:MMTないし反緊縮三派の妥当性をめぐって 季刊経済理論 58(4)  2022/01  24-38
FC2 com.  日本のマルクス経済学 2022/01/17公開開始
建部正義 世界的な物価高とマルクス貨幣・信用理論 前衛 1009 2022/02 70-86
新田滋 マルクスの唯物史観と歴史科学の可能性 専修大学社会科学年報 56 2022/03  229-257 新田氏は1986中大法卒1993東大経済博士 専修大経済教授
小林陽介 グローバル金融危機後の金融化の進展:米国株式市場の検討を中心に 法政大学経済志林 89(2)    2022/03    19-42
安田均 マルクスのアソシエーション論とその制約 法政大学経済志林 89(2)  2022/03  521-553
鈴木元 ポスト資本主義のためにマルクスを乗り越える かもがも出版 2022/04
大西広 マルクスの基本定理、労働価値説および史的唯物論 三田学会雑誌 115(1)  2022/04   1-15
的場昭弘 資本主義全史 SBクリエイティブSB新書 2022/04
cf. フランシス・フクヤマ著 マチルデ・ファスティング編 山田文訳 「歴史の終わり」の後で 中央公論新社 2022/05   342p.
cf. ダニー・ドーリング著 遠藤真美訳 山口周解説 Slowdown 減速する素晴らしき世界 東洋経済新報社 2022/07
江原慶 マルクス経済学は日本特有の古くて新しい学問 東京工業大学HP 2022/07/25
cf.前田裕之 経済学の壁 教科書の「前提」を問う 白水社 2023/08
飯田和人 現代貨幣論と金融経済 現代資本主義における価値・価格および利潤 日本経済評論社 2022/08   飯田氏は1948年生まれ 明治大学名誉教授
   同上書評 相沢幸悦 証券経済研究 120  2022/12   95-104
David Ruccio, Marxian Economics: An Introduction, PPE, Aug. 16, 2022
cf. 円山俊一+NHK「欲望の資本主義」制作班 脱成長と欲望の資本主義 東洋経済新報社 2022/09
cf. 丸山真人 人間の経済と資本の論理 東京大学出版会 2022/09
大内秀明 甦るマルクス 社会評論社 2022/10
斎藤幸平 マルクスと惑星の物質代謝 角川ソフィア文庫 2022/10
cf. 福光寛 岸田首相の新しい資本主義+ref. 1998-2022 中国経済思想摘記 2022/10/17
cf. アスランベイグイ、オークス著 安達貴教訳 ジョーン・ロビンソンとケインズ 最強の女性経済学者はいかにして生まれたか 慶應義塾大学出版会 2022/11
的場昭弘 マルクスで読み解く世界史 教育評論社 2022/11
的場昭弘 20歳の自分に教えたい資本論 現代社会の問題をマルクスと考える SBクリエイテブSB新書   2022/11
小倉将志郎 国際金融危機後の金融化と金融機関行動 駒澤大学経済学論集 54(2)  2022/12   19-42 小倉氏は2014年に<「経済の金融化」と金融機関行動>という論文で一橋大学で学位を取得。
松尾匡(ただす)×梅崎修 数理マルクス経済学 リクルートワークス研究所 2022/12/09
   松尾匡(ただす)氏は神戸大学出身 立命館大学経済学部教授

2023年分
斎藤幸平 ゼロからの資本論 NHK出版選書 2023/01
cf. 新川敏光 書評 高木郁朗著 中北浩爾編「戦後革新の墓碑銘」 大原社会問題研究所雑誌 771   2023/01 83-87
的場昭弘 「資本論」から読み解く現代社会 未来に残したい授業 2023/01/12


宮田惟史 マルクスの経済理論ーMEGA版「資本論」の可能性 岩波書店 2023/02
白井聡 今を生きる思想 マルクス 生を呑み込む資本主義 講談社現代新書 2023/02
cf. 蓮見雄・高屋定美編著 欧州グリーンディールとEU経済の復興 文眞堂 2023/02
cf. 資本主義経済と社会主義経済 NHK for School 2023/02/07
勝村務 マルクス経済学の論点:岐路に立つ世界を読むために 社会評論社 2023/03 
河音琢郎ほか編 21世紀のアメリカ資本主義 グローバル蓄積構造の変容 大月書店 2023/03   野呂栄太郎賞受賞(科学的社会主義の発展に貢献した作品に対し共産党が贈っているもの)
江原慶 脱成長論のマルクス経済学的検討 季刊経済研究(大阪公立大学) 41(1-4) 2023/03  3-28  えはらけい氏は1987生まれ2010東大経卒2015東大経済博士 大分大経て2022より東工大准教授
新田滋 マルクス歴史理論の実証研究によるフィードバック 専修大学社会科学年報 57 2023/03  249-262    新田氏は1962年生まれ 中大法卒後 1993東大経済博士 茨城大経て専修大学教授
Deepankaru Basu, The Basics of Marxist Economics, Jacobin 2023/03/12
的場昭弘 貨幣とは何か 未来に残したい授業 2023/03/27


小幡道昭 貨幣変容の構造理論 季刊経済理論 60(1) 2023/04 44-55
大友敏明 社会経済学基礎シラバス 法政大学 2023/04
大西広 マルクス経済学シラバス 慶應義塾大学通信教育課程 2023/04 
川崎志帆 社会経済学Ⅰ:資本主義の基礎理論シラバス 立教大学 2023/04
北原克宣 マルクス経済学基礎Aシラバス 立正大学 2023/4
佐々木隆治 経済学Ⅰ:社会経済学入門シラバス 立教大学 2023/04
佐々木隆治 社会経済学Ⅱ:資本主義の基礎理論シラバス 立教大学 2023/04
深澤竜人 現代資本主義論1シラバス 立正大学 2023/04
深澤竜人 現代資本主義論2シラバス 立正大学 2023/04
成田悠輔×斎藤幸平 希望はマルクスか、アルゴリズムか? 文芸春秋電子版 2023/04/29
奥村晧一 転換するアメリカ新自由主義 バイデン改革の行方 新日本出版社 2023/05
ジェイソン・ヒッケル著 野中香方子訳 資本主義の次に来る世界 東洋経済新報社 2023/05
江原慶 貨幣の変容論と現代貨幣論 信用理論研究  40  2023/05   1-19
大澤真幸 資本主義の”その先”へ 筑摩書房 2023/06
cf. 前田裕之 データにのまれる経済学 薄れゆく理論信仰 日本評論社   2023/06
cf. ルイシュ・カブラル著 青木玲子・大橋弘監訳 企業の経済学 産業組織論入門 日本評論社 2023/06
cf. 広野彩子編著 世界最高峰の経済学教室 日本経済新聞出版 2023/07 
大澤真幸×斎藤幸平 未来のための終末論 左右社 2023/07
Jason Hickel, On Technology and Degrowth, Monthly Review, 2023/07/01
John Bellamy Foster, Planned Degrowth: Ecosocialim and Sustainable Human Development, Monthly Review, 2023/07/01
斎藤幸平 <時に沿って>私の駒場とマルクス 東京大学教養学部報 638 2023/07/07
岩田佳久 現代資本主義論ⅠⅡ 2023年度 過去の講義資料 2023/07/09
ナンシー・フレイザー著 江口泰子訳 資本主義はなぜ私たちを幸せにしないのか ちくま新書 2023/08
合田寛 新自由主義の破綻と「新しい社会主義」への展望 経済 355 2023/08 85-99
伊藤誠 「資本論」と現代世界:マルクス理論家の追憶から 青土社 2023/09
大西広 「人口ゼロ」の資本論 持続不可能になった資本主義 講談社+α選書 2023/09
松井曉 ここにある社会主義 今日から始めるコミュニズム入門 大月書店 2023/09
合田寛 「新しい社会主義」の展望と「近代的所有権」の再考 政経研究時報 2023/09 7-10
Jason Hickel, The Double Objective of Democratic Ecosocialism, Monthly Review, 2023/09/01
斎藤幸平著 竹田真登ほか訳 マルクス解体 プロメテウスの夢とその先 講談社 2023/10
友寄英隆 「人口減少」社会とマルクス経済学 新日本出版社 2023/10
岩田佳久 現代資本主義論Ⅰシラバス 東京大学 2023/10
参照指示 https://moderncapitalismandprinciple.blogspot.com
John Bellamy Foster, Marxian Ecology, East and West, Monthly Review, 2023/10/01
Wei Zhang, China's Health and Health Care in the "New Era", Monthly Review, 2023/10/01
cf. 田中拓道 福祉国家の基礎理論 グローバル化時代の国家のゆくえ 岩波書店 2023/11
小幡道昭 貨幣の変容と多様化 経済理論学会71回大会報告 2023/11/05

吉田真広 債務国家資本主義―現代資本主義の蓄積構造 立命館経済学 72(4)  2024/03 116-132



Monetary Economics REFERENCE: 2016-2023

The Evolution of Money ....TransferGo  2017/01/11


貨幣金融論 REFERENCE: 2016-2023 in chronological order

2016年分 
建部正義 漂流する異次元金融緩和政策 前衛 931  2016/02   139-153
戦後日本の資本蓄積構造:日米経済摩擦と金融自由化 駒澤大学経済論集47(3) 2016/02 3-12
建部正義・高橋豊治編著 日中の金融制度・金融政策比較 中央大学出版部 2016/03
岩村充 中央銀行が終わる日 ビットコインと通貨の未来 新潮選書 2016/03
 同上書評 北村行伸 波 2016/04
建部正義 「マイナス金利付き金融緩和」の反国民的政策 前衛 933 2016/04 113-120
岩井克人 信任関係の統一理論化に向けてー倫理と法が重なる領域としてー 経済研究(一橋大学)67(2)  2016/04    107-123   岩井氏は 東京大学名誉教授  学士院会員
齊藤壽彦 日本の公的信用補完制度の現状と課題 地方金融史研究 47 2016/06 24-54
建部正義 マイナス金利政策の検証:なぜ日本はインフレにならないか 経済 249  2016/06 72-82
古川顕 貨幣の起源と物々交換(1) ロー、マルクス、メンガー 京都大学経済論叢 190(1)  2016/07   35-55 
早川英男 金融政策の「誤解」 ”壮大な実験”の成果と限界 慶應義塾大学出版会 2016/07
桂木健次 政府債務の償還と財源の通貨発行権(借換債と交付債)について 富山大学富大経済論集 62(1)  2016/07 141-154
齊藤壽彦 日本銀行のマイナス金利政策とその影響ー副作用を中心として 千葉商大論叢 54(1)  2016/09  1-27
齊藤壽彦 地方創生における地域金融機関の役割と課題 CUC view & vision 42  2016/09 38-44
建部正義 なぜ異次元金融緩和は失策なのか 新日本出版社 2016/11
建部正義 「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」について:日本銀行の「総括的な検証」を検証する 政治経済研究所政経研究 107   2016/12   35-48

2017年分
齊藤壽彦 マイナス金利政策と金融リスク ARIMASS研究年報 15  2017  1-17
木内登英 異次元緩和の真実 日経BP日本経済新聞出版 2017/01
鎮目雅人 貨幣に関する歴史実証の視点 日本銀行金融研究所貨幣博物館『常設展示リニューアルの記録』2017/03 
齊藤壽彦 日本銀行の持続可能性に対する信認の構造ー財政構造の健全化、財政健全化制度、財政健全化目標を中心として 千葉商大論叢 54(2)  2017/03  1-27
齊藤壽彦 中小企業の現状と課題 千葉商科大学中小企業支援研究 4 2017/03 2-9
松本朗 日本銀行の非伝統的金融政策の変遷と経済理論:マルクス経済学によるアプローチ 立命館経済学 65(6)  2017/03  142-156
古川顕 貨幣の起源と物々交換(2) ロー、マルクス、メンガー 京都大学経済論叢 191(3)   2017/08    1-16
福田慎一編 金融システムの制度設計 停滞を乗り越える、歴史的、現代的、国際的視点からの考察 有斐閣 2017/11
建部正義 現代の金融危機と資本論 前衛 955  2017/12  191-203

2018年分
江原慶 価値形態における計算貨幣 季刊経済理論 54(4)  2018/01  55-67
宮田惟史 マルクス信用論と金融化 立教経済学研究 71(3)  2018/01  1-28
木内登英 金融政策の全論点 日銀審議委員5年間の記録 東洋経済新報社 2018/02
建部正義 ビットコインは貨幣たりうるか 企業研究 32  2018/2  201-221
清水正昭 金融システムの不安定性と金融危機 日米英のバブルの発生と崩壊 日本経済評論社 2018/03
   同上書評 建部正義 政治経済研究所政経研究 111   2018/12   169-175
岩村充 金融政策に未来はあるか 岩波新書 2018/06
櫨(はじ)浩一 仮想通貨と経済 ビットコインを中心として ニッセイ基礎研所報 62  2018/06   111-119
伊藤壽英 有価証券法理の再検討:信用貨幣論からのアプロ―チ 比較法雑誌 52(2)  2018/09   179-210
建部正義 中央銀行の最後の貸し手機能(Lender of Last Resort)について:学説史的考察 中央大学商学論纂 60(1・2)  2018/09  281-329
白川方明 中央銀行:セントラルバンカーの経験した39年 東洋経済新報社 2018/10
齊藤壽彦 地域金融機関の事業性評価融資(Ⅰ):事業性評価の仕組と評価視点 千葉商大論叢 56(2)   2018/11   1-34

2019年分
泉正樹 商品貨幣の現代的展開 季刊経済理論  55(4)   2019/01   07-17
泉正樹 不換銀行券と商品価値の表現様式(3)ー現代の不換銀行券制度と資本主義の歴史展望ー 東北学院大学経済学論集 191   2019/03   33-56
齊藤壽彦 地域金融機関の事業性評価融資(Ⅱ):事業性評価融資推進方策 千葉商大論叢 56(3)  2019/02  1-42 
岩井克人ほか4名 資本主義と倫理:分断社会を越えて 東洋経済新報社 2019年3月 の紹介・書評へのリンク この本の中で岩井氏は信任の重要性を語っている
川端一摩 仮想通貨は「通貨」なのかー「支払手段」としての仮想通貨についてー 調査と情報(国会図書館調査局) 1044   2019/03/05    1-11
斎藤潤 新たな財政再建不要論:現代貨幣理論(MMT) 日本経済研究センターJCER 2019/06/20
大森拓磨 黎明期アメリカの銀行制度 中央銀行なき状態の苦悶と自生 東京大学出版会 2019/08
L.ランダル・レイ著 島倉原監訳 鈴木正徳訳 MMT現代貨幣論入門 東洋経済新報社 2019/09
cf. 青木優(日本総研)「財政緊縮主義」が間違いかつ有害であることを示すランダル・レイ「MMT現代貨幣論入門」2019/10/04
建部正義 リカードの貨幣数量説とマルクスによるその批判 商学論纂  61(1・2)  2019/09   305-352
「貨幣論」著者が説く「お金は信用がすべて。だからリブラは最悪だ」 The Asahi Shimbun Globe 2019/11/13
井上智弘 MMT 現代貨幣理論とは何か 講談社選書メチエ 2019/12

2020年分
鎮目雅人 歴史からみた現代貨幣理論の適用可能性:日本の事例を中心に(未定稿)2020/01 鎮目氏は早稲田大学教授
小林照義 金融政策 第2版 中央経済社
黒田明伸 貨幣システムの世界史 岩波現代文庫 2020/02
 本書は2003年初版、2014年改定増補版の同名図書の新版
 黒田氏は1958年生まれ 東京大学東洋文化研究所教授
円山俊人 NHK 欲望の資本主義制作班 岩井克人「欲望の貨幣化」を語る 東洋経済出版社 2020/02
岩村充 国家・企業・通貨:グローバリズムの不都合な未来 新潮社新潮選書 2020/02
福田慎一 金融論 市場と経済政策の有効性 新版 有斐閣 2020/03 
古川顕 貨幣論の革新者たち ナカニシヤ出版 2020/03
   古川氏は1942年生まれ 京都大学名誉教授後 甲南大学教授(現職かは要確認)
堀内勉 『岩井克人「欲望の貨幣化」を語る』「貨幣とは何か?」というシンプルで極めて難解な問い Honz   2020/03/18
建部正義 リブラと日本銀行の量的・質的金融緩和政策 前衛 988  2020/05 189-202
角谷快彦 寓話で学ぶ信用貨幣論 「新」経世済民新聞 2020/05/05
 角谷氏は広島大学大学院教授。角谷氏は大量の国債発行で国民を救うべきと主張。
建部正義 価値論なき貨幣理論:L・ランダル・レイ「MMT 現代貨幣理論入門」を読む 経済 297  2020/06  132-145
関志雄 中国は「財政赤字の貨幣化」を実施すべきか―支持を得られていないMMTに基づいた政策提案 野村資本市場クオータリー 2020Summer 210-215 
伊藤修・植村茂・鵜飼博史・長田健編著 日本金融の誤解と誤算 通説を疑い検証する 勁草書房 2020/07
廉了 世界各国で導入検討進む中銀デジタル通貨(CBDC) 三菱リサーチ&コンサルティング 2020/07/07    1-6
鎮目雅人ほか 信用貨幣の生成と展開 近世~現代の歴史実証 慶應義塾大学出版会 2020/08
齊藤壽彦 バブル崩壊以後の不良債権問題期における金融検査の改革 千葉商大論叢 58(2) 2020/11 1-61
ジェラルド・A・エプシュタイン著 徳永潤二・内藤敦之・小倉将志郎共訳 MMTは何が間違いなのか 東洋経済新報社 2020/12
   同上書評 相沢幸悦 証券経済研究114 2021/06 96-102
朴勝俊×建部正義×岡本英夫 「財政破綻論」は本当か? 政経研チャンネル 2020/12/22

2021年分
泉正樹 近年のマルクス経済学における貨幣論の研究動向 経済学史研究 62巻2号 2021/01 69-74   泉氏は1998埼大卒2007東大博士 東北学院大学経済教授
西部忠 脱国家通貨の時代 秀和システム 2021/01
松本朗編著 グローバル経済と債務累積の構造 晃洋書房 2021/03
   2章 債務累積と現代資本主義の変容 松本朗
 6章 グローバル経済下における国家と信用 吉田真広
SGCIM編 マルクス経済学 市場理論の構造と転回 桜井書店 2021/03
 3章 貨幣生成論の再検討 吉村信之
 4章 価値形態と現代の不換銀行券制度 泉正樹 
MMTとは フロプトカレッジ 2021/03/07


CBDCとスマホ決済の違い 奥達男 2021/04/15


原祐一 国債発行はどの程度まで可能なのか―社会保障との関連としてー 日医総研リサーチエッセイ 104   2021/04/22
井上康・崎山政毅 貨幣とはそもそも何であるか、また貨幣に依拠し生み出される信用貨幣とは何か 立命館文学 674号 2021/07 133-111
花輪俊哉 貨幣の進化と資本主義の発展 中央大学企業研究 39 2021/08 205-216 
湯本雅士 MMTをどう考えるか~異端からの挑戦~ 月刊資本市場 433 2021/09 60-72
江原慶 資本による貨幣の変容:現代資本主義像の再構築のために 季刊経済理論 58(3)
2021/10  6-18
建部正義 日本銀行の最近の金融政策をめぐって 政治経済研究所政経研究 117 2021/12 69-44
海大汎 信用貨幣の生成原理に関する一考察 北海道大学経済学研究 71(2)  2021/12  123-156
金井雄一 貨幣の内生性と現代貨幣理論(MMT)における論理不徹底 金融経済研究 44  2021/12  91-114
鎮目雅人 歴史からみた現代貨幣理論の適用可能性ー日本の事例を中心にー 金融経済研究 44  2021/12   115-130
小黒一正 財政にフリーランチは本当に存在するか~MMTの落とし穴 保険市場TIMESコラム 2021/12/08
小幡績 日本では絶対に危険な「MMT」をやってはいけない 東洋経済online 2021/12/13

2022年分
新田滋 管理通貨制=不換通貨制下における財政・金融政策の有効性:MMTないし反緊縮三派の妥当性をめぐって 季刊経済理論 58(4)  2022/01  24-38
飯田和人 MMTおよび内生的貨幣供給論における貨幣把握について:現代貨幣の流通根拠を巡って 明治大学政経論叢 90(1・2)  2022/01  1-38
伊藤隆敏 日本はMMTの成功例なのか Forbes Japan  2022/01/27
白塚重典 中央銀行デジタル通貨と金融政策 SBI research review 1, 2022/02
建部正義 世界的な物価高とマルクス貨幣・信用理論 前衛 1009 2022/02 70-86
河野龍太郎 公的債務の持続可能性を考えるー「デフレ均衡」崩壊までの距離ー 月刊資本市場 438  2022/02   4-14
早川英男 MMT派の信用創造理解:その貢献と限界 東京財団政策研究所 R-2021-052 2022/02/08
齊藤壽彦 信頼、信認、信用の基本構造(Ⅰ):金融論の核心 千葉商大論叢 59(3)  2022/3   1-31
金井雄一 イングランド銀行金融政策の形成 名古屋大学出版会 2022/04(1989年版再版)
望月慎 MMTと主流派の齟齬と一致を解剖する 経済学雑誌 122(1・2) 2022/04 95-110
建部正義 黒田日銀総裁の二期10年におよぶ金融政策を総括する 経済 319 2022/04 80-103
鈴木智也 CBDCの公共性と民業圧迫―民間ビジネスに及ぶ影響の考察 ニッセイ基礎研 2022/05/16
島倉原 MMT講義ノート:貨幣の起源、主権国家の原点とは 白水社 2022/05
 島倉氏は1974生まれ、東大法学部卒  現在はクレディセゾンの主任研究員
鈴木智也 CBDCの公共性と民業圧迫―民間ビジネスに及ぶ影響の考察 ニッセイ基礎研 2022/05/16
高橋亘 デジタル経済の貨幣論 信用理論研究 39 2022/05 93-118
島倉原 MMTが主流派に代わるパラダイムである訳 東洋経済online  2022/06/08
斉藤壽彦 不換制下における貨幣の一般的受容性の根拠に関する一考察 政治経済研究所政経研究 118  2022/06  3-26
伊藤修 バブル後の金融危機対応:全軌跡1990~2005   有斐閣 2022/08
飯田和人 現代貨幣論と金融経済 現代資本主義における価値・価格および利潤 日本経済評論社 2022/08   飯田氏は1948年生まれ 明治大学名誉教授
   同上書評 松本朗 季刊経済理論 59(4)  2023/01  75-77
   同上書評 相沢幸悦 証券経済研究 120  2022/12   95-104
楊枝嗣朗 国家は信用貨幣を廃止できるのか:新通貨学派の信用貨幣批判に寄せて 佐賀大学経済論集 55(2)  2022/09  2-26
建部正義 MMT(現代貨幣理論)批判再説 中央大学商学論纂 64(1・2) 2022/09 31-70
建部正義 新日銀法施行後の金融政策と財政構造の変化 季刊経済理論 59(3) 2022/10 32-44
楊枝嗣朗 貨幣と国家:資本主義的信用貨幣制度の生成と展開 文眞堂 2022/11
ゲオルク・フリードリヒ・クナップ著 小林純・中山智香子訳 貨幣の国家理論 日本経済新聞出版 2022/11
森田長太郎 政府債務 東洋経済新報社 2022/11
齊藤壽彦 近年における政策金融の役割:日本政策金融公庫の活動を中心として 千葉商大論叢 60(2)   2022/11  1-55
江口允崇・畑農鋭矢 財政の持続可能性とは何か?ー横断性条件、ドーマー条件、物価水準の財政理論ー 財務省財務総合研究所ファイナンシャルレビュー 150   2022/12  19-45
松本朗 非伝統的金融政策とバブル、インフレ:歴史と理論から読み解く 経済 327  2022/12  123-146

2023年分
西部忠 MMTからPMMTへー多様な観念通貨による貨幣の脱国営化 SBI research review 3, 2023/02
的場昭弘 貨幣とは何か 未来に残したい授業 2023/03/27



河村小百合 日本銀行 我が国に迫る危機 講談社現代新書 2023/03
   河村氏は1988年京大法学部卒 日本総研研究員
伊藤隆敏・星岳雄著 祝迫得夫・原田喜美枝訳 日本経済論 東洋経済新報社 2023/03
オリヴィエ・ブランシェール 21世紀の財政政策 低金利・高債務下の正しい経済戦略 日経BP日本経済新聞出版 2023/03
石田周 EUの金融制度の形成史 構造的パワー分析 文眞堂 2023/03
小幡道昭 貨幣変容の構造理論 季刊経済理論 60(1)  2023/04 44-55
前田真一郎 アメリカの金融制度と銀行業-商業銀行の業務展開 有斐閣 2023/05
江原慶 貨幣の変容論と現代貨幣論   信用理論研究  40  2023/05   1-19
金融庁 「諸外国における金融制度の概要に関する調査」報告書の公表について 2023/05/29
金井雄一 中央銀行はお金を創造できるか 信用システムの貨幣史 名古屋大学出版会 2023/06
高橋智彦 経済主体の日本金融論 国際書院 2023/06
清水功哉 植田日銀 こう動く・こう変わる 日経BP日本経済新聞出版 2023/07
齊藤壽彦 日本銀行の「量的・質的金融緩和」の導入に関する一考察:2%の物価安定の目標」を中心として」 千葉商大論叢 61(1) 2023/07 1-36
日本銀行決済機構局 中央銀行デジタル通貨(CBDC)に関する取組み 2023/07/20
イングランド銀行著 村井章子訳 イングランド銀行公式 経済がよくわかる10章 総合出版すばる舎 2023/08
久保田隆 法律学者の貨幣論-デジタル通貨・CBDCの未来 中央経済社 2023/09
白塚重典 金融政策:理論と実践 慶應義塾大学出版会 2023/09
田邊昌徳 ガバナンス貨幣論 理論・歴史・制度設計 岩波書店 2023/09
祝迫得夫編 日本の金融システム ポスト世界金融危機の新しい挑戦とリスク 東京大学出版会 2023/09
財務省 中央銀行デジタル通貨(CBDC)に関する論点整理① 2023/09/05
外務省 ユーロ圏の金融政策と欧州中央銀行 2023/09/21
齊藤誠 財政規律とマクロ経済 規律の棚上げと遵守の対立をこえて 名古屋大学出版会 2023/10
小幡道昭 貨幣の変容と多様化 経済理論学会71回大会報告 2023/11/05

2024年分
吉田真広 債務国家資本主義―現代資本主義の蓄積構造 立命館経済学 72(4)  2024/03 116-132




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Profile of Masaki Ina

稲正樹(いな まさき)  稲正樹 wikipedia 1949年生まれ 1973年北海道大学法学部卒 1977年北海道大学大学院法学研究科中退 1994年に北海道大学にて博士号授与。法学博士。 インド憲法の研究:アジア比較憲法論序説 北海道大学博士(法学)乙第4443号 1994...

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